マガジンのカバー画像

『幸福の詞』

35
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

〖作詞〗『endroll extra』

〖作詞〗『endroll extra』

『endroll extra』
作詞 : S0U.

見るにあたって ご注意を
アットホームな 作品ですが
人によっては 笑えぬ悲劇と映るでしょう

さて あらすじとしましては
とある普通な お嬢様
その幸せな一生です

始まりのブザーが なりました
携帯電話は ポケットへ
さあ 時間なんか忘れながら
映画の中へ
お楽しみあれ

始めのほうは 平々凡々
ただそれが 一番貴重なも

もっとみる
〖作詞〗『あい』

〖作詞〗『あい』

『あい』
作詞 : S0U.

愛とは 指先から始まるらしい
最初は距離を 測りながら
指先だけを 絡ませて

繋げるくらいの 距離まで来たら
顔を見なくても 互いの表情が
分かるくらいに

「すきだよ」
四文字に込めた 私の量を
きっと多分 君は知らない
それでも 言い続けるよ
私の想いが わかるまで

愛とは 足元まで伝わるらしい
君のためなら 次元だって
越えられる

もっとみる
〖作詞〗『鈍色虹色』

〖作詞〗『鈍色虹色』

「鈍色虹色」
作詞 : S0U.

空の青 夕焼けの赤
当たり前にあるものに
感動なんてしなくなり
街中の色も 思い出のセピアに
見えてくる

アスファルトの黒
コンクリートの灰色
怖(おそ)れを抱かなくなり
大人になったと思えば
心も少し軽くなるが

昔見た空の虹は
無限の色に 溢れていて
遊べなくなった 雨の日も
希望が先に 笑ってる

夜の黒 星の白
色も作れる 今となれば

もっとみる
〖作詞〗『移り香』

〖作詞〗『移り香』

『移り香』
作詞 : S0U.

二人で出た 最寄り駅
夕飯を買った 惣菜屋
川の隣の 遊歩道
家の近くの 交差点

いつも通る 家路のなかに
朧ろに写る 君の姿

昔撮った写真みたいに
徐々に 徐々に 色は褪せて
鮮明だった映像も いつの間にか消えていく
まるで全てが 嘘だったように

家の近くの 交差点
川の隣の 遊歩道
夕飯を買った 惣菜屋
二人で出た 最寄り駅

もっとみる
〖作詞〗『過多想い』

〖作詞〗『過多想い』

『過多想い』
作詞 : S0U.

愛に重さはあるのかな
あなたの事を 思うたびに
胸の辺りが 重くなる

苦しいよ でも嬉しいよ
明日を 生きたいと思える
あなたも同じだといいな

あなたの隣で歩きたいよ
片手は不自由でいいよ
眠くなったら 肩を貸してね
片思い そんなハズないよね

想いに限りはあるのかな
湧き水のように 枯れてかない
言葉だけが溜まってく

嬉しいよ けど苦し

もっとみる