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2020.9.25(つづくよ)

6時半。結構な雨。子を送り出し急いで準備をして出かける。電車で1時間。坂と雨の中を歩いて兵庫県立美術館まで。このあたりは海の気配がする。前にも来たことがあったことを突然思い出した。なんだっけ。あ。いわさきちひろ展か。今日はミナペルホネン皆川明さんの「つづく」展に。デザインを考え生地から作ってそれをプロダクトにする。そのモノづくりの過程や思考・哲学はまさに「つづく」だった。消費じゃない。長年愛用され普遍的な価値を持つ服やモノ。モノを通して世界が繋がり連なり手を組み循環する。作り手と受け手、モノや人、暮らしや仕事が連鎖する。間近で見たファブリックやその製作過程は徹底して手を掛けられていた。強いエネルギーに満ちていた。これが理想だと思う。そうやって実際に仕事をしている人たちがいる。辿り着けるんだなと思った。日常でまとっている人々の生活の映像もよった。私のエッグバッグとジーンズもこれからどういう物語を紡ぐのか。共にゆっくりと歳を重ねようと思う。本と手拭いとマステを買った。たくさん歩いたので汗だく息切れハラペコでスリランカカレーの「カラピンチャ」へ。行きたい展示の近くに行きたいスパイスカレー屋があった奇跡。来るべくして来たね。偶然にも先日行った「タルカ」と一緒に本を出しているお店だった。おいしい。お皿にのっているもの全部がおいしかった。店の人の雰囲気も少しピリッとしてプロ魂があって嫌いじゃない。家でも作ろうと豆カレーのスパイスセットを買ってきた。今日の電車のお供は『なにかが首のまわりに』。だいぶ読んだ。帰ってきてギターを少し。子が帰ってきてからはいろいろ読んだり整理したり。そして。夜にライブのお知らせが。来たか。ついに。まんをじして。行きたい。行こう。けど激戦だろうな。行けなかったら配信か。え、全公演の配信を観るのもありなのか。これは新しいね。すごいね。でもお金がめっちゃかかるね。嬉しい悩みだけど。久しぶりだっていうのに相変わらずのハードスケジュール。行ける人行けない人、スタッフや関わる人たち、音楽業界や後輩たちまでまるっと全部が幸せになるやり方を考えてくれたんだろうな。心意気が伝わる。どうかどうか元気に無事に成功しますように。関わる人みんなの気持ちで。夜は真心の配信をもう一回!

●読んだ本 なにかが首のまわりに

●絵本一冊『みどりいろのたね』超絶おもしろい。絵もお話も。種と一緒にメロン味のあめも蒔いちゃって、土の中では楽しくも切ない種とあめのなんだかんだがあって、まさかのワハハな結果に。これは是が非でも子にも読ませたい。一緒に読みたい。絵本から童話に入るときにもこれならするっといける。絵本はおもしろくなくっちゃね。たかどのさん、好きだ。

朝 コーヒー

昼 スリランカカレー

おやつ シュークリーム

夜 焼売、万願寺天ぷら、厚揚煮

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