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社内起業の失敗から学んだこと②

社内起業の失敗から学んだことの2つ目は、1つ目の「新規事業の成功は1,000に3つ。新規事業を検討する前に、新規事業の成功・失敗要因を先人(歴史)から学ぶ。」ということを学習した上で、「下記の5つの条件を満たした新規事業のみ検討・実行する」ということです。

①時代の流れやお客様のニーズと合致した事業である。②自社の資産・ノウハウや日本の地の利を活かせ、かつ海外でもスケールが見込める商品・サービスを提供できる。③立ち上げおよび立ち上げ後の運用に必要なプロ人財が採用でき、盤石な経営チームを組める。④小さく始められる。⑤その事業や分野に詳しい先輩起業家やプロの方にメンターになっていただき、定期的にコーチングが受けられる。

①はそのまんまです。前回書いた通り、世界中の成功事例を徹底的に集めて分析して、時代の流れやお客様のニーズの本質を掴むことが大切です。②はせっかくの社内起業なので、使えるものは使って成功確率を愚直に高めるということと、現在はコロナ禍で海外にも行きづらいので、日本にあって海外にないものでニーズがありそうなものを越境EC等で海外に売ることが成功確率は高いということです。また、今後日本の市場は縮小する一方なので、スケールを目指すのであれば、最初から日本だけでなく海外も視野に入れる必要があると思います。④もそのまんまで、起業は最初からうまくいくことはまずありないので、小さく初めて、軌道修正を繰り返しながら徐々に成長軌道に乗せていく必要があるということです。資金がショートしたら、その時点でゲームオーバー。起業の9割はお金で決まります。⑤も前回も書きましたが、起業は妄信で猛進すること(韻を踏んでます)なので、厳しいこと、反対意見を言ってくれる方、先を走る方に意識的に傍において、失敗という地雷を避けて歩いていく必要があるということです。

これらはあくまで個人の経験から言っていることなので、正直皆さんにとって正解なのかどうかはわかりませんが、私自身は現在も社内起業で3事業目を立ち上げている最中なので(目標は10事業)、気をつけていきたいと思っています。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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