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文豪たちのつどう宴、一部始終をレポします!

文豪たちのつどう宴 〜エッセイ執筆お疲れオンラインワイン会〜 を、開催しました🎉

先日無事に発行となりました『わたしとワイン』のエッセイ集。実に20名もの作家のみなさんに集まっていただき、宝物のような作品集ができあがりました!

この企画を始動したのが1月。執筆者のみなさんの作品締め切りが3月の終わり。だったのですが、執筆の終わり頃からちょくちょくこんなお声をいただくようになったんですよね。

「執筆お疲れ会がやりたい」

「みんなで、ワイン、飲みたい」

全文同意。

編集長のわたしは、全員とそれぞれやりとりしていますので、お互いだんだん関係が深まっていきます。今回のエッセイ、半分くらいはまったく「初めまして」のみなさまが集まってくださったこともあり、これはわたしにとっても嬉しい出会いでした!

でも、執筆者どうしってなかなか繋がる機会がなかったんですよね。執筆って、基本的に孤独な作業。そして、書き終わればあとは完成を待つばかり。

おなじ「産みの苦しみ」を味わったものどうし、お互いにねぎらいあいたい。戦友として、握手をしたい。できればワインとともにーー

全文同意。

というわけで、本の発行を待ちまして、みなさんと顔合わせができるオンラインワイン会の開催となったのでした。題して、文豪たちのつどう宴

ワイン界にすい星のごとく生まれた「ワインエッセイ」というジャンル(生まれてない)、そんな新ジャンルを代表する「ワインエッセイスト」のみなさまに、この夜、お集まりいただきました!

ひゃんさんMr.バロー郎&Mrs.バルバレス子さん(略称:バロさん)/AKKさんWine Loving Catさんibukiさんカツミさんありたすさんくまべゆみさんダイチくんたかのゆうたさんまめずんさんねじまきさんヒサソワさん井原大賀さんアンディ松原さん

ちなみに今回のワイン会は観客参加も募っておりまして、MTKさんたべもえさんにもお越しいただきました。文豪たちと盃をともにしていただき、ありがとうございました!


さて、宴の話題はますたやが飲んでいたとあるワインからはじまります。

バロさん「あれ?ますたやさん、それなんのワイン飲んでるんですか?」

ますた「いやあんたが贈ってくださったやつだわ!(※言葉を慎みなさい)」

ん…?なんか、こう、グラン・クリュって書いてない…?

というわけで、気さくな関西ノリが楽しいバロさんは、実はガッチガチのインポーター。今回のイベントにあたって事前に、なんと自社が仕入れているシャンパーニュ(※グランクリュ)のお差し入れをくださったのでした………偉大かよ。

これが適度な熟成感があってむちゃくちゃ美味かったんですよねぇ…こういうオンライン会のときって、話に夢中になってワインの味なんて忘れちゃったテヘペロ!みたいなことが結構起きるんですが、さすがにこれはひとくち飲むたび、『うわ美味っ…!』と思い続けていたことを、ここにご報告いたします。

バロさんがお勤めのインポーター、よろしければみなさん、ご贔屓にどうぞ…!

というわけで、このあとのみなさんとのお話の最中、ますたやの心のなかには『うわ美味っ…!』のセリフが合いの手のように響き渡っていた、と思いながら読み進めてください。

いやあほんと、ありがたいこと限りなしですよ。かようなお心遣いをいただうわ美味っ…!

ちなみにバロさんは今回の作品を書いてくださって「これからも書いていきたくなった」とお話してくださいました。もうもうそれはぜひに!ワインエッセイ界(そんなのはない)を、一緒に盛り上げましょう!

ちなみに作品の文体は、バロさんの尊敬されている、某ゆる言語ラジオの某堀元氏に寄ったかも、ともお話されていました(伏せてない)。これ、「文字読み好き」の文筆家あるあるですよね~!

そんなバロさんの「インポーター業」つながり、かつ「文字読み好き」繋がりとして、続いてibukiさんにご登壇いただきます。
ibukiさんは、仙台のインポーターであるルシオールにて、インポーターやワイン屋さん業務にあたられています。ibukiさんがお書きになった作品も、そんなibukさんの歴史と日常が交差していきます。

▶ルシオールさんは、ブルゴーニュの若手日本人醸造家「ケイ・シオガイ」のワインの輸入元。わたしも運よく飲ませていただいたことがありました。いやあ貴重だった。今回執筆いただいたピノさんとも、実はこの会で初めてお会いしたのでした。チビピノ(お子さん)誕生、おめでとうございます!👏

ibukiさんの作品は、伊坂幸太郎や森見登美彦の文体に(これは、意識的にも)寄せて書いてくださったとのこと。このあとしばらく、伊坂幸太郎好きたちで話が盛り上がりました。

