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1万年先の歴史に残るアーティストは、革命家だ。

●芸術の世界で新たな伝説を作るには?

いままでの既存の流派の中で闘うのではなく、独自の哲学を築き、新たな流派を築きあげることが大切だ。

●何故既存の流派で闘っていけないのか?

既存の流派の中で闘うということは、第一人者の歴史的価値を上げることだ。追従者が増えれば増える程、第一人者の歴史的価値、いわば株が上がる。第一人者以外に、歴史的価値が生まれる事は難しい。


また、既存の流派という競争率の激しい世界で闘っている限り、突出することは難しいだろう。例えどれほど美しい絵画であっても例外ではない。

●既存の流派はレッドオーシャン?

芸術の世界では、既存の流派で闘うことが当たり前だという人が多い。だが、別の業界を見渡すと、その考え方は危険なのではないかと思う。

例えば、起業家は、既に出来上がった市場でパイを奪い合う事を避ける。レッドオーシャンに自ら飛び込む事は命取りだからだ。

起業家と同様に、アーティストもレッドオーシャンに飛び込む事はできれば避けるべきだと思う。理由は、第一人者の「歴史的価値」を超えられないからだけではない。

独創的で創造力溢れる作品を生み出すためには、既存の枠組みを一旦外して0ベースで思考する必要があると思うからだ。

●第一人者になる覚悟はあるか

そもそも新しく、独自の手法を確立すること、0から1を生み出すことはとても困難なことであり、それだけで評価に値する。もちろん、アートを楽しむ上で必ずしも、新しい手法は必要はないかもしれない。

だが、その先を見据えているならば、自分が第一人者になる覚悟と、世間から異端だとみなされても、批判に屈しない屈強なバイタリティが必要だと思う。

そして、自分のありのままの思いを打ち明けて、信念を語り続けていく事が必要だ。常識的な考え方を綺麗に語るのではなく、自分の言葉で語るのだ。

たとえ、9999人に馬鹿にされても、たった一人の熱狂的な支持者を大切にすることが必要だと思う。

そうして、新しい物語が生まれ、後の世にまで圧倒的存在感を放ち続ける存在になるのだろう。

伝説に残るアーティストは、革命家だ。



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