マガジンのカバー画像

オヤノミカタマガジン

42
予測不能な社会に生きるわたしたち。過去の経験が通用するか分からない時代に、わたしたちはこどもに何を伝えられるのでしょう。価値観の多様性が認められる世の中で、どんな役割を果たせばい…
運営しているクリエイター

#エッセイ

学校や教師は確かにわが子のための子育てパートナーである。

学校や教師は確かにわが子のための子育てパートナーである。

小学校(オルタナティブスクール)でインターンをしながら、感じることがある。

それは「(学校、教師は)子育ての一環を担っている」ということ。
つまり、「子どもを育てるって親だけの役割なんかじゃないんだよな」というのを親としても、教師(見習い)としても感じるのである。

社会で子育てをするこの記事を読んで、「社会で子どもを育てる」という価値観がスッと自分の中に浸透していくのを感じた。
これまでも、頭

もっとみる
「いーれーて!」と言われたらどうする?

「いーれーて!」と言われたらどうする?

「いーれーて」
「やだよー。いま2人で遊んでいるんだから」
「ぼくだって、一緒に遊びたいよ。えーん、えーん」

今夜読んであげた絵本にこんなシーン。
断られた子は泣き出してしまいます。それを見た断った子が「いじわるして、ゴメンね」と仲間に入れてあげます。

「みんなで遊ぶと、楽しいね」

そう言って絵本は終わっていきます。

2人だけで遊びたいと言う気持ち別に、この絵本に物申すわけではないのだけど

もっとみる
娘と一緒に死について考える。

娘と一緒に死について考える。

きっかけは、娘と見ていたアニメのセリフだった。

「人生はあっという間」というようなセリフ。
「”じんせい”ってなに?」と娘がぼくに聞いてきた。

「人が産まれてから、死ぬまでのことだよ」
「みんな死ぬの?」
「そうだね、みんな死ぬね」
「死ぬってなに?」

死ぬってなに? そう聞かれて少し答えにつまった。4歳児にもわかるように答えるにはなんと言えばいいのだろうか。

もう二度と動かなくなること?

もっとみる
学校って行かなくちゃいけないの??

学校って行かなくちゃいけないの??

10歳のYoutuber、少年革命家ゆたぼんが色々と賛否を巻き起こしています。

ぼくはこの子のYoutubeを見たことはないですが、たまたまTwitterで茂木健一郎氏のコメントを見かけて知りました。

炎上の理由は、ゆたぼんが学校に行かない理由や、「学校に行く必要なんかないんだ」という姿勢、それをYou Tubeでネタにしていることなど。そこから派生して、親御さんのプロフィールやキャラクターに

もっとみる