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活性酸素は万病の元

こんにちは

活性酸素と聞くと、
体に良い物質のように思えてしまいますが、
実際は、その反対で活性酸素は全身の細胞という細胞を
破壊してしまうほどの強力な力を持つ
非常に危険な存在なのだそうです

病気の原因の約9割は
活性酸素が細胞を破壊することにより
起こるとされているくらい、破壊力があるとか…

活性酸素は体内で変化し続けながら
老化の促進や、がんの発生を活発化させる
働きがあるそうです

つまり、活性酸素を抑えることができれば
いつまでも若々しく健康でいられるということです


活性酸素が体の中で発生するメカニズム

活性酸素は、呼吸することにより体内で発生します

その仕組みは、まず体内に取り込まれた酸素は
全身の細胞へと運ばれます

酸素は細胞でエネルギー代謝を行なうための
材料として使われます

その中でごく一部が中途半端に加工された
不安定な酸素として残ってしまいます

つまり、エネルギー代謝による
燃えカスのような存在ですので
活性酸素は酸素を使ったときの副産物となります


段階を経て破壊力が強力になる

第一の活性酸素スーパーオキシドラジカルは
呼吸によって細胞内に発生します

この段階では、活性酸素の破壊力は
それほど強くありません

なぜなら細胞内には、抗酸化酵素といって
酸化を防ぐ酵素が備わっていて
そのおかげてスーパーオキシドラジカルは
速やかに消去されます


抗酸化酵素の役割

最も多いとされる抗酸化酵素は
スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)
とよばれるもので
呼吸によって発生したスーパーオキシドラジカルは
スーパーオキシドディスムターゼによって
無害な水に処理されます

しかし、このスーパーオキシドディスムターゼの
働きは加齢が進むにつれて衰え、
20代でピークに達し、40代では半分程度になり
その後は加速的に低下します

運動不足はスーパーオキシドディスムターゼの
働きを低下させてしまいます

適度な運動は抗酸化酵素の働きを高めます

逆に激しい運動は
活性化酸素の発生を活発化してしまいます

つまり、常日頃から抗酸化酸素を活性化する働きを
鍛える必要があるのです

また、同じように肝機能の低下も
スーパーオキシドディスムターゼの働きを低下させます

スーパーオキシドディスムターゼ(以下SOD)は
肝臓で作られて全身に送られるからです
大元である肝臓が悪化すれば活性酸素を抑制する
スーパーオキシドディスムターゼを
生成する働きも低下します

暴飲暴食や睡眠不足で肝機能が低下すると
SODの生産量も減少します

当然細胞の中でSODが少なくなれば、
活性酸素が一気に増殖します


活性酸素が過酸化水素になると大変なことに

怖いのは第二の活性酸素である
過酸化水素になることです

より攻撃的な破壊力を持ちながら、
細胞膜を通過して血管内に進出します

本来丸いはずの赤血球がいびつになり、これは
赤血球に含まれた水素が過酸化水素に奪われた証拠です

赤血球の水素が奪われ続けると
体調不良が形となって現れます

過酸化水素が増え過ぎると
次第に血液内の酸素を運ぶ働きが悪化します

こうなると常に疲れてしまい、
やる気も削がれていくそうです

こうした全身の倦怠感に加え新陳代謝も低下し
さらに増え続けると血管内の細胞を傷つけてしまいます

過酸化水素に狙われるのは、赤血球だけでなく
白血球も狙われます血管壁の内皮細胞から
水素を奪われ、傷ついてしまいます

これにより脂肪がつきやすくなり
動脈硬化や血流停滞、血栓症など
さまざまな血管トラブルが引き起こされるそうです

赤血球の膜を攻撃している間に膜が破れてしまい、
鉄分が流出し、これにより第三の活性酸素が
生まれてしまいます


活性酸素はDNAまでも破壊

金属があるとヒドロキシラジカルという
毒性が強い活性酸素になります

ヒドロキシラジカルの何が怖いかというと、
体内に対抗できる抗酸化酸素が無い点です

ありとあらゆるものを壊していき、
核の中のDNAまで傷害します

血管内であればどこにでも出没し、
遺伝情報を持つDNAを破壊します

DNAが修復されずに遺伝情報がミスコピーされた
結果が、がん細胞を増殖させてしまうのです

また、脳の神経細胞は分裂できません

一旦破壊されると物忘れ、記憶力の低下が加速し
認知症などの大きな原因とされています

ですので、
できるだけ活性酸素を弱い段階で抑えるためにも
バランスの良い食事や適度な運動、良質な睡眠が重要です


血糖値を下げるには

血糖値を上げるのは糖質ですから、
糖質を制限して食事をすると
血糖値の変動はゆるやかになるそうです

同じ人でも、
食べるものによって血糖値の変動が変わります

肉などカロリーの高い食事をしても
血糖値はほとんど変化しませんが
逆に一番変動が凄いのがご飯です

とにかく食後1時間以内に急上昇します

糖質を動かすのは、あくまでも糖質であって
カロリーでも脂でもないのです

炭水化物は重要な栄養素ですから、
完全に絶ってしまうのはオススメすることができません

しかし、ある程度健康のためにも
制限する必要があると思います

何事も、『食べ過ぎは良くない』ということです


糖の取りすぎが様々な病気を引き起こす?

人間が生きていく上で理想とする食事は
元禄時代の頃の食事だそうです

当時の人々の一日の糖の摂取量は、なんと
たったの15gだというのです

そして、現代はなんと倍の90gも摂取しているので
これでは病気を引き起こしてしまうのも無理ありません

現代は飽食の時代です

15gの制限は無理だとしても、
せめて30g以内に抑えた方がいいかもしれません

そうすれば理想とする健康状態を
保つことができるかもしれませんね

当然のことながら、がんというのは
一瞬で出来るものではありません

もともと備わっている状態にあるので、
突発的に発症することはありえないそうです


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

乳がんを例にあげると
発症するまでに10年〜15年かかるとされているそうです

がん細胞は誰でも生まれるものだそうですが
ほとんどは免疫でやっつけられるそうです

ですが、その間の生活習慣が悪いと
がんの発症を進めてしまいます

がんを発症してから抗がん剤治療などを行なうのは
あまりにもリスクが高過ぎます

体調を崩したら病院で治してもらう、
という考えをお持ちの方は
今一度考えを改めた方が良いでしょう

今からでも遅く無いので
食生活を見なおしたほうがいいです

食事だけではなく、ストレスをためないためにも
適度な運動、良質な睡眠を心がけましょう

病気になってからでは遅いのです

病気にならないためにも、
日頃の食生活を含めた生活習慣の見直しは大切なことです

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