自動車事故のない世界が嬉しい、楽しい、大好き
タイトルの名前負けをしないように頑張って書いていきたいと思います。
数ある職業の中で、損害保険と言う仕事を選び、
さらにその中で自動車事故の保険金支払いの仕事を選んだのが私です。
将来的にはAIに奪われる仕事とされていますが、いまだに自動車保険の収入保険料は損害保険会社の中で大きく、ゆるやかに縮小こそしていってもすぐにはなくらない仕事でもあります。
言い換えるなら
今までも重要だったし、これからも一定期間はその重要度が落ちることのない仕事とも言えます。
もう少し具体的に仕事を紹介させていただきますと、
自動車事故がおきた際の、物損(物が壊れた)や人身損害(ケガをした、させた)の保障や補償をしています。
不幸にも事故に遭遇して、困っているお客様のために早く、適切に、適正額を支払うのが仕事です。
適正に、というところは非常にポイントで、声の大きな人(請求マインドの高い人)に多く払うこともできないですし、懲罰的に少なく払うこともできません。
一定の法律、裁判例、会社ルールにのっとり、支払われる額は決まっており、いかにその金額で納得してもらうかの、いわゆる示談交渉(ネゴシエーション力やファシリテート力)をしています。毎日。毎時間。
仕事内容を大まかに書いたところで、本日のタイトルに話を進めていきます
自動車事故のない世界が嬉しい、楽しい、大好き
でした。
嬉しい
…この気持ちは多くの交通事故遺児、被害者、加害者になってしまった契約者などをみてきたので、心からそう思います。
交通事故のない世界がきたら嬉しい。
自動運転の完成、導入が待たれます。
シェアリングエコノミーで自動車の保有台数減や自動車使用機会を減らすことも効果的です。
楽しい
…自動車事故を気にせず、恐れず生活ができるならきっと楽しい。
道へ飛び出しても、大丈夫だし、子供が公園にもっともっとのびのびと遊べるはず。
大好き
…愛、愛情? この感情と交通事故は本来無縁です。
愛情の反対は無関心とマザーテレサは言いますが、自動車事故においては愛情の反対は死亡かもしれません。
死んだら何もできません。最愛の家族に何もしてあげることができません。
愛情を注げる相手が理不尽に交通事故で死亡したりしない世界、、大好き、です。
さて、ドリカムもまさか自分たちの歌で交通事故を語られるとは思っていなかったと思いますが、イチ損害保険会社に勤務するサラリーマンの一人として、日々自動運転の技術開発に汗を流すエンジニアの皆様に感謝申し上げます。
自動運転車両の市場登場を待っています。
事故のない世界はきっと嬉しい、楽しい、大好き、だと思います。
2020年が自動車2.0として、事故のない世界の実現が来てほしいと思います。
結果的に
いまの私がやっている自動車事故の保険金支払い部門はなくなるのかもしれませんが、他の保険会社や保険商品を必要としてくれる人の役に立てる他部門で頑張って働きたいと思います。
事故のない世界を
早く。
参照:MBA損保マンのブログ