〖作詞〗『planetarium』

『planetarium』
作詞 : S0U

規則に少し 反抗し
自由時間に 外に出る
２人で決めた 暗い場所
君と秘密の 待ち合わせ
はぐれぬ様に 手を繋ぎ
灯りも乏しい 自然に溶ける

背徳感とも 罪悪感とも
思えるような
感じたことない感情に
２人の心も繋がって
声を殺して 笑い合った

君と見た あの日の夜空
アンドロメダや カシオペア
七つの星に 三角形
アルタイルや ベガだって
今日の僕らが 仕組んだように
目を盗んで 会ってるかもね
照れ隠しの キザな冗談
変わらぬ顔で 笑ってくれた


綺麗になってく 君の隣
もう伸びないのに 背伸びして
昔と変わらぬ 繋ぎ方
灯りも少ない あの場所へ

あの日と少し 違うのは
２人の服と 気温くらい
繋いだ手を ポッケに入れて
少し変わった 夜空を見上げ

君と見た あの日の夜空
君の星座の 牡牛座に
光るシリウス オリオン座
赤くなった ベテルギウスは
もうすぐ 見えなくなるかもなんて
ドヤ顔しながら 変な雑学
変わらぬ顔で 微笑んでくれた


君と夜空を見上げる日が
これからも来ると思っていたのに

誰かが言ってたよ
「好きだった 星になった」って
君が星として 生まれた日から
瞬く夜空を 見上げると
隣にいた 記憶さえ
遠く 離れてしまいそうで


２人が好きな あの場所は
遠い思い出に なってしまったよ
今は１人
背伸びしながら ベランダで
夜空に向けて 手を伸ばしてる


だけどさ

やっぱり

星(きみ)には手が 届かない

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