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人生には突然に逮捕される事もある。

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愚かであれば奪われ、 優しくあれば利用される。 頑張れば頑張った分だけ搾取され、 落ちぶれたらそれだけ酷い扱いを受ける。 突然の逮捕 証拠も握り潰され、陥れられた。 家族の…
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#逮捕

【実録】事件のあらまし9月5日そして釈放へ現在【備忘録】

【実録】事件のあらまし9月5日そして釈放へ現在【備忘録】

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8月7日に起訴猶予で釈放されたわけだが、まずは猶予ってなによ?ってことを説明したいと思う。ちなみに釈放時には、釈放指示に基づいて実行されるので刑事もその理由を知らないようだ。

ウィキペディアには以下の様に書いてある。

釈放された後に弁護士に連絡をしたところ、起訴猶予処分の連絡がいっていたようだ。これは、不起訴処分となる理由の一つで「犯人の性格や年齢及び境遇、犯罪の軽重及び

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【実録】事件のあらまし8月7日そして釈放へ【備忘録】

【実録】事件のあらまし8月7日そして釈放へ【備忘録】

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昨日の夜から眉毛が痒くてうずく。こんな時は良い兆候へのサインなのだ。不思議にこの思い込みはよく当たるので本日の処置が楽しみだ。

今日は朝食がサンドイッチでマヨネーズが多い目で食欲を刺激する、これまで朝食はほとんど手を付けなかったけど、今日は半分くらい食べることが出来た。

ここに来て良かったこともある。私は痔があってウオシュレットではない排便に最初は難儀したが、今では血もつ

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【実録】事件のあらまし8月6日【備忘録】

【実録】事件のあらまし8月6日【備忘録】

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泣いても笑っても明日が拘留期限の7日。今日は消化日という事で取り調べもなく、本を読んで過ごす。

私より先輩になる他の房に入っている人は起訴が決まっていて、裁判までここに拘留されるらしい。通常のフローでは拘置所だが、満員だとこういった処置になるそうだ。法務省管轄の拘置所にはエアコンがないので、ここの方がマシかもしれない。

普段からエアコンを使用しなくて、汗をかきたい私にとっ

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【実録】事件のあらまし8月5日【備忘録】

【実録】事件のあらまし8月5日【備忘録】

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いつものように6時過ぎ頃に目が覚める。だけど7時までは布団にいなくちゃいけない。ボーっとしながら7時を迎え点呼と共に歯を磨いたり、顔を洗ったりする。

私は潔癖症とは思っていないが、歯磨き粉と固形石鹸は共用する。これは生理的に嫌だったけど、もう慣れちゃったなぁ。

ここを出られるまであと2日だ。最後の日に検事調べを受けるのかと思っていたら、どうやら違うようで本日に検事調べを受

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【実録】事件のあらまし8月4日【備忘録】

【実録】事件のあらまし8月4日【備忘録】

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前回にもお伝えしたが、今日はようやく医者に現状を話せる日である。そして認識通りというか想像以上に満足な診察はしてもらえず、薬を処方されるに留まった。こりゃキッついな…笑

体重くらい測るのかと思いきやマジで問診だけっ。めっちゃ適当。でも先生の言葉に救われたなぁ。頭痛が良くなったわけじゃないけどね。

留置場は床に向かって字を書かないといけないので、字を書く姿勢を長く続けている

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【実録】事件のあらまし7月28日【備忘録】

【実録】事件のあらまし7月28日【備忘録】

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この日も強烈な頭痛と眩暈に襲われて体中に悪寒が走る。おまけに原因不明の腹痛まであり、最悪のコンディションであった。夜中から痛み出したが、声をかけるのも憚れるような状況下だったので我慢していたのもあったのだが、夜中に新たな収監者がやってきたのだ。

声からすると恐らく女性でかなり荒れていた。彼女の人生に何があったのだろうか。ここには犯罪者というよりも運悪く人生の不幸を背負ってし

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【実録】事件のあらまし7月27日【備忘録】

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事件から約1カ月経とうとしているが、未だに安心した生活を取り戻すことは出来ない。それだけ突然に身に覚えのない逮捕はいつでも起こりえる事だと思うのだ。