ますた「あれでしょ、確か有名な、”天井から”春が落ちてきたっていう…」

ダイチくん「”2階から”でしょ」

忍者かよ。

ibukiさんはちょうどお怪我をされていたので、ブドウジュースでの乾杯となりました。お怪我が治ったら、それを口実にまた飲みましょう!(※わたしがibukiさんと飲みたいだけ)

さて、ルシオールさんでもお取り扱いがある「タスマニア・ピノノワール」。そんな話題から、今度はありたすさんにバトンタッチです。

ありたすさんは昨年1年間、タスマニアに住んでおられました。そんななかで出会ったタスマニアのワインやワイナリーについて、明るく理知的に筆を走らせてくださっています。お父様がタスマニアご出身ということもあり、自身のルーツがある場所って、愛が深くなりますよね…!

将来的にはタスマニアワインの輸入や、タスマニアと日本を繋ぐ親善大使のような活動をされたいとお話されていました。うわあ、かっこいい…!

ibukiさんとも「ぜひ将来、一緒になにかやりましょう」とがっちり握手(エア)が交わされ、ああこうやってひととひとが繋がっていくの、本当にいいなぁ…と、主催冥利に尽きるのでした。

さあ、このあたりからますたやも、いい感じにふわふわしてきております。つまり、酔っ払ってるってことです(率直)
そりゃそうですよ、この話、間にすべて『うわ美味っ…』が挟まっていますからね。

さすがにすべてのおしゃべり順は思い出せない(このまま行けるといつから錯覚していた…?)ので、時系列、前後しながら進みます。

AKKさん、そしておなじ画面で一緒にご参加いただいたMTKさん。いや~、お久しぶりです。だいたい5時間ぶりですね

というわけで、おふたりはこの日、わたしが働いているワイナリーの「つき1バル」にお越しくださいました。AKKさん&MTKさん、ありがたすぎるかよ。

なお、AKKさんご夫妻とは、わたしが学生の頃に住んでいた「福岡県田川市」で人生が交差しています。そんなますたやとの出会いのお話を、作品にもお書きくださいました。

不思議ですよねぇ。おなじ時期に、おなじところに住んでいた方と、時を超えて今ここで乾杯している。ワインの「時を超えるちから」を感じざるを得ないエピソードです。

ちなみに田川市には「田川ホルモン鍋」というB級グルメがありまして、何を隠そうわたしも学生の頃、こういったB級グルメイベントの盛り上げに携わったりしていたのですが、「せっかくワインに詳しい方がたくさんいらっしゃるので、このホルモン鍋に合わせるワインを教えてください」なんていうワイン好きホイホイみたいな話題を提供してくれるもんだから、いやあ、白熱しましたねぇ、おもにバロさんが。
さすが「マリアージュ」について言及された作品をお書きになるだけありました、ありがとう、バロさん…!

さて、井原大賀さん、通称「所長」は、この日も所長節をひっさげてやってきてくださいました。
さすが安定感ある of the あるな所長…!

所長は、ますたやがやっている「ワ活ラジオ」とのコラボ配信であります、【3000円ワインを攻略せよ】の内容を文筆作品に昇華してくださっています。「Podcastの焼き直しじゃんって思われたかもしんないけど、そもそも最初に台本書いてるから!」所長!大丈夫大丈夫!誰もそんな風には思ってないよ自信もって!(笑)

ところで実は今回の本、企画段階ではインタビュー記事もいろいろ載せる予定があったんです。でもそちらは、わたしのなかで企画倒れになったんですよね。だからこそ、この対談形式の作品があったことはありがたく、何よりも作品集全体に厚みが加わったなぁと思っています。

ちなみに所長このあと、「ジャンプのワンピースの掲載位置かと思ってた」とこぼしておられましたが(※所長ジョークです)、この本の作品の「掲載位置」は当然、ジャンプとは違って、「前の作品ほどえらい」わけではありません。

全体のバランス、前後のバランス、ひとまとまり分のバランス、それから「アクセント」になる作品の掲載位置や、最終的に全体を読み通したときのリズム感。そんなことをすべてひっくるめて、試行錯誤しながら考え抜いた掲載順。大変だった。(正直)

