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サウナ後のかけ湯かけ水、水風呂について

こんにちは

サウナを出た後に限らず、
銭湯や温泉などの公衆浴場でも浴槽に入る前には
かけ湯、身体をきれいに洗ってから入るのが
マナーなのは周知されていると思います

今回はサウナの後の水風呂前のかけ湯かけ水、
そして水風呂入浴についてお話しします


水風呂の効果

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・湯冷めしにくくなる
・免疫力を高める
・脂肪の燃焼
・血圧の改善

水風呂を出ると、
血管は反射的に以前より広がるため
水風呂から出たあとなのに身体がポカポカと温まります

このような血管の伸縮は、反応を強く起こし
自律神経系の訓練に役立つので
神経衰弱や、自律神経の失調により起こる
諸症状の改善に効果があるといわれています

交感神経を刺激して、自律神経系の調節能力を高め
身体の緊張を取り戻すなどの効果もあるそうです

水風呂は、サウナで広がった血管が引き締まり、
湯冷めしにくくなる効果もありますが
サウナに入って血管が拡張した状態のまま
いきなり水風呂に入ると血管は急激な収縮を起こします

サウナ後の冷水浴は
血管の反応を強く引き起こしますので
動脈硬化症・高血圧症・高度の糖尿病罹患者、
心臓病の人は思わぬ突発事故を起こしかねませんので
避けた方が良いでしょう


サウナ後のかけ湯かけ水はマナー

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サウナでめいっぱい蒸されて汗だくになり
そのまま水風呂や湖・川に飛び込むのは憧れですよね

火照った身体を今すぐにでも冷やしたいから
冷たい水風呂に入りたい気持ちはすごく分かります

しかし、汗をかいたまま入ると浴槽の水が汚れたり
ほかのお客さんを不快にさせてしまう原因にもなります

かけ湯かけ水なしでそのまま水風呂に入ってOKという
施設があるようですが、
水質が悪そうで私は生理的に受け付けません笑

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サウナを出たら、
汗をしっかり流してから入るのがマナーですし
水質を守るためにも必要なことだと思っています

温水or冷水シャワーや
かけ湯orかけ水で汗を流してから
水風呂に入る方が衛生面では絶対に良いと思います

また、汗を流すほかにも
いきなり冷たい水風呂に入る際にかかる
身体の負担を減らすことができるメリットもあります

そして、かけ湯・かけ水をするときは
ほかのお客さんにかからないよう
しゃがんで静かに流す気遣いも大切ですね◎


かけ湯派?かけ水派?

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水風呂にある桶を使い冷たい水で汗を流す方法や
あつ湯やぬるめのシャワーなど
好みの方法で汗を流すと思います

私はサウナで十分に蒸された後、
冷たい水を浴びたい気持ちや
冷たい水風呂に飛び込みたい気持ちはありますが、

水風呂の快感を味わうのを楽しみにするため
あえて熱いシャワーで、
頭からつま先まで丁寧にかけ流します

『え、サウナで散々熱さを味わっているのに
熱いシャワーだなんて…』

と、かけ水派の方に思われてしまいそうですが、
先にシャワーやかけ水で冷たさを味わってしまうと
冷たい水風呂に全身を包まれる最高の快感が
半減してしまうと気づいてから
熱いシャワーで汗を流すようになりました

サウナに特化した、とある温浴施設に行った時に
サウナ、熱いシャワー、水風呂と並んでいて
シャワーの入り口に
『かけ水よりもかけ湯をオススメします』という
掲示物を見たことがあります

サウナ水風呂初心者さん向けに

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水風呂に入り慣れていないと
とても冷たく感じてしまいますよね
それは拷問のような感覚だと思います笑

また、体が十分に温まっていない場合は
普段平気でも冷たく感じてしまったり
体にも負担をかけてしまうかもしれません

初心者さんにオススメしたいのは
冷たさを慣らすために
先に手や腕を水風呂に浸けることです

そして、水風呂に入る場合は
足の方からゆっくり入るようにしましょう

一気に全身まで入ると
心臓への負担が極端に大きくなり
ヒートショックと言われる血圧の急な上昇によって
失神や心臓麻痺、脳卒中を引き起こす危険があります


施設によって潜水OK・NGさまざま

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水風呂に入る際、潜っている方をたまに見かけます

施設によっては潜ることをOKとしている所が
まれにありますが
ほとんどが潜水禁止の場合が多いです

頭の先まで水風呂に入りたい!と行動に移す前に
あらかじめ潜っていいか確認しましょう

潜水が禁止の場合も、
頭もしっかり冷やした方が全身冷却されるので
水風呂入浴後に水風呂の水を頭からかぶると良いでしょう


番外編:夏場と冬場では、水風呂入浴の長さを調整する

かけ湯orかけ水後の、水風呂に関する余談ですが、
水風呂に入る時間を季節や気温・水温によって
調整できると尚良いでしょう

水風呂に入る目安時間は平均1~2分程ですが
寒い場合は無理せずに出ましょう

冬場に水風呂に長く浸かると、
その後の外気浴で体が冷えすぎて
最悪の場合、凍えてしまうこともあります

私もサウナ初心者の頃、はじめての冬を迎え
水風呂に浸かる時間を夏場と同じようにしていたら
外気浴で完全に凍えてしまったことがあり、
水風呂の水温や外気温によって
水風呂に入る長さを考えるようになりました

慣れてくると体の感覚で
『これくらいにしておいた方がいいかな?』
という勘が無意識に働くようになり
その場の環境によって水風呂に入る時間を短縮したり
真冬だと水風呂に入ることをカットして
そのまま外気浴でととのう、ということも
するようになりました

外気浴の際、体が冷えないように
大きめのタオルやポンチョなどで身を包むのも良いですね


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

『サウナは好きだけど、水風呂が苦手』
という方もいらっしゃると思いますが
身体を十分に温めたり
かけ湯かけ水で身体を慣れさせると
案外克服できる場合もあると思います

私もサウナに入るようになるまで
水風呂は正直苦手でしたが
苦痛から快感に変わることができると、
サウナも好きですが水風呂も大好きになりました

水風呂にも慣れてくると、
初心者の頃は17〜8度が適温だと感じていたものが
今はもっと冷たさを追求するようになり
水温が低いとテンションが上がります笑

サウナだけではなく、お風呂に入る際も
かけ湯かけ水は身体のためにも行った方が良いことですし
衛生面やマナーとしてもぜひ心がけてほしいですね◎

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