文章が書けない3つの原因
前回の記事で募集したお悩み相談では、こんなお悩みが多かったです。
「文章がうまく書けない」「書くのに時間がかかる」「何を発信すればいいのかわからない」
もしあなたにこんな経験があるのだとしたら、あなたは私と同じタイプの人です。なぜなら、上記のことは私もすべて経験したことだからです。
今まで、文章についてたくさん試行錯誤してきました。
・書籍を読んでみる
・文章を写経してみる
・ブログで練習する
・安い案件こなしてみる
・型を学ぶ…
などなど。しかし、なかなか上達しませんでした。
でもある秘密を知ってから、私の「書く」スピードは鬼速で速くなりました。さらに嬉しいことに、書いた文章はクライアントに褒められ感謝され、自分のメディアもいいねやコメントがたくさんつくようになりました。
今日は、その秘訣をお伝えします。
うまくいかない3つの要因
これまで8000人以上の学習者の方と接してきてわかったことがあります。「何を発信すればいいのかわからない」「うまく書けない」「書くのに時間がかかる」または「書いた文章の反応が悪い」最大の理由。それは以下の3つが主な原因になっていることが多いです。
原因1. リサーチ不足 (素材がない)
以前の記事でもお伝えしましたが、型やツールを使っても書けない場合。それは語彙力・表現力以前の問題で、そもそも「リサーチが圧倒的に足りていない」ことが原因です。
なぜなら、語彙力、表現力などの技法は「枝葉」の問題だからです。重要な「根幹」となる部分である「リサーチ」ができていないからです。
つまり、リサーチの質が悪い→しっかり根が張れない→幹まで栄養がいかない→葉も実もならないという状況です。
「リサーチが大事」これは文章について少しでも勉強したことがある方であれば、一度は聞いたことがあるはずです。しかし現状として「文章の書き方」について語られていることは多いですが、「調べ方」について教わる機会はほとんどありません。
だから、できなくて当たり前なのです。あなたは悪くありませんので、落ち込まないでくださいね。
原因2. 情報整理下手 (レシピがない)
次に、リサーチができて、得意分野もあって、書くネタもあるのに書けないという場合。それは「情報整理が下手くそ」であることが原因です。
以下の図を見てみてください。海外のコピーライターさんが非常に的確に文章作成のプロセスを表現してくださっております。
(引用元:ALEX CATTONI & THE COPY POSSE)
言いたいことがあるけど、ごちゃごちゃしている。それを文章で表現して最初の下書きができあがる。それでもごちゃごちゃしているので、2回、3回……と推敲して、ようやく納得のいく文章になるわけです。
ですので、書きたいことがあるけど文章にならない場合は「情報整理力」を鍛えていくと少し改善するはずです。
情報整理の方法は、以下の記事が参考になるはず↓
【絶対NG!】コレやらないと書くの10倍遅くなる
原因3. 語彙力不足(調味料がない)
リサーチができて、情報整理ができれば、文章作成の9割は完成したようなもの。あとは、語彙力をつけていきましょう。お料理で例えると、最後に味を整えるための調味料のようなもの。
語彙力をあげるコツは、以下のようなツールを使うのもおすすめ。
詳しくはこちらにまとめております↓
書けない原因の大半は「リサーチの質」
上記3つが原因であることが多いですが、大半の問題は「リサーチ」の質です。
リサーチができないと・・・
・リサーチの質が悪い→記事の質が悪くなる→クライアントに喜んでもらえない→修正地獄、単価が上がらない、忙しいわりにまったく稼げない
・読み手に刺さる文章が書けない→SNSいいねやコメントがつかない→モチベ下がってやめる
・リサーチに時間がかかる→納品に追われて忙殺される→新しいことを学ぶ時間がない→ステップアップできない→ゆとりのない毎日
と地獄のような日々になります。
でも、質のよいリサーチができると・・・
・記事の質が上がる→クライアントに喜んでもらえる
→単価アップ→時間的な余裕ができる
・読み手に刺さる文章が書けるようになる
→SNSでもいいねやコメントがたくさんつくようになる
→モチベアップでもっと行動してもっと結果がでる
・仕上げる時間を短縮できる→空いた時間で勉強
→ステップアップできる→ゆとりのある時間を過ごせる
どんどん書くのが楽しくなっていくはずです^^
繰り返しになりますが、ものかきは「リサーチ9割」です!
では、具体的にどうやってリサーチすればいいのか?
ちょっと長くなってしまいましたので、次の記事に「プロのライターが実践しているリサーチ法」を現役ライターの声をもとにお伝えします!
続きはこちらから↓
この記事が参加している募集
いただいたサポートは、社会貢献、寄付に使わせていただきます。 (現在、カンボジアに井戸を立てております♪)