自己開示が、自分だけでなく会社も変えた【クライアントの生の声】
こんにちは!エグゼクティブコーチの中井茉由子です。
1on1のセッションを通して、経営者やリーダーが組織の前進のために自分自身に向き合うサポートを行なっています。
そんな方も少なくないのではないでしょうか。
私が多くの言葉で説明するよりも、実際にセッションを通して大きな変化を遂げられたクライアントの生の声をお届けしたい!
今回は、1年半以上の長い時間ご一緒させていただいているインテリア商社経営者様のご感想をお届けします。
マネジメントができるのか?リーダーにふさわしいのか?
父から会社を受け継いで8年ほどになります。最初から、経営者になることへの迷いはありませんでした。それでも「自分は人を指導したり、お手本になんてなれるのだろうか?」「リーダーにふさわしいのだろうか?」という思いはずっと抱えていたんです。セッションを受けるまでは、経営者としてそんな迷いがあることにどこか引け目を感じていました。
本当の自分を分かってほしい気持ちがありながら、何重にも重ねたガードをかいくぐり、その中に辿り着いてくれた人となら一緒に仕事がしたい、そんな気持ちだったのかもしれません。あの頃は、自己開示できない自分をそうやって保っていたのだと思います。
やはりコーチングを受けて自分と向き合いたい
実は以前にも、コーチングを受けていたことがあります。改めてコーチングを受けようと思ったのは、課題を感じながらもなかなか変えることができないことにもどかしさを感じていたから。
さらににコロナの蔓延もあって、精神的な強さが減っている、下に向いてしまっているなと感じながら悩む日々に「やっぱりコーチングを受けて自分と向き合いたい」と思いました。
自分と向き合いたいと思っても、目の前の仕事に追われる毎日の中で、なかなか振り返る時間はありません。自分の想いに向き合うことがおざなりになりがちで、1番大切なことを忘れて物事に取り組みがちになってしまいます。中井さんとのお付き合いの中で、コーチングを通して自分と向き合うことで、何のために仕事をするのか、どういう風にしていきたいのかが整い、より自分の向かう方向がクリアになることを知りました。
「問題はすべて自分の中にある」ということに気づいた
メンバーについて悩み、セッションを受けた時に驚いたことがあります。
自分自身では周りに対しての怒りを感じていると思っていたことは、実はすべて自分の中に抱えている問題だったんです。それを受け入れるのは本当に苦しかった。でも、経営者として人のせいにはし続けられない。答えはそこにしかないんです。今はそれを受け入れて頑張ろうと思える瞬間がたくさんあります。
コーチングを受ける中で、「私なんか」という口癖もいつの間にか言わなくなっていました。この口癖が多かった頃は、自分の周りにもそのマインドが染みついていて悪影響を与えていました。「私なんか」と言うのは、大切にしている自分のチームに対して「あなたたちなんか」と言っているのと同じなのだと感じた時、それってカッコ悪い、自分についてきてくれるチームに対してとても無責任な言葉を発していたんだと気づいた。自信のなさがそうさせていたんだと思います。
自己開示できるようになったことで、対話ができるように
自己開示できるようになったことで、ちゃんと人として向き合えるようになりました。会社にこうなってほしい、こういう風に仕事がしたい、そんなことでも思っていることを言えるようになりました。周りにも言ってほしいと思っています。
自分の想いを口にすることで周りの賛同が得られるようになったり、逆にスタッフが背中を押してくれることもあります。結果的に使うことはなかったアイデアだとしても、自分の中で留めておくということはなくなりました。
今はむしろ「躊躇して自分の想いを口にしないことの方がもったいない!」と思えるのです。私自身が「私なんか」と言わなくなることで、会社という場所が、みんなが自分らしく仕事をして行ける空間になりました。
今は仕事をしていて楽しいと感じる瞬間が増えました!コーチングを受ける前はそう思っていても伝えられませんでしたが、この会社に来て良かったと思ってもらえるような良い環境にしていきたいんです。著名なリーダーや、パワフルなリーダーなど、自分とは違うタイプの優れたリーダー像にあてはめようとするのではなく、みんなは私を信じてついてきてくれるのだから、自分らしいリーダー像を描けばいいのだと感じています。
人は変われると実感
こんな風に思えるようになったのも、長く続けてきた中井さんとのお付き合いがあればこそです。社内で他にも中井さんにお世話になっている社員がいますが、葛藤している姿も目にし、そしてその状況を抜けていく姿も目にし、課題を一緒に乗り越えてきました。変化の過程を目の当たりにして「人は変われるものなんだ」ということを感じました。
自分の影響ですべての行動が起こっているということに対して、責任を取らなければならないのは苦しいこと。それでも、責任を取ることで変化が起こる、成長できるということをいったん感じるようになれば、苦しくても責任を取ることを選んで乗り越えていけます。これからも、このコーチングを通して自分の中で明確になったものを大切にして、少しずつでも近づけて行きたいと思っています。
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インタビューをさせていただくにあたり、セッション開始当初のログを振り返ってみたのですが、使う言葉ひとつひとつが別人のように感じられました。その変化が組織の変化として表れているのを感じます。
セッションでお話ししたビジョンが少しずつ叶えられていく未来がとても楽しみです。これからも心を込めてご一緒させていただきます!
\最後まで読んでいただき、ありがとうございます/
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