6つのメガネの交換日記　14通目　～ことばのチカラ～

年齢も仕事も性格もバラバラ。 大人6人による「6つのメガネの交換日記」、14通目です。 

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6つのメガネの交換日記｜のぞみ | シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター｜note

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5人のメガネたちへ

 新年度、新しい季節が始まったね。 

 げんきですか？みんなの顔を思い浮かべてはどうしてるかなと、想ったりしています。

 私は夏の開講に向けて、子ども向け食育教室の準備をしています。牛歩のようにゆっくりではありますが、一歩ずつ前に足を運んでいます。 

 先日やっと、教室の場所が決まりました！（話には聞いていたけど、レンタルキッチンスペースって、本当に少ない＆レンタル料高くて、探すのが大変だった！！きっこさん経験あるかしら？） 

 それにしてもうまくいかない事ばっかり（笑）。

 自分のことを知ってもらわねば、私が食育教室をやるってことさえ誰にも知ってもらえない。苦手なSNSやブログにも取り組んで、発信などがんばっています。 

 でも、やればやるほど他の人が良く見えて、何度もくじけそうになる。期待する反応や手ごたえがなく、フォロワーも思うように増えない日々が続くと、どんどん疲弊して時間だけが過ぎていく。

 そんな私だけれど、ギューッと踏ん張っていられるのは「言葉」のお陰だ。

 それは本の一節だったり、メガネーズだったり、SNSで繋がった人からのコメントだったり、大好きなアニメのセリフだったり、YOASOBIの「群青」という歌の歌詞だったり、ありとあらゆる場所で見聞きする言葉たち。 

 それらはまるで「今のあなたに必要な言葉はこれだよ」と知っていたかのように、絶妙なタイミングで私の前に現れて助けてくれる。

「大丈夫！もう一回、顔を上げてみようか。」と肩を優しく叩いてくれるように・・・。 

 「言葉」の力ってすごいなって、改めて思った。 

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それでも、起業すると何もかも自分で決めなくてはいけないから、これで本当に良いのかどうか、分からなくなる時がある。一人で出来ることには限界があるのかも？というより現状からの突破が難しいのかもしれない。

 誰かに相談したいけど、気軽に相談できる相手もいない。

 ならば、いっそのことプロにお願いしようと、初めてコーチングを受けることになった。 誰にお願いしようか？

 数多いるなかで、私は「この人！」という人に運よく出会えた。なんと彼女は編プロの現役編集者。「言葉」の神様が化身となって現れたのか？！

 私は彼女の「言葉」の力に惹かれていたのかもしれない。

 ブログで綴る彼女の言葉には人間味があって、共感と笑いをもたらしてくれる。オモシロ可笑しく自分をさらけ出す時もあれば、いつも誰かの隣に寄り添ってにっこり微笑んでくれるような、あったかい時もある。

 読みやすくてきれいにまとまっている文を書いている人は沢山いるけれど、彼女の文や言葉は誰かを想う熱が乗っかっている。だから同じ文・言葉だとしても、誰かの心に刺さる気がした。

あぁ、 私もそんな風になりたいな。

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 つい先日、我らが師匠、一田憲子さんが新刊「暮らしを変える書く力」（発行KADOKAWA）を出しましたね。（みんな読んだ？私はまだ、これから！） 

 本の帯に「会えないときこそ、必要なのは『言葉』だ。」という一文を見たとき、鳥肌が立った。まさかこのタイミングで・・・勝手にシンクロを感じています。これは早く読まなきゃ！！ 

 SNSやブログ、メールなど、話し言葉より書き言葉を使う機会が増えて、いつもより「言葉」選びに真剣になるし、どう書いたら相手に届くだろうか、そう考えることもだいぶ増えた気がする。 

デジタルな生活に埋もれつつも、人間味を忘れないような「言葉」を使える自分でいたいと思う。そして私が何度も誰かの「言葉」に救われたように、言葉の力を信じて、私も誰かのための「言葉」を届けていけるようになりたい。まだまだ私の修業は続く・・・ ！！

 2021.4.2　まゆみ