訴える側が悪意をもって証拠を捏造して、それを客観的事実としてしまった場合、反証材料がこちらになければこちらは分が悪く、逮捕状をもって警察は動くしかない。

私の場合はそうした反証材料を相手のいうがまま渡してしまっていたので相手

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【実録】事件のあらまし7月24日【備忘録】

【実録】事件のあらまし7月24日【備忘録】

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この日も引き続き頭痛薬を処方いただいた。午後になってようやく薬が効き始めたのか頭痛が治まってきた。眩暈は相変わらず酷いが何とか一山を超えたようだ。

両隣りの先輩は留置場の人と打ち解けて色々と話しているので、聞き耳を立てて情報を仕入れるのが日課になっている。私は外でもここでも誰かと打ち解けることはないだろう。

あまり人付き合いが得意のではないのだ。対人恐怖症とかあがり症とい

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【実録】事件のあらまし7月23日【備忘録】

【実録】事件のあらまし7月23日【備忘録】

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前日の検事調べを受けて10日間の拘留が決まったようだ。覚悟をしていたのでどうという事もないが、頭痛と眩暈で少し死を近くに意識した。今日は外の世界では「海の日」。

妻は子供たちを海に連れて行ってくれているだろうか?外の状況は全く分からない。まだ家族にも会えない状態だし、そもそも土日祝は面会を実施していないようだった。

しかし、ここに入って2日もいると多くのことが分かってきた

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【実録】事件のあらまし7月22日【備忘録】

【実録】事件のあらまし7月22日【備忘録】

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脳梗塞による頭痛により意識が朦朧としていながらも夜中まで取り調べを受けて、一睡もできずに朝を迎えた。頭痛は少し引いたが、死にそうなほど→ヤバいくらいに変わった程度で目を開けているのもキツイ。

それよりも眩暈がひどくて立ち上がる事すらできないし、留置場の朝食も食べられなかった。菓子パンとブリックタイプの甘ったるいコーヒーだ。私はデキストリンのアレルギーがあるので、そもそも菓子

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【実録】事件のあらまし7月21日【備忘録】

【実録】事件のあらまし7月21日【備忘録】

全ては突然だった。7月21日8時過ぎ頃、遠方の警察署から6名の刑事が来られ「差し押さえ令状」を見せられた。業務上横領の疑いという事。もちろん身に覚えは無かったが抵抗しても仕方ないし、疑いがあるのであれば晴らさねばとお通しした。

徹底した家探しの後に私物を色々と差し押さえられて、「ちょっと詳しい話を警察署でしたいから」と警察の用意したレンタカーに乗せられて、ここで逮捕令状を読み上げられ人生初の「逮

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仲間が必要という幻想

仲間が必要という幻想

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上記記事の前半で申し上げたようにマスクの効能や人との関わり方について言及した。人の本能として狩猟採集時代の記憶がDNAに刻まれているのかもしれない。

助け合いの精神があったからこそ進化を促し、人類は生き残り、生態系の頂点にまで進化できたのだ。動物として利己的な行動をとると、獲物をひとり占めしようとしたりすると生き残れないから、こういう個体は排除され遺伝子を残せなかったのかも

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マスクが作るほどよい心の距離

マスクが作るほどよい心の距離

決して叶わない事とは知りつつ私にはひとつの願いがある。家族とその周囲を除いて人と関わらなくて済む社会の実現だ。いろいろあって人と関係性を構築するのが怖かったり、面倒だったりするのだが、こんな考えをしている人はそれなりにいらっしゃるのではないだろうか。

身勝手な事を言っているかもしれないが、世界を襲った新型コロナウイルス感染症対策によって人々の行動が変わるだろうし、おさまりを見せない状態によって行

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記録のすゝめ。甘い幻想は現実には起こらないのだから

記録のすゝめ。甘い幻想は現実には起こらないのだから

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人生におけるバランスの話を書き、これから待ち受けるどんな苦難も恐れないでいられる理由を述べた。

私はそれでいい。しかし家族はどうなんだろうか?皆さんも苦境に陥った時に一瞬考えがよぎる事ではないだろうか?今ではない人生を。あの時もっと違った選択をしていれば今の自分はどんなだったろうかつい妄想してしまわないだろうか。

愛する家族がいるから他の選択しなんて有り得ないとは頭ではわ

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