というわけで、どちらかというと所長の作品は「見開きのカラー絵」ぐらいの立ち位置ですので、大丈夫大丈夫!ちゃんと素敵なページになってるから自信もって!😂

読者のみなさまにはぜひコラボポットキャストと合わせて、お楽しみいただけましたら幸いです♪

さてさて、「作文を書くのなんて初めてだった〜」という、カツミさんにもご登壇いただきます。ようやくお会いできましたね~~~!むぎゅ(エアハグ)

カツミさんとの楽しくほがらかなおしゃべりは、作品にも書かれていた「MAYAワイン倶楽部」の話題へ。

こちらのイベント、告知するとすぐに定員がいっぱいになってしまうくらいの人気イベントなんですって…!お越しになる方は、初めましての方も、リピーターの方もいらっしゃるとのこと。

わかりますよ、「安心感のあるワイン会」って、何度だって参加したいですもんねぇ…!マダム・カツミさんに会いたくてやってきてる人が、たくさんいらっしゃるだろうなと感じるあったかおしゃべりタイムでした😊

それにしても、「場作り」って本当に尊い仕事だと思います。「場」があるからこそ、ひととひとは繋がっていきますもんね。ほら、合コンの幹事みたいに。(急に話題が陳腐)

「場作り」って、かけられた労力が外から見えにくい分、きっとわたしもその見えぬ努力をたくさん見落としてきたと思うのですが、本当になくてはならない尊い活動だと思います。リアルでも、オンラインでも、「場」を創ってくださるすべての御仁に、敬礼!であります。それが合コンでもね

さてさてそんなカツミさん、「実は同時期に仕事が激務で、期限ぎりぎりだったけど頑張って書いた…!」とおっしゃっておりまして、そんな「仕事が激務だったのに頑張って書いてくださった仲間」として、お次はくまべゆみさんに登場いただきました。

いやしかしみなさん本当に、お忙しいなかご協力いただいて改めてありがとうございました…!
こんな「お遊び企画」に本気になってくださったオトナのみなさまがいたからこそ、このような素晴らしい本ができあがりました。こども心を忘れないオトナのこと、わたし、たぶんずっと好きです。

さてくまべさんは、熊本の地にてワイン検定の講師をつとめておられます。なんとくまべさん、「ワイン検定講師になりたい」と思って、ワインエキスパートを取得されたのだそう!これ、意外とあるようでないルートな気がして、参加者のみなさんからも称賛の声があがっておりました。

そんな「ワイン検定講師になりたい!」と思われるようになった「恩師」との出会いについても、深堀りしてお話をうかがいました。

作品にも登場された「橋本先生」。どんな先生なんですか?とうかがったところ、「明るくて、エネルギッシュで、ワインが大好きというのが伝わってくる方」とのお返事。明るく楽しく大好きなワインのことを教えてくれるとか、そんなのもう好きでしかない。

ワインが大好きなひとに教わるワインの話って、本当に心躍りますよね。くまべさんのそんな胸の高鳴りまで伝わってくるような、明るくエネルギッシュなお話でした。

なお、くまべさんも携わっておられる熊本市のワインバー「太陽酒店」さん。こちらに、今回のアンソロジーを置いてくださっているんですって!やったー!熊本にも広がれ、ワインの輪!

ということで、お近くの方は、ぜひ足を運んでみられてください♪

さて話は変わり、今度はたかのゆうたさんからお話をうかがいます。

ゆうたさんは「大林木之助」というペンネームで硬派な短編小説をお書きくださいました。これがまたしっとりとした雰囲気でイイんだな。最後に時空が歪みながら、ばちっと噛みあう瞬間の、心地よさ。

「ちょうど小説みたいなものが書いてみたかった」とのことで、こんな風にそれぞれの人生のタイミングが触れ合うことこそ人生の醍醐味だよなあ…!などと、主語のでかい感動をひっそりと胸のなかで感じておりました。

さらにたかのさん、実は「ドメーヌ・ド・モンティーユ」プロジェクトの一員でいらっしゃいます。ブルゴーニュのワイナリーが、函館に造ったワイナリー。ブルゴーニュが北海道でワイナリーを造る…?!と、一時期ワイン界隈でも話題沸騰していたように記憶しています。

折しも、ワイナリー関係者の端くれ(末席)として、デビューしたばかりのわたし。「ワイナリーのお仕事、楽しいですか…?」とおずおずうかがったわたしに、たかのさん、まっすぐにお答えくださいました。

世界で一番かっこいい仕事をしていると思っています

……ぱち………ぱち…………ぱち……ぱち…ぱちぱちぱちぱち ワァァァ~~~~ッ…!!!!🙌🙌🙌🙌🙌
(感動が遅れてやってくるタイプの熱狂的スタンディングオベーションの図)

というわけで、小説ばかりではなくワインと向き合われるその姿勢にも、一同が魅了されたのでした。

おなじく「小説」繋がりで、ここで満を持してダイチくんの登場です!

