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いま、ローカルサウナが熱い!松山サウナ事情

こんにちは。松山ローカルエディターズ編集長・大木です。

「松山ローカルエディターズ」は、愛媛県松山市の魅力を全国にお伝えすべく昨年2021年に誕生したチームです。ライター、編集者など、松山市を中心に各方面で活躍する、地元愛にあふれたメンバーが集まっています。

松山といえば・・・道後温泉、松山城、坊っちゃん団子etc…
そんなイメージしかないかもしれません。
でも、それだけじゃないんです!

松山の隠れた魅力を、地元目線で、再定義する・・・!

そんな目標を胸に、毎月テーマを決めて記事をアップしていきます。よろしくお願いします♪

記念すべき、第一回目のテーマは「サウナ」。
道後温泉で有名な松山ですが、サウナ事情はどんな感じなのでしょうか?

サウナに詳しい3人をお招きして、松山のサウナ事情を勝手に考察!少しでも、松山のサウナの魅力を感じていただけるとうれしいです。

サウナが好きすぎて「つくっちゃいました」!

今回のゲストは・・・とっても濃ゆいメンバー3人です。

松山の店舗・住宅・インテリアデザイナーとして活躍しているPECO design associatesのPECOさん(松山市在住)!

サウナが好きすぎて、自らがプロデュースしたアパートの屋上にサウナ小屋をつくってしまうほどのサウナ愛(笑)

そして・・・PECOさんの影響でサウナにハマり、今では月40回サウナに行っているという、今治タオルの コンテックス株式会社 スタッフ、シュモンさんとソウマさん(今治市在住)。県内外へサウナめぐりをしていて、松山のサウナ事情にも精通してます♪

サウナが好きすぎて、コンテックスサウナ部を設立。
#サウナMOKU を全国的に流行らせた張本人です!

サウナが好きすぎて、サウナ小屋を建てたり、商品開発しちゃうような激アツサウナー3人からの情報をお届けします。



「ととのう」サウナの魅力

サウナブームの火付け役といえば・・・タナカカツキさんの「サ道」!

ドラマ化されて、さらに一気に広まりましたね♪

正しくサウナに入ると、「ととのう」という状態(恍惚・トランス状態)を体験できる・・・ということが、「サ道」で語られているのですが・・・。

一度「ととのう」を体験した人は、サウナにどっぷりハマってしまうというケースが多いようです。

①7〜10分程度サウナに入る
②1分程度水風呂に入る
③10分程度外気浴
※これを3セット繰り返す

これが、「ととのう」ためのベーシックなサウナの入り方のようなのですが、入る時間やタイミングなどは、温泉施設や個人の体調によってさまざま。

「ととのう」プロは、施設の配置(サウナ・水風呂・外気浴)や湿度・温度などを見極めて、入る時間を変えたり、下茹で(先に入浴して体を温めること)するなどして、調整するそうです。

私自身は、まだととのったことがないのですが・・・ぜひ体験してみたいと思いました!!

松山は「サ旅の聖地」だ!

「サ旅」という言葉をご存知でしょうか?
サ旅=サウナ旅という意味。

実は、松山市はサ旅に最適な町だというのです。

その理由は・・・

その1 *圧倒的にすいている!

今、空前のサウナブームで、以前より若い人の利用も増えてはいますが、松山のサウナで「並ぶ」ということは、おそらく・・・ないのではないでしょうか。都会では、人気の場所だとサウナに「並ぶ」ことも当たり前。裸でサウナの前に行列をつくることも珍しくないそうです。都会から松山に来られたサウナーは、まず「並ばずに入れる」ことにびっくりするそうです。

その2*安い!!!

都会は、サウナと入浴料が別になっていることも多いですが、松山は温泉入浴料のみでサウナは無料!しかも、相場600円〜程度。駐車場代も無料のところがほとんどです。マッサージチェアも無料のところがあったり、お水も無料のところがあったり。地元民は、それが当たり前ですが、実は全国的に見るとすごく安いのです。ちなみに、シュモンさんは月40回サウナに行っていて県外のお友達からは「どんだけブルジョアなん!」と言われるそうですが、この価格帯であれば月40も可能です(笑)

ちなみに、県外から来られたお友達は、ていれぎの湯の酸素ルームが500円にも驚かれていたそうです。破格です。

その3*外気浴が自然!!!

サウナの醍醐味は、サウナと水風呂で体に圧力をかけたあと、外気浴でホッとすること・・・!松山の外気浴では、山や海などの自然を感じられる環境で、しかも広い。これって、とっても贅沢な環境なんです。
ちなみに、水風呂の質もよいと言われます。井戸水だったり、石鎚山系の水だったり・・・冷たくて、質のよいお水!これも、魅力のひとつです。

その4*観光✖️サウナがしやすい

松山空港は、全国的に見ても街にとっても近い空港です。レンタカーを借りれば、30分程度でいろんな温泉施設(サウナ施設)に行くことができます。観光をしながら、3〜4件サウナ施設をまわる・・・そんなサ旅も簡単にできてしまいます。

松山でおすすめのサウナは?

では、実際におすすめのサウナはどこなのでしょうか?
3人におすすめ情報を訪ねてみました。

シーパMAKOTO

北条にある、海に面した温浴施設シーパMAKOTO!

外気浴をしながら瀬戸内海と島々を見られるという絶景が人気!唯一無二のロケーションで、「過去イチととのった!」というクチコミもあるのだそう。

東道後そらともり

マッサージ施設やホテル、レストランも併設されていて、1日中のんびり過ごせる「そらともり」。

最近できた、サウナ付きの宿泊施設では、サウナの独り占めが体験できます!

