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アメリカ大学院合格までの道のり : 出願編

アメリカ大学院出願について、大学選び出願日程提出書類など実際の出願プロセスについて、僕の経験を元にお伝えします。

大学選び

まずはどの大学で学びたいかを決めないと始まりません。


僕はアメリカの大学についてほとんど知識がない頃、アメリカ大学ランキングというサイトをよく見て、自分のやりたい分野があり、レベルがある程度高い大学をリストアップしていました。

地域や分野、費用などいろいろな条件で検索できます。

大学のレベルや、学生数、学費、留学生の割合、男女比、大学の特色などを、わかりやすく日本語でざっと見れるのでオススメです!

僕はこのサイトから各大学の紹介動画を見てモチベーションを高めてました。


加えて、成績・GPA編でも述べたQSランキングで、気になった大学が世界でどれくらいのランクに位置するのかをで見てました。

少なくとも自分の大学より上にはいきたいなぁとなんとなく思っていたので。

このサイトを見て、QSが主宰する大学院留学に関する説明会みたいなのが東京であるとわかったので、それに参加したりもしました。


僕の場合は、有人宇宙開発の勉強・研究がやりたかったので、インターネットで調べたらガッツリ候補が絞られました。

それと宇宙開発が有名な大学を筑波大の研究室にいらっしゃる先生が色々と教えて下さったので、参考になりました。


ある程度、気になる大学が出揃ったら、それぞれの大学のホームページへ行って、募集要項を確認しました。英語・GREの基準学部卒業までに勉強していなければならない科目などが書かれています。

僕の場合、日本で工学系の学部にいて、アメリカで航空宇宙工学系の院に進学しようとしていたので、出願に必要とされる基本的な数学などはちゃんと取っていたのであまり心配する必要はありませんでした。

ただ、中には航空宇宙系の専攻なのに、ある程度、社会系の科目(経済や法律など)を取得していないと出願できない大学がありました。その為に卒論提出時期に法律の授業を受講していました。

英語テスト編でも話しましたが、 僕の場合はTOEFLの点数が足りなくて出願できない大学が多かったです。(特にレベルの高い大学)

奨学金でも英語の高スコアが必要な場合が多いので、留学を考えていて、バイリンガルとか、英語が超得意とかじゃないなら、早めに勉強した方が良いと思います。

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出願日程

出願日程も確認しておきたいです。

12月1日12月15日頃が出願締切の大学が多かったです。

出願締切が1月中でも、2週間くらい早く提出すると奨学金の候補対象になることができる みたいな大学もあったので、要注意です。

また、出願締切がもっと遅くて4月中の大学もあったりします。そういう大学には12月中が締切の大学の合格発表を見てから出願するかしないかが決められます。


合格発表

合格発表の日程は、出願時には、というか出願後も基本的には、いつかわかりません。今までの先輩方の情報から、大体2月〜3月遅いと4月中になるという事はわかっていました。

:アメリカの大学は基本的に8〜9月入学です!

また、時差の関係で合格発表に限らずメールなどはよく夜中に来ます。


提出書類

大学の成績証明書(英文で発行できる)
英語スコア・GREスコアの証明書
志望動機書(1〜3種類ほど(大学による))
履歴書(欧米式)
推薦書(3〜4通ほど(大学による))

出願はインターネットで行います。各大学で出願用のアカウントを登録して進めていく感じです。


大学の成績証明書

学生支援室などで英文発行したものをPDFとして取り込んで提出しました。

スキャンできるアプリがオススメです。iPhoneならメモアプリから「書類をスキャン」をやるとスキャナーで取り込んだみたいになります。Androidでもそう言ったアプリがあると思います。


英語スコア・GREスコアの証明書

英語・GREの試験を実施している団体から直接の送付が必要なので、ある程度時間に余裕を持つ必要があります。インターネットで見れるスコアのPDFを送っても基本は受け付けてもらえません。募集要項を要チェック。


志望動機書

Statement of Purpose (SoP)と言われるものです。Personal Statementという場合もあります。

大学によってはSoPに加えて内容の違った志望動機書みたいなものを1,2個提出しなければならないこともあります。詳しくは志望動機書編に書きます。


履歴書

ResumeとかCurriculum Vitae (CV) (ラテン語らしい)と言います。

日本のものとは形式が結構違うので、自分で作ります。顔写真とかいらず、履歴も新しいものから順に書いていきます。

履歴書編を次に描こうと思います。少々お待ちください。


推薦書

大学によって違いますが、大体3〜4通要求されます。

大体、指導教員など大学でお世話になった先生方にお願いして書いていただきます。先生方からメールで大学院に直接提出していただく形です。

推薦書編で少し詳しく書きます。(どんどん書かないといけない記事が溜まってきてる....)


何校くらい出願するのか

僕は実際には2校しか出願しませんでした...。

ただ、もっと多く、8〜10校くらい出願するのが普通だと聞きます。

僕自分がやりたい授業や研究をやっている大学がもっと多くあれば、自分の英語スコアがもっと高ければ、僕も少なくともあと2,3校は出してたと思います。

僕も色々と迷っていたので、あと2校ほど出願用のアカウントは作って、途中まで入力して出願はやめた大学もあります。

履歴書は一回作れば使いまわせますし、志望動機書も部分的に使いまわせると思いますが、大学によって志望動機書の文字数なども異なってきます。

計画的に進めていきたいところです。

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日本の大学院を受験するか

僕はアメリカの大学院に進学することが第一志望だったのですが、全くもって合格するかどうか予想ができなかったので、

滑り止めとして自分が通っている筑波大の大学院も同時に受けました。

しかも、推薦入試で受けました。

推薦入試で受けた場合、入学はしないといけないすなわち入学金約25万円を払わないといけないのですが、それでも推薦入試を受けました。

推薦入試はある程度の成績基準を満たすと受けられ、僕の専攻の場合は面接だけ(学科試験なし)で受けられました。

一般入試(学科試験あり)で受ければ、合格しても入学しないとうい選択ができるので、金銭的にはこっちの方が良かったのですが、

1. 少しでも英語の勉強に時間を使いたかった為、一般入試の学科試験の勉強に時間を費やしたくなかった(早期卒業だった為、3年の授業もあったし!)

2.  そもそもアメリカ大学院に合格できるか分からなかった上に、合格が日本の大学院の入学までに発表されるかも分からなかった

3.  12月頃が出願締切の大学に落ちた場合の、次の志望大学の出願締切が4月30日だった為、もし落ちていたら、日本の院にとりあえず入学はしないといけないだろうと思った

というようなことがあったので、推薦入試を受けてしまいました。

推薦入試よいうこともあり、もちろん合格しました。


結果論ですが、3月下旬にアメリカの大学院から合格をもらえたので、一般入試で受けていた方が良かったかな〜という感じです....


今回は、具体的内容はちょっと少なくなってしまったかもしれません。

読んでくださり、ありがとうございました。バーイ。

P.S. 書きたいと思っている〇〇編が溜まっていくばかりです...


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