ダイチくんは『文学ラジオ 空飛び猫たち』というPodcast番組を配信されています。まさに、ワイン好き × 文学好きという、このエッセイ集の申し子のような存在。

エッセイのなかでも、ガッツリと本格的な小説をお書きくださいました。

「オートフィクション」という形式で書かれたこの作品は、現実と虚像が溶けあった、「本当かどうかわからない」ところが大きな魅力。

「どこからどこまでが現実なんですか?」というなんとも無粋な質問を投げかけてみたところ、「それさえも作者にはわからなくなってくるのが、オートフィクションなんですよね。たとえば、太宰治のような作品のようなもの」とのお答えに、なるほどな〜〜とうなりました。

文筆の世界に関わらず、この世に生まれてくる「作品」にはすべて、「作者自身」が投影されるとわたしは思っています。もちろん、その投影の度合いや表現の仕方、そして、投影されている「無意識」の層は人それぞれ。
であればこそ、芸術作品のひとつひとつに、「作者の人生のなかのなにが、どんな風に投影されているのか」を想像することが、わたしは好きなんですよね、ってことを、頭のなかには思い描いていましたが、ワインが美味すぎて出てこなかったので、ここに記しておきます。全部バロさんのワインのせいだ。

なお、ダイチくんとは、新しく始まったPodcast番組である『ペアリングトークラジオ』でもご一緒させていただきました。実は人生の先輩であるダイチくんですが、気軽にくん付けで呼ばせてくれるくらい、フットワークが軽くてフレンドリー。そんなダイチくんとのほろ酔いトーク、よかったらワインのおともにでも、お聞きくださいませ。

▶最初にお聞きいただくのは「前編」もしくは、今週木曜日に更新予定の「打ち上げ回」がおすすめ。「後編」はまじでゆるいので、ゆるいのがお好きな方は後編からどうぞ!笑

さて、このあたりからワイン会も終盤に入っていきます。画面の向こうでうとうとしながらお聞きくださったみなさん、その自由さがオンラインワイン会のいいところ。親友が隣でしゃべってるのを聞きながら寝落ちちゃうみたいな、学生時代の宅飲みの雰囲気を漂わせながら続きます。

コストコで入手した、タスマニアのピノ・ノワールに選手交代!

アンディさんは「ワインと”書くこと”」をテーマに、作品をお寄せくださいました。まさに今回のエッセイ集は「書くこと」の集積によってこの世に生まれてきた本です。そんなメタ的な角度からの作品が届くなんて、やっぱりアンソロジーってすっごいな…!という思いも堪能させていただいた作品。

アンディさんの夢は、米国で開催されている「ワイン(W)・ブロガー(B)・カンファレンス(C)」を日本で開催すること、なんですって。いいですねえ、WBCジャパン…!(※そんな風に略すかどうかは存じ上げません)

この本をお書きくださった方は全員第1回開催への切符を手に入れたということで、なにとぞよろしくお願いします!と、なぜかアンディさんに参加の依頼をする夜。いやあ、夢がありますねぇ…!

なおアンディさんとは、5月31日(水)の22:00から、Twitterスペースにてちょっとした談話をおこなう予定。「書くこと」のお話からカリフォルニアワインのお話まで、縦横無尽な時間になること間違いなし(※「酔っ払い」をいい感じにいうとこうなります)ですので、ご都合のつくかたはぜひTwitterまで遊びに来てください!

さてヒサソワさんは、職場からのご参加です。ちょうど酒屋さんの勤務終わりということで、B to Cのサービス業ってほんと土日に休みないっすからね…
というわけで、ヒサソワさん、実は我がワイナリーのお取引先様でもあります(笑)

先日、ヒサソワさんが奥様と連れ立って、ワイナリーにお越しくださったんですね。で、最初はそうとは気づいていなかったますたや。醸造家須合と「いつもの感じ」でお話されているお取引先の方っぽい方が、「っていうか、ますたやさんですよね」って急にキラーパス飛ばしてくるわけですよ。その瞬間まで完全に「新人マイコ(※ワイナリーのほうのわたしです)」の顔をして話を聞いていたわたしは「へあ?!はい!ますたやでございます?!(裏声)」と、変な汗をかいたのでした。さ、先に言ってください?!