サウナは坐禅のようなものである」と語る3人にとって、大浴場のサウナにテレビがついていないのも高評価。静かに、サウナを堪能できます。

南道後温泉ていれぎの湯

テントサウナなど、あたらしいこともどんどん取り入れている「ていれぎの湯」ですが、実は施設内のサウナのポテンシャルも高い!

利用者の声を聴いて、水風呂やサウナの温度を調整されているそうです。また、SDGsの観点から間伐材をつかった薪で温泉を沸かしているという、とんでもない取り組みにも注目です!

レフ松山市駅

2021年12月にオープンした、レフ松山市駅。

全国で展開するホテルですが、水温を下げる機械「チラー」が入っているなどサウナに本気の感じがつたわってきたそうです。

レトロ銭湯系サウナ

後継者問題などで、どんどんなくなっている町の銭湯ですが・・・松山には、まだまだ古い銭湯が残っています。

寿温泉 は、松山城の近くにある温泉で水風呂は井戸水!お城観光のあとに、サウナが叶います♪

新開温泉 は、電気風呂がすごいそうです。銭湯といえば・・・電気風呂ですよね(笑)サウナとセットでぜひ体験してみてください。

水晶湯 も、街中にある銭湯です。東京から愛媛に帰ってこられたサウナー女子ここっさん が絶賛されていたとのこと。

ここっ(サウナ婆👵)
「サウナ歴約2年半。ドラマ「サ道」をきっかけにサウナにハマっていく。特に、荒川良々さんの回を崇拝。 銭湯サウナ、スパサウナ、ホテルサウナ、テントサウナ、男性サウナ施設のレディースデイなどなど、サウナとつけば突撃!の精神で、東京サウナを堪能しつつ、アプリで行き先をルーレットで決めるサ旅も好物。 今年東京から愛媛にお引越し。 目下、愛媛のサウナに全部訪れることを目標に、現在週7、毎日サウナへGO! 年齢不詳、職業不詳のただのサウナ婆



ここっさんに魅力をお尋ねしたいところです♪

松山といえば、道後温泉ですが・・・道後温泉にはサウナがありません。周辺の旅館やホテルにもサウナがないのは、純粋に道後温泉の湯質を堪能してほしいという想いからでしょうか。

そんななか、道後のホテル茶玻瑠さんが、2021年12月、三越の中にホテルをOPEN!

こちらは、全室フィンランドサウナ付きのホテルです。

中がとっても気になります♪

松山は歩行湯がマスト!?

ちなみに、県外から松山にサ旅に来られた方は、だいたいどの温泉にも歩行湯があることに驚かれるそうです。レトロ系銭湯にはない場合が多いですが、たしかにほとんどの温浴施設に歩行湯がある気がします。決まった時間におしゃべりしながら歩いている地元の人も多い・・・!

これも、もしや県民性・・・市民性なのでしょうか!?
興味深いです。

松山のサ飯は!?

サ旅やサ活(サウナ活動)の醍醐味のひとつとして、サ飯(サウナ飯)があります。サウナ後は、味覚が研ぎ澄まされると言われていて、食事もさらに美味しくいただけます。

汗をたっぷりかいているので、塩分、水分、カロリー補給をしっかりと♪

松山ならではの、サ飯というとなんでしょう。
街中のサウナに行くなら、サクっと食べられて、レトロな雰囲気が楽しめる鍋焼きうどんがおすすめです♪

あとは、「みかんジュース」!

みかんの種類がこんなに多いのは、愛媛ならではでしょうか。県外の方はとっても驚かれるようです。


いつでも、サクっとサウナ!

松山の温浴施設は、遅くまであいているところや朝早くからあいているところが多いのも特長だと思います。

たとえば、東道後温泉 久米之癒(くめのゆ)は11:00〜翌9:00まで空いていて、私も会社員時代・・・夜更けまで仕事をしていたときは、よくお世話になっていました(笑)

シュモンさんソウマさんは、お昼休みの1時間にパンをかじりながら移動して1時間で1セット!エクストリームサウナをすることもあるそうです。

PECOさんは、コロナ禍になってから朝サウナに切り替え。早朝5:00からサウナに行って(もっぱら喜助の湯だそうです!5:00〜10:00はサービスタイムで金額も安くなります)、さっぱりした気持ちで仕事に挑み、夜は家族とゆっくり過ごすのだそう。

https://www.kisuke.com/yu-matsuyama/


探せば、自分のライフスタイルに合ったサウナが見つかるはずです♪

松山はサウナの聖地だ!


ちなみに、サウナが好きすぎて、サウナ商品を開発したシュモンさん、ソウマさんから見ると、松山でのサウナグッズの動きは、県外と比べるとちょっとだけスローペース???

サウナハットを被っている人も少なめで、「はずかしがりや」な県民性があるからかも???(でも、若者を中心にちょっとずつ増えてきているみたいです)

いつでも、安く入れて、自然も堪能できて、人も少なく、ゆっくり入れる!

こんなに魅力的なサウナの聖地・・・ありますかね!?

案外、住んでいると魅力がわかりにくいものです。
松山のサウナのポテンシャルに、改めて気付かされる座談会でした。

次回は、松山ローカルエディターズのメンバーが実際にサウナ施設に取材して、記事を発信します!それぞれ、サウナ婆こと・ここっさんにもおすすめコメントもいただいています。お楽しみに♪

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今回の書き手:大木春菜
大洲市出身、松山市在住。松山ローカルエディターズ編集長。株式会社せいかつ編集室 編集者・ライター。地元も好きだけど、旅も好き。レトロなものやマニアックなカルチャーが好み。手帳のYouTubeも発信中。
Instagram▶︎ooki_haruna
Twitter▶︎haruna_ooki
YouTube▶︎せいかつ編集チャンネル

※記載している店舗やサービスについての詳細は、各ホームページからご確認ください。

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