【402/1096】子どもニーズカードを使ってみる

402日目。今日は、11月11日。1111。ポッキーの日ですよ。久しぶりにポッキー食べようかと思ったけど、歯医者に行ったら、削った歯がけっこうヤバい感じで神経抜くか抜かないかの瀬戸際で、ぴえーんとなったので、お菓子は自粛。
Amazonで本を買いすぎるので、少しでも減らそうと、「その本図書館にあります」を導入したら、すごくよくてホント世の中便利だなーと感謝する。(徒歩5分に図書館あり〼)


NVC(非暴力コミュニケーション)というのを学び始めたのは2017年なのだが(余談だが、私が今続けている学びものは、だいたい2017年に始めたもの。)、そこでつながった友人が「子どもニーズカード」というのがあるのだと教えてくれ、開発者の能美たかこさんの話を聞く機会があった。

早速買った。
話を聞きながら、購入したよね。即買い。

子どもニーズカード

このカードは、子どもの感情や願いにフォーカスして、コミュニケーションをするための手助けをしてくれるツールである。

子どもが不快な感情をまるごと抱えるのは無理なことで、発達の段階に合わせて、抱えやすいように養育者がサポートする必要がある。

自分の感情は、イヤな気持ちも含めて、全部大事なものだよと伝えてはいるけども、イヤな気持ちの出し方がうまくいかなくて相手と喧嘩になったり、傷つけたりしちゃうこともある。

そんな時にはじっくり話をきく。
でも、子どもは、話を相手がわかりやすいように話せないので、そのときの気持ちを「こんな気持ち?」と推測して言葉にしても、「うーん・・・」とわかりにくいときがある。

この子どもニーズカードを使うと、子どもがすごく表現をしやすくなるようだ。

絵を見ながら、「その時、どんな気持ちだったかなあ?」と自分の気持ちのカードを選ぶ
選ぶと気持ちがスーッとおさまるのがわかる。
カードの中に無い気持ちは、「ここに無い」と言って、絵を描いたり説明したりしてくれる。

そのあとに、「その気持ちになったとき、本当に大事にしたかったのはどんなことだったかなあ?」とニーズカードを選ぶ。

「自分はこれが大事にしたかったんだ」と気づくと、「じゃあ、次に同じようなことがあったらどうしよう?」も考えやすくなる。
このことを相手に伝えてみる?」というのも考えやすい。

お友だちとケンカして帰ってきて、しょんぼりしていたのが、「大丈夫!」と自分で立ち直っていく。

先生に叱られたと泣いていたのが、「次はこうしてみようかな」と思えるようになる。

などなど。

きょうだいげんかの仲裁も、このカードを使ってやるとフラットにできてよい感じ◎

子どもは、自分の感情によいとかわるいとかの判断をつけずに、これはこういう名前があるんだ!と受け取るのが早い。
子どもとやっていると、大人は拗ねてるんだなあと思うことがある。
この感情、と素直に受け取るのがイヤな気持ちが湧いてきて拗らせる。
(おお、「こじらせる」と「すねてる」は同じ漢字だった!)

私はこのカードを使って話す前に、子どもたちに自分の身体がいまどんな感じがあるか?を確認している。
その感覚が、呼吸してみるとどう変わる?とゲームみたいにしてやってみてもらう。
ある時、うまく呼吸が吸ったり吐いたりできなくても大丈夫で、できなくても問題ないと言ってやってみてもらったら、案外うまくやるのだ。

細くながーく吐いてみるというのは、「ママとどっちが長く吐けるか競争しよう」とやってみたらうまくできた。

そして、「呼吸した後、身体の感覚はどう?」と聞くと、
しゅーっておなかの中に入って、出ていったよ!」と言っていて、ビバ!!成長期!!!と叫びそうになった。
なんて早いんだ!

私に抱っこしてもらう方がいい時は、抱っこしてあげる。
でも、学校で、イヤな気持ちがパンパンになって家に帰るまでそれがあるのはイヤだなーと思ったら、呼吸してみたら?と言ってみたら、すぐやり始めた。

呼吸してもおさまらなかったものを家に帰ってきて、私に話す。

イヤなことが無くなったり、トラブルを起こさないということはないが、それが起きても自分は大丈夫と思えることを積み重ねられるのが大事だと思っている。
自分でコントロールする力を手に入れてほしい。
私はそれがまったくなくて、大人になって大変苦労したから。

子どもには手渡さない。
連鎖はここで止める。
それが私のやること。

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開発者の能美たかこさんの取材記事↓

学校でこのカード使ったら、先生も叱らなくてすむんじゃないかなあ。甘いかなあ。

では、またね。


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