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China と Chinese の違い

原発処理水が放出される際、嫌がらせ電話が中国から大量にかかってきたという
ニュースは覚えていますか?

大人がまさかそんなこと、、と思った方も、また中国かと思った方も
なんか大変そうだなと思った方も様々いらっしゃるかと思います。
4年前に原発で事故が起こった頃からの関係者の方の苦労を思うと、私もいろんな思いでいっぱいになります。

今回はパートナーが中国人である私目線で思ったことを、話させてください。
このニュースが流れた日、母から電話がかかって来ました。
そもそも中国の方との交際をよく思っていない母、“また中国が〜”とちょっとお怒りの電話でした。

ちなみに私の周りで、お寿司に行かなくなった中国人は1人だけです。
両親から心配のメッセージは私の彼の元にも届いていますが、食べるな!というような内容ではなく“大丈夫なの?ニュースはチェックしておくんだよ”というものです。



日本の方にも、“どうしようもないけどお寿司に行く頻度には気をつけておこう”“ニュースをちゃんとチェックしよう”程度に思っている方は多いのではないでしょうか?
一方で“水はこれからペットボトルを買おう”“水産物は子供には食べさせないようにしよう”と心配されている方もいるはずです。




私の感覚では“中国”と中国人は異なります。




日本と日本人は違いますよね。
日本で主な考えと、私個人の考えは異なります。
国と個人と境界線が曖昧なとき、
文化と個人の境界線が曖昧なとき、
偏見や固定概念が先行してしまい、個人を個人として認識できなくなってしまいます。
きっとこの件で嫌な思いをした方、日本にも、中国にもいるはず。
地球がもっともっと小さく丸くなればいいなと思いました。




#ニュースからの学び

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