ヒサソワさんはもともと脚本を学ぶ学科をご卒業されているとのこと。今回も、ご自身の体験を「脚本に落とし込む」という、これまためちゃくちゃおもしろい形態の作品をご寄稿いただきました。いや〜このいかにも「バックヤード」っぽい会話、表舞台に出る手前の、光が届くか届かないかのところで交わされる会話が、味があってイイんですよ…!

「ワインへの情熱を取り戻したい」という想いで今回のエッセイ集にご参加くださったヒサソワさん。なんだかすでにふつふつと煮えるものがあるように感じていたのですが、いかがだったでしょうか…?🌱✨

さあさあ長らくお待たせしております、この回のあいだずっと、みなさんの会話にチャットで相槌を入れてくださっていた、ひゃんさんのご登場です!

かわいいイラスト付きの作品をお寄せくださったひゃんさん。あれよあれよとワインが好きになり、今では「ブドウ」さえも愛するようになっておられるとのこと。ワイン、通り過ぎてる。

しかも、この「好き」のエネルギーがまた高くて、思い余って「ワイン造り、手伝いたいです!」とブドウ関係者に申し出たところ、今年から畑のお手伝いに携わっておられるというから一同おったまげです。

この行動力ですよ。わたしは、「ご縁」や「運」って天から与えられるものが大きいと思っているのですが、最後の最後のところ、「えいや!」って引っぱる瞬間が、人生に何度かあるなぁと感じることがあるんですよね。それをするには、たぶん、「好き」を言語化しておく必要がある。

だから、「好き」を言葉にできることって本当に強いと思っています。ひゃんさんをはじめ、この本に作品をお書きくださったみなさんは、まさにそこの強みがあるんだよな~なんて、ひゃんさんの楽しそうなお姿を見ながら思ったりもしたのでした。

で、後日談なのですが、翌日、ひゃんさんとはリアルでお会いすることになります。なんと、うちのワイナリーのバルにふらっと遊びに来てくださったんですよ。この行動力よ…!(2回目)
ひゃんさんが関わったワインができあがったら、ぜひわたしも飲んでみたいです!

さて、ようやく今日の回のおおとりまでたどり着きました。我らが癒しスポット、まめずんさんです!

まめずんさーーーーん!起きてるーーーーー?!

「はいはーーい!ぎりぎり起きてまぁす!」

そしてバーンと画面に映ったまめずんさん。まさかのタオルを首にかけた、お風呂上がりスタイル。えっと、キュートなおっさんかな?(失礼)

チャーミングなイラストでエッセイ集に癒しの花を添えてくださったまめずんさん、ご本人もタオルを首に引っ提げて、チャーミングな癒しオーラを我々に届けてくださったのでした。

ちなみにそんなキュートなまめずんさんですが、実はかなりのニュージーランドフリーク。7ヶ月の留学経験を含めすでに7回ほど訪問されており、それに飽き足らず現在はニュージーランド商品の輸入元で働かれています。ここでワインを扱うようになったことから、ワインとのご縁が生まれていたのでした。好きパワーがすごい…!

「留学したとき、最初(オーストラリアの)パースに行ったんですが、そこがなんだか合わなくて…それでニュージーランドに行って、ドはまりしました」とお話されるまめずんさん。
「どこでもいいわけじゃなかった」ってところに、ニュージーランドとのご縁をひしひしと感じないではいられないのでした。

ここまで来るのに、あっというまの2時間半。
お時間の都合でおしゃべりできなかったWineLovingCatさんとねじまきさんも、ご参加ありがとうございました!

WineLovinCatさんからは、ワインの話はもちろんのことデザインのお話ももっと聞いてみたかったですし、ねじまきさんからは世界の話を聞きたかった🌎「物足りない」くらいが次に繋がると思いますので、この物足りなさをぜひ、次の会へと繋げましょう!

というわけで、ちょっと時間は超過しつつ、名残惜しさも残しつつ、宴は終わりを迎えてゆきます。

「ああ、あの話をされていた、この人が書いたんだなぁ」と思うと、ますます作品に深みや背景が感じられるようになる気がします。

今回泣く泣くお越しになれなかった文豪のみなさまも、ぜひどこかでお会いいたしましょう!いやはや、いい乾杯でした。みなさま、また飲みましょう!

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■ ますたやとは:
関東在住の30代、3000円ワインの民(たみ)。ワイン好きが高じて、2023年3月から都内のワイナリーで働きはじめました。
2021年J.S.A.認定ワインエキスパート取得/2022年コムラードオブチーズ認定。夫もワインエキスパートを取得し、現在はWSETLevel3を英語で挑戦中。

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