ビッグサン(おおやまゆういち)

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父のことを誤解していた

家族の中でも父との接し方は他の家族と比べて少し特別なところがあると思う。 ぼくも例外なく思春期は父との会話が減っていた。 世のお父さんは思春期の子どもに悩んでいることだろう。 だからといって、愛情を持って育ててくれたかどうか?と思い返した時、おそらくYesだと思う。 『おそらく』という単語がパっと出るのは、きちんと褒めてもらった記憶が一度もないから。 小学生の時、野球をやりたいといえば野球道具を一式買ってくれる。 休日はたいてい野球の練習試合だったが、たまに何もない

    • 信用されて信頼されるために

      ※このnoteは「ノンプロ研Advent Calendar 2023」 5日目の記事です。 ノンプロ研のみなさんにも、このnoteを読んでくださるみなさんにも情シスのことを知っていただきたいので、情シスの仕事の内容をふまえつつ書いていこうと思います。 信用と信頼の違い 信用と信頼の違いはなんでしょうか? Weblio辞書には次のように書いてありました。 信用の例でわかりやすいのは、クレジットカードです。 クレジットカードの利用履歴に関する情報は「信用情報」と言いますよ

      • 旅の日 ~スローシャッター~

        5月16日は旅の日ということを知った。 松尾芭蕉が奥の細道に旅だったとされる5月16日に由来しているそう。 引用:https://forbesjapan.com/articles/detail/47504 コロナ渦で外に出る意識が変わってしまった。 自分は地元に帰るのも億劫になった。そんな自分がイヤだった。 そんな時に手にしたのが『スローシャッター』。 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82

        • あの時『全部を賭けない恋がはじまれば』を知っていれば。

          あります。 あの時の自分は、咄嗟にうまく答えられなかった。 ・・・ 自分が上京してまだ心の休まる場所を見つけられていない頃の話。 通勤で使う大門駅からの景色も見慣れてしまうものだ。 見るものすべてが新鮮だったのに、ワクワクしていた感情は仕事に追われてしぼむ一方。風船を膨らます余裕はない。気づけば6kg痩せた。 東京タワーの景色が生活の一部になるが、たまに変わる電飾の色違いにまだ心が躍るのは救いだ。 「長いプロジェクト終わったし飲むか!銀座に行きつけの店があるんだ

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        父のことを誤解していた

          2021年の振り返り

          おおやまです。 みなさん、生きていて辛いこと、ありますよね。 ぼくはツラいことがあると『もうこれ以上ツラいことはないだろう』と毎回思いますが、次のツラいことがあると、このツラさの度合いが更新されることに驚きます。 これが生きるということなんでしょうね。 今年は人生でトップクラスに悔いの残る1年でした。 『あの時にこれをしていれば。この時にああ言えばよかった。』 だからといってそのまま流すのではなく、2021年に何をしたかを残したく、1年ぶりにnoteを書きます。

          迷いと、のどのつまり

          何気なく手に取った本、西加奈子さんの「さくら」。 ぼくは姉弟、兄妹の関係がいまいちつかめてない。 そして、3年前に亡くなった後輩への思いが宙ぶらりんだ。 なにか手がかりがあるかなと思い「さくら」を手にした。 コーギー ぼくは犬が苦手だ。むしろ怖い。 ぼくが3歳の頃、細い道で気持ちよさそうに寝ている犬がいた。 生まれて初めて犬と対峙した出来事。 たぶん、コーギーだったと思う。 ふと横を見るとまあまあの速さで車がこっちへ向かってきていた。 自然と湧き上がってきた幼い

          娘の相談を受けたら子どもになってた

          「先生、娘の相談を聞いてほしいんだけど」 仕事の昼休み、同僚の女性から声をかけられた。 ぼくの仕事は先生と呼ばれる職種ではない。社内SEだ。 でも時々「先生」と呼ばれることがある。 社内で先生と声をかけられて聞かれることといえば… 「パソコンでも買うんですか?」 「なんで何も言ってないのにわかるの!?」 数えきれないほど聞かれた質問なので、話の流れは決めている。 パソコンの相談を受けたらパソコンでなにをしたいか聞く。 ↓ たいていはネット、メール、今ならZoom

          娘の相談を受けたら子どもになってた

          尊敬する後輩

          「え、あいつが亡くなった?…ウソだろ?」 年下、もしくは後輩だけど尊敬する人というのは誰しもいるのではないだろうか? ぼくは心の底から尊敬している後輩がいる。 後輩に出会ったのは、4年前。あいつは新卒だった。 新卒はOJTで先輩と仕事をしながら仕事を覚えていき、一人前になっていく。よくあるパターンだろう。 「今年入ってきた新卒の中ですごいヤツがいる」 そんな噂を5人から聞いただろうか。 そんな新卒の話は今まで聞いたことがない。よっぽど優秀なのか。 自分は仕事柄、社

