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《9》思い出の間違い ④ アポロ11号 月面着陸疑惑 【マヨコロの『英語あれこれ記』】

英語を勉強する際、私にとって欠かせないのが、NHK のテレビとラジオの語学番組である。

高校2年生でラジオの英語番組を聞き始めて以来、途中離れていた時期もポツポツあったものの、ずっとお世話になっている。

おもしろい上に為になり、毎回何かしらで、
《へぇ~!》
と、気付きがある。本当にありがたい存在だ。

できれば全番組を視聴したいところだが、他にも大切な用事があり、どうにも時間が足りないのが残念でならない。
《1日に 30時間あればいいのに…》
と思ってしまう。

そこで、ここ数年は、大西泰斗先生・遠山 顕先生・鳥飼玖美子先生(あいうえお順)のお三方が出演されている番組を主に視聴している。

このお三方、本当にすばらしいのだ。

どの先生からも、英語の楽しさを視聴者と分かち合いたいという熱意がひしひしと伝わってくる。知識の量も半端なく、説明もとてもわかり易い。共演者の皆さんとの軽妙な掛け合いも楽しくて、どんどん引き込まれてしまう。

私が尊敬して止まない先生方である。

   *    *    *   

ある日の番組で、1969年7月20日の アポロ11号 月面着陸 を取り上げていた。

ニール・アームストロング船長の名言、

" That's one small step for (a) man, one giant leap for mankind."
(これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である)

を同時通訳されたのが、鳥飼先生である。

通信状況が悪くて聞き取れなかった " a " を、瞬時に補って訳出された判断もすばらしい!

その鳥飼先生が、
「実は、私は数字に弱くて…」
とおっしゃった。

《ん?》

私の中の『数学苦手センサー』が反応する。

「月面着陸の次の日に、物理学者の先生から電話があり、
『あなたが訳した地球から月までの距離だと、地球一周もできないんですよ』
と言われて…」
(←少しあやふやだが、これに近い文言だったと記憶している)

《先生…!》

Welcome to the club !!
(当クラブへようこそ! → お仲間です!)

鳥飼玖美子先生のことが、今までの何倍も好きになった瞬間だった。

興味を持って下さりありがとうございます☺️✨ 頂いたご厚意を活用し、英語に関する何らかの形で社会に還元するつもりです。