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GOOD WAR TOUR 12.大雪警報

ケブラー紐は、宿のテレビの下にありました。犯人は朗くんです。
ラスト2公演、やっていきましょう。

ズボンをギュンとする綾子さん。

宿をチェックアウトして、おっきな荷物を持って劇場へ。軽く通し稽古。一回め、「とてもいいでき」。

昼公演、突然ビデオ役を振られ、急遽受付はお休みしてカメラにつくことになった。カメラのそばにいると安心する。

昼公演と夜公演の間、諸江さんと綾子さんと3人で、帰りの新幹線のチケットを買いに渋谷駅へ向かった。
時間があるので、ついでにお土産と帰りの新幹線で食べる弁当を買う。
知っている人たちと知らない場所に行くとき、無敵みたいなきぶんでワクワクするのはなんでなんだろう。

ボウルの中。

公演終了、ざざあとバラして、2時間ほどであっという間にまっさらのアゴラ劇場。
地下への穴もふさがってしまった。
四日間、いつもそこから劇場と楽屋を行ったり来たりしていたので、閉まってもなおそこへ向かってしまう。途中で「あ」と気づく。遠回りする。

ありがとうございましたの会。
すっかり元どおり。

帰り際、みんなが見送って、手を振って送り出してくれた。
またね、バイバイ。よいお年を。

帰りの新幹線、窓から外を覗くと雪が降っていた。
京都はきっともっと寒い。



稽古16回目
日時:2021年12月26日(日)
出席:ほとんど全員
場所:こまばアゴラ劇場


本作は2021年2月に京都で上演された『GOOD WAR』のリクリエイションを行い、大阪と東京で公演を実施します。

『GOOD WAR』は、私たちが「あの日」と聞いて想像する争いと日常で構成されています。
私たちは生きている限り、これからも誰かと戦い続けなければいけません。現時点で戦っていなくても、生きている限りいつか争いに巻き込まれます。『GOOD WAR』ではいずれ来る「その日」と、過去にあった「あの日」との向き合い方を鑑賞者と共に考えるべく、だれかの「あの日」で集積された記憶のモニュメントとして演劇作品を立ち上げます。

GOOD WAR

原案 『よい戦争』(作:スタッズ・ターケル 訳:中山容 他 1985年7月25日出版:晶文社)
構成・演出 河井朗
ドラマトゥルク 蒼乃まを、田中愛美
出演 伊奈昌宏、諸江翔大朗、渡辺綾子
美術 辻梨絵子
音響 おにぎり海人、河合宣彦
照明 松田桂一
制作 金井美希
制作協力 (同)尾崎商店、黒澤健
衣装協力 MILOU
記録 田中愛美

日時・会場
2021年12月25日(土)〜12月26日(日)|こまばアゴラ劇場 ※こちらの公演は終了しました! ありがとうございます!
2022年1月26日(水)〜1月30日(日)|クリエイティブセンター大阪 Drafting room(名村造船所跡地) ← NEXT
2022年2月10日(木)〜2月15日(火)|北千住BUoY



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