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雇用形態は関係ない。多様な働き方で活躍する人の共通点とは

noteを書く機会がなかなか取れなくなっていたら、あっというまに12月に!コロナ禍でもありがたいことに会社として多方面からお仕事を頂くことができて、かつ自社の新規事業も形になり、さらに個人的には寄稿や連載も増えたりと、今年は本当にあっという間でした。

特に今年はクライアント企業の広報担当者の採用から一緒に並走することが多かったのですが、加えて自社でも採用活動をしたり、代表としてチームメンバーを見ているなかで「仕事で活躍する人」の共通点を見つけたので記録しておこうと思います。


当たり前のことを当たり前に出来ることの価値

・会社理念への共感
・メンバーへのリスペクト
・思いやりと想像力
・経験がなくてもチャレンジを楽しめるポジティブ志向
・最後までやりきるプロの責任感

当たり前のようですが、実はこれってとっても難しいと思います。どうしても人と比較してしまったり、経験がないことや苦手なことに億劫になったり。子どもがいると発熱など突然のトラブルもある。そんななか、最後までやりきるようにスケジュールを緻密に管理することが出来るか否かも大事なスキルだと思います。

この「当たり前のことを当たり前にやれる人」の特徴ってなんだろう?を考えていたら、1つ解が見えてきた気が。

活躍する人の共通点は、「納得感」をもっている

仕事で活躍する人の共通点として、まず一番の特徴が「納得感」です。自分の役割や期待されていることを理解している。そのため、納得してミッション実現のために日々取り組んでいるので、ちょっとしたことや周りの人に左右されることがないのです。

またチームや相手が気持ちよく仕事ができるように配慮ができる人。疑問は後回しにせずに、何事もすぐに解決するために誠実に行動している人ほど、ポジティブシンキングだなと。

そしてもう1つ大事なのが、「想像力」です。例えば母親であれば子どもの熱やらなんやら突然のトラブルは日常茶飯事。そんなとき私の場合は、子どもの発熱のバッファも見越してタスクやスケジュールの設計をしています。「ちょっと怪しそうだな」、「うちの子はこんなとき熱出しやすいから先回りして進めておこう」といった自分の状況と周りに起きうることを想像しながら進められることが大事ですよね。

いちワーママですが、自身が「ワーママだから」と言う甘えは一切したくないと思っています。その一言を言ったら、全てがそれを理由に言い訳出来てしまう。そんなのかっこ悪くない!?みんな大変なんだから!!と強く強く(笑)思うんですよね。大前提として何事も自責の意識があれば言い訳はしないよね、という考えのもと。

雇用形態は関係ないと思う理由

前述にあることは、正社員なら全員ができるとは限りません。そこまで考えられる人は、正社員でも業務委託でもアルバイトでもどんな雇用形態でも仕事を全うしていらっしゃいます。そう、仕事におけるスキルやマインドセットは、雇用形態は関係ないんですよね。

私自身フリーランス時代の原体験として様々なプロフェッショナルな方とお仕事をさせていただく中で実感を持っていたのですが、まだまだ浸透していなかったのは事実。しかしコロナ禍、リモートワークやオンラインでの業務がスタンダードになってきたなかで多くの方が気付き始めていらっしゃるのではないでしょうか。

そんなとき同じスキルを持つ人が複数名候補にいるなかで、選ばれる人になるにはどうすればいいのか。それはプラスαの価値の創出だと思います。ある程度のキャリアある社会人であればプラスαの価値をどう出していくのかを常に考えたいところです。

弊社の場合ですが、採用の大事な判断基準は学歴でも経歴でもなく一番の判断基準は「ソフトスキル」にあります。なにかと他人事だったり、逆にいつも自分の意見を言わない、そんな人がチームに入ってきたら…想像するだけで…(苦笑)一緒に働いていて気持ちが良い人、周囲を明るくする人、お互いを尊敬し困ったときには助け合える人、そんな人は選ばれる人の共通点だと思います。

この「ソフトスキル」とは、専門性のあるハードスキルではなく、「人柄」「コミュニケーション力」といったものを指します。

個人的にはこれからジョブ型の人材が求められていくなかで、専門性のあるハードスキルだけでなく、このソフトスキルがより重要度を増していくのではないでしょうか。

まだ「どうしても正社員で採用したい!」という声も聞きますが、スキルに加えて会社への共感やマインドセットが伴えば、雇用形態は関係なく活躍する人になると思います。私の知人でもフリーランスで企業のCMOを務めている方もいます。会社員が副業を数社でするように、フリーランスでも軸足を置く会社が1つあり、そのほかに複数の仕事をするといったことは会社員のパラレルキャリアと何ら変わりありません。

雇用形態の汎用性を高くして、自社のカルチャーにあった優秀な人と出会えた方が会社にとってもメリットがあるのではないでしょうか。ポイントは、その仕事に納得感と責任感をもっているか。ここさえ見極めればきっとマッチする人材が増えるはずです。

多様な働き方の選択肢を知ること

フリーランスになったら1つの会社に軸足を置くことができないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、前述の通りそんなことは一切ありません。弊社でもMaVieを主軸にしながら、別の仕事もしているパラレルキャリアのメンバーもいます。

双方にとって良いシナジーが生まれるパラレルキャリアは、今所属する会社できちんと成果を出している自負があるのであれば、チャレンジしたい選択肢だと思います!(もし今の会社で「まだ満足した成果を出せていない…」と少しでも思うなら、まずそこにコミットするべきだと思います)

とくに女性はライフイベントによってもキャリアが左右されやすいため、働く選択肢と将来のライフイベントを一緒に考えたいところ。

そこで前述したように「納得感と責任感を持つマインドセット×専門性あるスキル」をもっていれば、自分の環境にあわせた働き方の選択肢がグッと広がると思います。

これからのキャリアの選択肢をより実践的に考えて実行していきたい方に、ぜひ参加していただきたいです。人生の大事な岐路に、「自分らしく働く!」を実現するための第一歩に寄り添います。

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志賀祥子@株式会社MaVie代表取締役
ありがとうございます♡お役に立てるようがんばります!