          【マエボン2/制作の裏側第6回】岸田奈美さんの人気の秘密

          オンラインサロン「前田デザイン室」で制作されたマエボン2。 このnoteはその制作に関わったサロンメンバーたちの活動の記録を前田デザイン室公式noteのマガジンに集約していく形で公開しています。 ビッグサン(おおやまゆういち)です。「マエボン2」という前田デザイン室発行の雑誌で、岸田奈美さん企画のリーダー、編集、テキストを担当しました。 今回のnoteでは振り返り編集後記として、岸田奈美さんの人気の秘密という視点で書きます。 まずはマエボン2の企画にご協力いただいた、岸

          【マエボン2/制作の裏側第6回】岸田奈美さんの人気の秘密

          前田デザイン室はなぜオンラインのやりとりだけでウラサンプロジェクトを成功できたのか?~強く感じた要因3点~

          大阪の飲食店街、お初天神裏参道と前田デザイン室がコラボした、通称ウラサンプロジェクト。 オンラインサロンで類をみない長期(約11ヶ月)プロジェクト、プロジェクトメンバー約60名、ほぼすべてオンラインのみでプロジェクトを進行したというめずらしいプロジェクトだったと思う。 ウラサンについてもうひとつnoteを書こうと思ったのがこのテーマ。 『前田デザイン室はなぜオンラインのやりとりだけでウラサンプロジェクトを成功できたのか?』 なぜこの記事を書こうと思ったかといえば

          前田デザイン室はなぜオンラインのやりとりだけでウラサンプロジェクトを成功できたのか?~強く感じた要因3点~

          古賀史健さんx柿内芳文さんトークイベントにいってきました 〜おふたりの共通点〜

          先日、古賀史健さんと柿内芳文さんのトークイベントにいってきました。 文章の考えを古賀さん、柿内さんから直接聴けるまたとないチャンスです。 たまたま同じイベントに来ていた前田デザイン室ののざかさんと一緒にたくさんメモをしました(ボイスレコーダーはとってません)。 それは同じ前田デザイン室の綾さんから「めっちゃ行きたいけど行けないー!」と伺っていたから。 のざかさんとの思いは一つ。 「綾さんにイベントの内容を伝えよう!」を胸にペンを走らせました。 なのでこのnoteはの

          古賀史健さんx柿内芳文さんトークイベントにいってきました 〜おふたりの共通点〜

          AR(拡張現実)のつくり方

          最近、AR(拡張現実)という言葉を耳にしませんか? たとえば「ポケモンGO」。 ポケモンGOはARの技術をつかった有名なゲームです。 あたかも現実世界にポケモンがいるように見える仕組みがARです。 百聞は一見にしかず、AR知識ゼロのぼくが↓こんなARをつくりました。 ※動画の中のメニュー表作成はぶんぶんさん また、以下サイトでもARが見れます。 ARをつくることになったのは、ぼくが所属しているクリエイティブ集団「前田デザイン室」が「お初天神裏参道」とコラボレーション

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          ノンプロ研のファミプロに参加してきました

          唐突ですが、心が荒むっていいますよね。自分の中に余裕がなくてイライラしてしまう。荒む前に解消したいものです。 「荒む」は「すさむ」と読みます。「すさむ」なんか漢字で書くことなんてまあないので変換してみました。 さて、ぼくは『ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会』(通称「ノンプロ研」)というコミュニティに参加しています。 ノンプロ研とは、仕事でプログラミングをしない方々(ものすごい方もたくさんいらっしゃいます・・・)が、プログラミングを使って業務効率化をしたり、コミ

          ノンプロ研のファミプロに参加してきました

          おもしろがってやったことが誰かの解決になれば嬉しい。

          おもしろがってやったことが相手に喜んでもらえたら、なお嬉しい。 それが自分の根っこだ。 北海道から上京した直後、もともと引っ込み思案だった自分の性格を意図的に忘れた。 初めて会う人との会話で『自分から発信をしないと相手は自分のことがわからない』ことに気づいたからだ。 そうしないと東京では生きていけないと直感した。 自分が何者かを伝えることで相手は受け入れやすくなる。 最近会った人に引っ込み思案だったことを話すと驚かれることが多い。 2018年の年明けに『とにかく動く』

          おもしろがってやったことが誰かの解決になれば嬉しい。