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旅の日 ~スローシャッター~

5月16日は旅の日ということを知った。

松尾芭蕉が奥の細道に旅だったとされる5月16日に由来しているそう。
引用:https://forbesjapan.com/articles/detail/47504

コロナ渦で外に出る意識が変わってしまった。
自分は地元に帰るのも億劫になった。そんな自分がイヤだった。

そんな時に手にしたのが『スローシャッター』。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%AE%E3%81%B6%E3%81%A8%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE-%E7%94%B0%E6%89%80-%E6%95%A6%E5%97%A3/dp/4801492622

著者が出張の際に出会った人との出来事を書いた本だ。
登場するエピソードはクスっと笑えたり、ほっこりしたり。
じんわりと暖かさを感じる本だ。

特徴的なのが、プロローグ、エピローグ部分に写真が載っている。
これがまた素敵なのだ。
写真が文章を語ってくる。
エピローグの写真は映画のエンドロールのような役割をしている。

旅色。旅の経験をそっと心に染めてもらったような感覚だ。
この本を読み終わって再度装丁を見たら、まさにこの本を表現している装丁だった。
著者が体験した旅の色が、この装丁のデザインだった。

『また旅に行きたい』とぼくの背中を押してくれたのはこの本だ。

旅は良い。

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