【マヨコロの『英語あれこれ記』】 《1》出会い
中学校から始まる英語の勉強に備えて、小学5年生になった頃から周りの友達が塾に通い始める中、私は何の切迫感もなく、毎日のんびりと過ごしていた。
ローマ字が苦手で、英語の知識はアルファベットの最初の方のみ。算数の授業で2つ目の立方体が出てきた時、角に書いてあるアルファベットを指差しながら、隣の子に、
「これ、何て読むの?」
と聞き、
「『アイ』だよ。こっちは『ジェイ』」
などと教えてもらった読みを記入したのを覚えている。
それでも、
《英語を習いに行かなきゃ!》
という考えは