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ぷらぷら〜っと



午前8時半、重たい体をなんとか起こし、とりあえず今日1日の行動をどうするかを暫し考える。
どうしても行きたい場所と会いたい人がいる。
しかし、昨日の激務を終えて帰宅し眠り着いたのは午前5時。


体はクタクタ、眠気もマックス。
でも、やっぱりどうしても行きたい。
ということで意を決して準備をし、久しぶりの電車🚃に乗り込みました。
行先は熊本。
新幹線🚄で行けば1時間ほどで到着するのですが、交通費の節約はもちろんのこと、なかなか電車🚃に乗る機会もないので、ゆっくり電車🚃に揺られながら読書したくてあえて2時間半かけてプチ一人旅。



西鉄電車🚃で大牟田まで行き、大牟田からはJR。
本当なら大牟田にも行きたいところがあったのですが、本日は定休日だったのでまた別の機会に。


初めて降り立った熊本駅は、そんなに大きいわけではないけれどとても綺麗な駅でした。


そして、初めての路面電車🚋へ乗り込んで目指すは辛島町。
私は初めての路面電車🚋に密かに大興奮。
電車🚃なのにバス🚎のように停車ボタンを押して停まってもらうし、信号で度々止まるし。
よく分からないけど、面白すぎる。
なにより車体がコンパクトで可愛らしい。



とまぁ、路面電車🚋に興奮してる間に目的地へ到着。
そこからスマホのナビを頼りに最終目的地へ。
徒歩で5分もかからないところにありました。




私がどうしても来たかったところ
「橙書店」
そして、お会いしたかったのは店主の田尻久子さん。
前に田尻さんのエッセイ「猫はしっぽでしゃべる」を拝読し、田尻さんの紡ぐ言葉が好きだったのと、橙書店は私が目指しているものにとても近いと思ったのです。
だから、どうしても来たかったしお会いしたかった。


こじんまりした店内には、田尻さんが厳選した本たち、そして所々に雑貨もあります。
窓辺の一角はカフェスペース。
売られている本も、店内の雰囲気も、田尻さんのセンスがキラリと光っていました。
玄関から店内に入って見回し、店主の田尻さんの姿を捉え、胸がいっぱいになり危うくポロリしてしまいそうになりましたが。
やっぱりここへ来て良かった。来るべきだったと感じました。
ランチ🍽は、ドライトマトのガーリックライス。
お料理も優しいお味☺



なんといってもここは居心地がいい。
初めての緊張はすぐに吹っ飛び、静かに流れる音楽と常連さんたちと田尻さんの会話をバックミュージックに、食事後は、今日中にLINEオープンチャットで感想をあげる予定にしていた「君たちはどう生きるか/吉野源三郎」の感想をまとめたりして。


許されるならばずっと滞在したいところですが、ご迷惑になってもいけないのでキリのいいところで切り上げて、お会計のときに勇気を振り絞って、田尻さんに話しかけてみました。
田尻さんのエッセイを拝読してお会いしたい、橙書店へ行ってみたいと思ったこと、熊本が予想以上に素敵な街でお気に入りになったことなど。


田尻さんは自分から積極的に話される方ではないけれど、話し出すと目線が同じ。
私が文章から感じた人柄のイメージそのままでした。
お話できて本当に良かった。ますます憧れの人となりました。


さて、本日の目的を果たした私はせっかくなので少しだけ熊本の街を散策することにしました。
母がアーケード街にある老舗の長崎書店を教えてくれていたのでまずはそこへ。
途中、熊本城🏯が見えたので記念に。




ちょうど五味太郎さんのエッセイ&写真集の発刊を記念して、五味太郎さんが撮影された写真が展示されていたので暫し観覧。
そして、検索してみたら近くに古書店が2件あったので、そちらにも足を伸ばしてみることにしました。



個人古書店に来たの久しぶりで、またもや興奮状態に。
好きだなぁ〜、こういうお店。



そんな感じで熊本を満喫して、本日の戦利品は橙書店で購入した「みぎわにたって/田尻久子」。
こちらは、ご本人にサインしていただきました。


それと古書店で購入した本たち。
私、またハマりそうな人を見つけてしまったようで。
そのことについては、また別の機会にお話しましょ。



好きな街がまた1つ増え、積読本📚はますます大変なことになりました🤣



と、熊本プチ一人旅のこの記事を書いていたら地震の速報が届いてきました。



まさか、行ったばかりの熊本で。。。
大丈夫かしら🥲


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