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きぼうに手を振るのは、我が家だけですか?

「国際宇宙ステーション(きぼう)が日本上空を通過」というニュースを見た日は、子どもたちと指定時刻にベランダへ行くようにしている。今日は兄弟が好きな『ダーウィンが来た!』が劇場版で延長していたが、途中で切り上げて入浴。通過10分前にお風呂から上がった兄弟は、弟は方位磁針と星座早見盤(星座と勘違いしている)、兄はきぼうを激写すべくキッズ携帯とフラッシュ代わりの懐中電灯を持って、5分前にはベランダに集合した。南西のベランダ前は駐車場。住宅街にしては視界が開ける良い位置にある。今夜は北東から南西に向けて周遊する姿が拝めるとのことなので、屋根側を向いてその時を待つ。

きたきたきた〜!

明るさは二等星以上あるし、飛行機よりも動きが早いので、初めての人でもすぐに発見できる。まばゆい光を放ちながら、空をグーンと飛んで行く様は力強くて、『きぼう』というネーミングはピッタリだと思う。都会では星座を見つけるよりよっぽどラクだと思うので、一度探してみてほしい。

絶対に届かないのだけれど、きぼうを見つけると、手を振りたくなってしまうのは我が家だけだろうか。遅れて集合した夫も一緒に、「おーい!」と、小さめに叫びながら(夜ですから)、4人できぼうのお出ましを喜んだ。

南西に向かうとのことで、空の彼方へ飛んでいく姿を見届けられると思っていた。しかし、南に到達したあたりで忽然と姿を消す。気づけば薄雲が出て、雲に隠れたようだった。南西には木星が綺麗に見えていたから、雲の隙間から垣間見えても良いはずだが、4人で目を凝らしてもついに見つからなかった。

でも、少しだけ(多分20秒くらい)でも満足だ。それから弟は、持ってきた星座早見盤で星座を探し始め、兄は撮影した動画を見直し(懐中電灯フラッシュの甲斐はなく、画面は真っ黒。そりゃそうだ)、我が家の『きぼうを見る会』は終了した。

次はいつ見られるかと検索していたら、早速、明日見られるらしい!2日連続もあるのか。あした天気になあれ!


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