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写真を使って下さったnoteまとめ

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使っていただき本当にありがとうございます。 すべて読ませて頂いてます! フォトギャラリーがきっかけで、素敵なnoteを書く方に出会えることも何かのご縁だなあと。 あなたの想いの表… もっと読む
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#小説

日記 第12話(読了3分)

前回までのあらすじ 妻と別れ、仕事も長期休暇をとり、一人寂しくなった西澤祐樹は結婚相談所…

とは 第1131話・3.16

「相変わらず登場する難解な専門用語ばかりだな」パソコンからネット上にある情報を見ながら思…

KILLING ME SOFTLY【小説】186_ごめんなさい神様よりも好きです

存分に語らい(言わずもがな甘えて)、車で来た千暁から 「気分転換にドライブしない?」 と誘わ…

彩生透
1年前
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F#7 私の大事な男たち

雨の鎌倉はしっとりといい匂いがする。 山のそれは土を優しく叩きながら植物たちに挨拶をして…

Cutie pie🥧
3年前
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【一日一詩】 なにわともあれ

やってみなはれ 何はともあれ やってみんことには 何もわかりゃしまへんで やればやれやれ よ…

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食は生!!!

泣きたい時、傷ついた時、寂しい時は とにかく美味しいご飯を食べなさい。 小野寺史宜さんの…

碧
2年前
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三つ葉のクローバー#10

混声合唱団の部室はサークル会館の4階にある。尻込みしながら約束の時間に足を踏み入れると、すでに十数人のサークル員が集まっており、僕のほかにも新入生が2人待っていた。 まだ参加者が揃っていないらしく、説明会はすぐには始まらなかった。しばらく待っていると、予定された時間から5分ほど遅れて、同回生の女の子が入ってきた。これで僕らは男女二人ずつになった。 団長のややスベり気味なあいさつがあったのち、それぞれのパートのリーダーから合唱団の説明がなされた。団員は、ソプラノ、アルト、テ

【短編小説】燃える家に手をかざす

「みえこ合格おめでとう」という横断幕がむなしく見えてきた。私はおそらく来ないであろう主役…

【詩】香りと苦味

薬の効き目がしっかりと効いている そんな時はゆっくりと寝かせて 雨が降っている 誰かを傷…

久住ハル
1年前
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母へ。④

小学校6年生までは祖母と2人暮らしをしたが 祖母の認知症が重くなってきた為 私たちは離れた都…

3

星神楽㊷ 天狼星の下、花の舞

  夜更けが迫り、神楽は、前日に行われた、式一番(しきいちばん)の星神楽、式二番(しき…

短編小説「ため息」

 ブーツで昼下がりの海岸を歩くと、霜の上を歩く様な感触が楽しめる。その感触を求めて私は家…

居酒屋繁盛異聞 旅が好き〜列車居酒屋〜         P66

5.ロベルト・シュンク ヤーパン紀行⑦  黒田さんに誘われるまま財布を持って列車から降りる…

夢彩姐
1年前
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短編小説「ヒーロー」

 「私は君がこんな行動を起こしたことが、未だに信じられない。ここには朝から君に取材をしたいという内容の電話が鳴り続け、朝刊では一面を飾っているぞ」男性は椅子の背もたれにゆっくりと上半身を預け、手に持っていた新聞を目の前のデスクに投げた。その挙動を受け、男の目の前にいる部下の女性は、少し体をこわばらせた。  「本当に申し訳ありませんでした」彼女は、今にも泣きだしそうな表情で頭を下げた。部屋には部下と、上司である男性の二人しかいない。  「私は君を信じていたんだぞ。なぜ、こん