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足枷のような重りの、大切な幸せの外側に行きたい。

結婚したことによって、悩むこともたくさんあるけれど、毎日おだやかな生活を送れている。

でも、幸せにぬくぬく、それはゆるやかな死だ。

リハビリを兼ねてアルバイトをして、家事の効率化を研究中。実家にいろいろ問題のあるわたしにとって、初めて家が安息地になった。あたたかいお布団の中みたいに、ぬくぬくと暮らすことができている。

でも。そんな気持ちよくて、ふわっと沈み込んでしまうような日々は、かんたんに思考を奪う。

「幸せだな〜。なんか、もうずっとこのままがいいなあ」

若くて、幸せなうちに、人生の幕を閉じてしまうのもいいかもなあ、なんて。ふわふわした頭で、こじらせネガティブな考えがよぎる。

幸せだからこそ、この先の大変なことも、苦労するからこそ手に入れられる幸せも、ぜんぶ遮断したくなってしまう。幸せにぬくぬく、それはゆるやかな死だ。

当然ながら、人生において「ずっとこのまま」なんてない。昔から否が応でも「卒業」「入学」「クラス替え」「就職」「転職」「結婚」挙げたらキリがないほど、変化の波はわたしたちをおそってきている。それこそ死ぬまで、人生は変わり続けるのだ。否が応でも。

過去を見返して、なんだか結婚が集大成のような、ゴールのような気持ちになってしまうけど、「もう幸せだからいいじゃん」って進むことをやめてしまったら、だめだ、とおもう。そしたらきっとこの幸せは、どんどん、降下していってしまう。

「現状維持は、退化だ」

そのことばが身にしみる。ずっとこのまま、は衰えていく。きっと。わたしたちは、前向きに、進んでいかなくては。もちろん、お休み期間は必要だけどね。

そんな話を夫にしてみたら、彼は「これからの未来がたのしみ!」と将来設計の夢をたくさん、出してくれた。

ああ、眩しいなあ。いつもこの「家庭」「安定」の概念にしばられてしまうけれど、わたしたちは何をしたっていいし、どこに行ったっていい。その足かせのような重りが幸せだけど、ぎゃくにその外側へ、行きたいとおもう。守られ、安心ぬくぬくの家に依存せずに。

今しか見えてない人になってしまっていた。
未来を、将来を明るく、進んでいかなきゃなあ。

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気持ちが嬉しいです!ゆるゆるスローライフを楽しんでいきましょう♡