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しゃばけ/畠中恵


前回、仕方なしに第2弾から読み始めた
#しゃばけ シリーズ。

図書館に予約して、第1弾をやっと拝読しました。





"娑婆気 しゃばけ"
俗世間における、名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心。


幼い頃から病弱で、いつも行動が制限されてしまう主人公の一太郎さん。
一太郎さんはとても不自由に感じますが、多くの愛に包まれてはいるのです。

さて、そんな一太郎さんと一太郎さんを慕う妖たちで事件を解いていくファンタジーミステリー。
今回の事件は、タイトル通り欲望に囚われるということがテーマになっています。



誰しも、それぞれに自分が思い描く希望があることと思います。
お金持ちになりたい、美しくなりたい、トップに立ちたいetc…
希望を持つことは素敵なことです。
生きる活力になるから。


ただ、自分本位な想いは、希望ではなく欲望となってしまうのではないでしょうか。
希望の先には、自分本意な想いと幸せと共に、周りの人たちが幸せであることを忘れないようにしたいものだということを本書から学ばせていただきました。


「強くなりたい、たとえ心地よくないことでも、受け止めれる強さを身につけたい」
(一太郎さんの言葉を本文より抜粋)

強くなるのは誰のため❔
これからも自分に問いながら生きたいものです。


しゃばけシリーズ、これからも少しずつ読んで行こうかな。


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