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ものごとのとらえ直しが大切な理由〜緊張をとらえ直す〜

例えば"緊張"

緊張すると言うのは、一般的にはどちらかと言えば感じたくない感情の一つだと思っています。
受験当日、合格発表日、就職面接、プレゼンテーション、これらのシチュエーションでは、多かれ少なかれ緊張を味わうのではないかと感じています。

緊張をとらえ直す

そのように緊張と聞いただけで、わたしたちのそれに対する印象は似通ってきます。ネガティブな印象を持つ方が多いのではないでしょうか。
緊張しないために…と言った、緊張を克服する方法が指南されるほど、緊張を取り除くという考えに行きがちです。

緊張しないために、
手に人を書いて飲む、
みんなジャガイモだと思う、
そのようないわば精神的な安心を得るための対処法が知られているほどです。

緊張を客観的に理論的にとらえ直す

脳内のメカニズムとしては、感情の中枢である扁桃体という部分を、心を落ち着かせるような感情制御に関わると言われている腹内側前頭前野がうまくコントロールしている時は、つまり緊張をコントロールできパフォーマンスに影響が出にくいと言われています。

要は緊張を感情で認識すると扁桃体が、客観的に理論的に認識することで腹内側前頭前野が働く。つまり、緊張をとらえ直すプロセスを経ることで、緊張をより客観的に理論的にとらえることができるので、パフォーマンスに影響しない程度に緊張をコントロールできるのだと感じています。

緊張についてのとらえ方については、以前に掲載していますので下記をご参照ください。

つまり、周りの自分への期待が自分の自分への期待よりも上回る時、緊張するのでは無いかという私なりの見解です。

頑張ってきた自分を、もっと讃えて良いし、讃えるのは自分しかいないし、周りがどう思うかは実は全く関係ないし、それを緊張のトリガーにする必要は無い。

その背後で起こる、脳内のメカニズムと、それに対する対処を理論的に表すことで、実は緊張は対処できるものだと理解できます。

緊張する時はする

とは言え、緊張する時はする。
そう、する時はするんです。
それは、そうした方が良いから。
身体の反応に無駄なものはありません。
自分の脳にその状況を知らせているんです。

眠くなるのと同じように、
お腹が減るのと同じように、
生体的な反応です。

血液循環を活性化させ、
脳に酸素を送り込み、
特別な事態に備えるんです。
それを緊張と呼びます。

なので緊張は必要な時に起こる体の反応であり、それを抑え込むのではなく、理論的に解釈(とらえ直)して、自分のパフォーマンスに集中するのが良いのではないかと思っています。

今回は『ものごとのとらえ直しが大切な理由〜緊張をとらえ直す〜』について書かせていただきました

また、あした🌟


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