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バーのマスターはおかわりをすすめない/林伸次







渋谷で『カレーがおいしい、ワインとボサノヴァのバー』と名高い”bar bossa”のマスター、 #林伸次 さんの著書、 #バーのマスターはおかわりをおすすめしない を拝読しました。







著者である林さんのことは、Twitterで知ったような気がします。
ツイートやブログを読ませていただき、著書を拝読したいと思いました。



本書は、バーのマスターが書くエッセイなのですが、お客さん目線、店側の目線どちらでも楽しめる内容です。
お店を選ぶ時のポイント、楽しみ方も学べますし、飲食店で働く楽しさ、心得も学べます。


学べるといっても堅苦しい文章な訳ではなく。
美味しいお酒を飲みながらマスターと楽しく会話をしているような気持ちになれるのは、文章から著者の柔らかさが滲み出ているからでしょう。



そして、私のお気に入りのBAR”真夜中”のマスターと雰囲気の似ている方だと、勝手ながら感じました。
半年に1度くらいしか来店できていないに関わらず、いつ行っても居心地良いお店。
居心地良いお店の店主は、どことなく雰囲気が似ているのかも。


程よい距離感、人としての温かみ、さりげない心配り。
私が居心地が良いと思うお店の店主に共通していること。
bar bossaも、きっととても居心地良いお店なんだろうと思います。いつか、必ず行きたい1件です。



そして、改めて飲食店で働くのは楽しいと再確認もできました。

『お店に立つということは誰かの人生に参加しているということなんです。』
(本文より抜粋。)

同じく飲食店で働く者として、この言葉は心に深く刻み込みたいものです。


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