2024.1.21(浄化)
朝ごはん。ケチャップライス。うまい。
なぜか夫と子と3人でトランプ。昨日から大富豪をしようと子に約束させられて。大富豪とUNOのルールがごっちゃになる。めずらしく団らん。
午後から子はバスケのイベント。その間に大阪の小さい町の図書館に行く。ああいい。ちゃんと手をかけられている。明るい。規模や蔵書数じゃないなと思う。
そのまま藤田嗣治展。大山崎山荘美術館。藤田さん、ユーモアがあっておもしろかった。ケーキとコーヒーも。美術館にも来たかったしお茶もしたかったからどっちも一気に叶えられた。美術館に辿り着くまでの小道がまたとてもよくて。陽の光と森と。蕾がふくらんでいたり、赤い実がなっていたり、花が咲いていたり、かりんが落ちていたり。歩かないと見えないものって確かにある。清らかに浄化。
子を迎えに行く。おつかれおつかれ。いつものようにカレーを作る。ヨーグルトをいれていつもは入れないにんじんもいれておいしくできた。
家でゴロゴロするのもいいけど、外に出るのもいい。自然の中へー。
↓最近読んだ本から↓
『アンネの日記』アンネ・フランク
悲劇の日記ではない。アンネ自身は等身大の14歳の女の子。隠れ家だけれどそこでの生活は彼女たちにとったら日常生活。喧嘩も笑いも恋も思春期の葛藤も当たり前にある。もう少しだったのに、希望が見えてきたところだったのに。なぜアンネたちが、ユダヤ人が迫害されなくてはならなかったのか、なんでこんなおかしなことがまかり通っていたのか。ずっと心を占めるのはこのこと。人間が人間に生きることを脅かされるなんて。