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悲願(?)達成!

今回は、写真と内容が一致してます(笑)。

ついにシュトレンを食せるようになりました。
シュトレンなんて、ここ数年はスーパーで買えるから、珍しくもなんともないのですが。

実は、私、アレルギー持ちです。
色々なアレルギーを持ってるのですが、食物アレルギーもあります。
柑橘類のアレルギーを持ってる為、シュトレン食べられません…でした。

先日Kaldiで柑橘類が使われてないシュトレンを見付けました。
普段から食べ物を買う時は原材料を確認してますが、今回もしっかり確認しました。
陳皮…じゃない、オレンジピールもレモンピールも使われてないことを確認しました。

私、シュトレンを何十年も前から食べたいと思ってたんです。

初めてシュトレンを知ったのは、子どもの頃に教育テレビで見た「ドイツ語会話」です。
ドイツのクリスマスの様子が紹介されていて、クリスマス前にシュトレンを食べる習慣があることを知りました。
それ以来、シュトレンを食べたいと思ってました。

当時は日本でも簡単に手に入るものではなかったと思います。
少なくとも、私の地元ではデパートですら扱ってなかったと記憶してます。
子どもだった私が、海外から食品を取り寄せる方法を知る術を知ってるはずもなく、食べたいと思い続けることしかできませんでした。

今みたいにネットで買い物ができたわけではありません。通販も専用ハガキ、FAXと電話でしか注文できなかった頃です。
簡単な英語と挨拶程度のドイツ語しか話せない私が、ドイツのパン屋さんにシュトレンを注文するのは、不可能でした。外国語がダメな親には頼れません。
なので、ずっと憧れのままでした。 

余談ですが、ドイツではシュトレンはケーキ屋さんではなく、パン屋さんで扱ってるんです。ケーキ屋さんでも扱ってるかもしれませんが。

ここ数年前から私の地元のスーパーでもシュトレンを買えるようになりました。

しかし、シュトレンが地元に進出する少し前に、私は柑橘類アレルギーになってしまいました。

シュトレンには、色んな種類のドライフルーツが使われてます。オレンジやレモンも含まれてます。

ある時「自分で柑橘類抜きのシュトレンを作ればいいのでは?」と思い、シュトレンのレシピを調べることにしました。
ある時、シュトレンのレシピ本を立ち読みしたのですが、『柑橘類不使用のシュトレンは、シュトレンに非ず』という主旨の記載を見付けてしまい、ショックを受けました。(レシピ本を買うつもりでいたのですが、その記述を見て買う気が失せました。)
何十年も欲してたシュトレンを、一生食べられないかも…と思ったからです。

シュトレンを諦めていた今年、Kaldiで見付けてしまったんです!
パッケージにドイツ語表記は見当たらないものの、ドイツ製です。
Kaldiには何種類かシュトレンがありましたが、柑橘類不使用のシュトレンは私が買ったシュトレンだけです。

『柑橘類不使用のシュトレンは、シュトレンに非ず』なんて知ったこっちゃありません(笑)。
ドイツ製だし、問題無いんでしょう。

初めて食べたシュトレンは…甘かったです。
甘いのは分かってたけど、予想以上の甘さでした。

何十年も欲していたのですが、感動とかは無く…。
Kaldiで見付けた時が、一番テンションが高かったかもしれません。
自分でも驚くほど、感動も何も無かったです。
あんなに欲していたのに…。

もっと感動するかな…と思ってたのですが、やはり私は私でした(爆)。
感情の起伏が少ないんです、私。
余談ですが、無表情なのが、標準仕様です。

長年求めていたシュトレンは美味しかったですが、毎年買うかとなると…考えたいな…と思います。
そう言いつつ、毎年買ってしまうかもしれませんが。

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