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もどってきたアミ/エンリケ・バリオス、さくらももこ(絵)、石原彰二(訳)






積読本📚の中から、エンリケ・バリオスの
「もどってきたアミ」を拝読しました📖´-
(2022,7,7 読了)




こちらは、読友さんが贈ってくださった本です。
前に偶然手元に届いた「アミ 小さな宇宙人」の続編となります。
本書も今ではプレミアがついてなかなか手に入れるのが難しいのですが、いつか必ず拝読したいと思っていたところ読友さんが贈ってくださり、またもや偶然という名の必然とでもいうように手元に届き、感涙してしまいました🥹




主人公の元に再び現れたアミが「真実の愛」をより理解しやすくするために伝えてくれたのは、大きく分けて「ツインソウル」のことと、「執着」のことかと思います。


ツインソウルとは「双子の魂」という意味で、前世から深い関係を持っている人同士が持つ魂のことです。

もともとひとつだった魂が、前世で2つに分かれます。そして、現世でお互いが成熟したあとに出会う運命になっている、それがツインソウルです。
マイナビウーマンより







私は、少し前にこの「ツインソウル」という言葉を知り、自分の魂の片割れに出逢えたような錯覚に陥っていたのですが。
本書を拝読して改めてそれは大いなる勘違いだと思いました。
なぜなら、まだ私の中には「執着」が蔓延っているから。


エゴイストはよい水準に達していない。よい水準に達していないひとは、双子の魂に出会うことができない。




「執着」と「愛」は似て非なるもの。
ここを混同してしまっていることが多いのも事実かと思います。
「愛」は縛りがありませんが、「執着」には縛りが発生します。
傍にいないから幸せではないなどと感じるのは「執着」。
こういう「執着」があるから、かえって離れてしまうということに気が付かないといけない。
はい、これ書きながら自分に言い聞かせています。



そして、「愛」は狭い範囲のものだけではないということも、再三アミが伝えてくれています。
一人一人が広い規模で「愛」を注げるようになっていかないといけないと。
本書は17年前くらいに書かれたものですが、その中で現代に起こっていることがそのままかかれていました。


近い将来、きみたちの惑星には、いくつもの大変なことが起こりはじめるよ。

地質や気象・生物の大きな変化、そして大異変や疫病、さらに数百万のひとたちが感染して苦しむ新しい病気が生まれる。




これは予言とかではなく、本書が書かれたときの世の中を見ていたら予想のつくものだったのだろうと思います。
過去に行われていたことが、現在結果として現れているのだから。



では、未来を良いものにするにはどうすればいいのかというと、やはり今私たちの意識改革が必要となります。

神やだれかがやってくれるのを待っているのではなく、自分たちで行動することだ。
ただ待っているだけだとしたら、たどりつくところは、破壊だけだよ。




厳しさの中に慈愛のあるアミの言葉。
私はまだ充分に理解は出来ていません。
何度も繰り返し再読して、少しずつでも意識を変えて、行動をしていければと思います。




最後に、いつも私の心を掬って気付きを与えてくれる本書を贈ってくださった友人に心から深く感謝いたします𓂃𖤥𖥧𖥣⋆*







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