揺らぐ境界線
今日は大好きな料理人の方のアトリエで
お料理と空間とお喋りを楽しんできました♪
季節の折詰が本当に美しくて
ひとつひとつ丁寧に作られたお料理にいつも静かに感動するのです。
赤い紐と蝋梅とお品書きのおもてなし
箱をあけるのが楽しみ♪
丁寧に出汁をとったお味噌汁。カブと柚子が爽やか♪
お品書きをみながらひとつひとつ丁寧に味わう静かな至福のひととき
和紅茶とオレンジのケーキとマカロンショコラ
あぁなんと美しくて美味しい!!
折詰もケーキもお皿も空間全てが芸術作品なのです。
カウンター席に座ると店主さんとお喋りできるのが嬉しい♪
毎日料理してるんですか?という会話から
店主さんが毎週月曜日はじぶんメンテナンスの日で
デッサンを学ばれているというお話がとてもオモシロかったのです。
店主さんは星野源さんのファンだそう。
星野源さんのモノクロ写真を逆さまにしてデッサンすることで
あるがままをみる練習からスタートしたそうです。
このお話を聞いていて思ったのは私たちは
過去の記憶とじぶんのフィルターを通してみえているものを真実だと思い込み
事実をあるがままにみることができていないのねって思ったの。
あとね輪郭は線に見えているけど線ではなくて
光と影で線に見えているだけだからあとで消すのだそうです。
このお話を聞いたら境界線ってなに?っておもしろくなってきて
ワタシは皮膚から内側がじぶんだと思っているけれど
この境界線のようにみえる皮膚も光と影の具合で線のように見えているだけかもしれないのか!?
とか思ったら不思議な気持ちになってきて
もはやどこからがワタシなのかも揺らぎはじめるねーって
美術って奥深くてオモシロイって盛り上がったのでした♪
最後は逆さまにデッサンした星野源さんをひっくり返したら
キムタクになったという話に大爆笑して
今日も大切な人と美味しくて愉しい時間を過ごせたことに感謝します◎
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