聴覚障害児にとって「聞こえる子ども」の存在とは?
このタイトルは、私が大学生の時に「宮城県難聴児を持つ親の会」からのご依頼で寄稿したものです(宮城県難聴児を持つ親の会 機関紙「坂道」 第78号, Pp.8-9)。
寄稿したきっかけは、当時の親の会に所属していた親御さんの方々との語り合いで「聞こえる子ども」との関係への捉え方に気になることがあり、浅学非才の身でありながらしかし勇気をもって書いてみたものです。
以下の文章に友達Aが登場しますが、彼のことを非難するものではなく、彼とつながれたことに感謝しつつも、当時のインテグレ