みやながたり

北海道在住 札幌で世の出来事を優しく深く面白く伝える仕事をしている。 一日一詩を紡ぐこ…

みやながたり

北海道在住 札幌で世の出来事を優しく深く面白く伝える仕事をしている。 一日一詩を紡ぐことにしてます。 SFショートストーリーも執筆中。 フォロー感想いただけると嬉しいです。

マガジン

  • note詩歌を集めましょう

    • 460本

    noteで「詩歌」カテゴリーができるまで、noteに投稿されている詩や短歌、俳句なんかを集めていきましょう。皆さんが見つけた詩歌の投稿、詩歌に関する研究論文など、自由に登録して、シェアしませんか?

  • #一日一詩 2022年3月のまとめ

    2022年3月のまとめ

  • 日詩 うた日記 2022年2月のまとめ

    一日一詩 毎日投稿しているうた日記の2月まとめ

  • 日詩 うた日記 2022年1月のまとめ

    一日ひとつの詩を紡いでいます。22年1月のまとめ。今月中に500日。

  • 日詩 うた日記2021年12月

    #一日一詩 毎日投稿しているうた 2021年12月のまとめです

最近の記事

【一日一詩】 扉

扉が開かない人 扉を開けない人 扉を閉じる人 扉を閉じない人 扉が閉じない人

    • 【一日一詩】 他人本人

      着飾って出かけた渋谷の街 溢れる色の中を泳いでいく 涼しい顔をつくっても 溺れないように 必死で足をかいている 他人なんて気にしない なんて本心隠していきがって 気にしてるのは本人 纏っていたドレスを脱ぎ捨てて 裸で飛び込む雲の中へ 何もかも忘れてしまえば 自由にはなれるけど 他人と比べてわかる 本当にありたい自分 本心に気付く時はいつ

      • 【一日一詩】 その向こうの山を登れ

        そびえ立つ目の前の山 頂きの高さと大きさは 対峙した己と比べれば 力量と時間の計は立つ むしろその向こうに待つ まだ見ぬ山への渇望が 一歩を踏み出す勇気に 頂きに立った時に見る 次の景色を求めている

        • 【一日一詩】 夢見の悪い雨の朝に

          夢を見た 誰かがぼくにのりうつったように ぼくの気持ちは随分と 気持ちの悪いものだった やったことよりも それを隠そうとした夢だったから ずるい自分を見たようで 目が覚めて 夢で良かったと思ったけど 夢でもそれはダメだと思った 雨の朝だった 傘をささずに外に出た 心の汚い部分を流して欲しかった

        【一日一詩】 扉

        マガジン

        • note詩歌を集めましょう
          460本
        • #一日一詩 2022年3月のまとめ
          463本
        • 日詩 うた日記 2022年2月のまとめ
          28本
        • 日詩 うた日記 2022年1月のまとめ
          30本
        • 日詩 うた日記2021年12月
          30本
        • 日詩 (うた日記)2021年11月のまとめ
          30本

        記事

          【一日一詩】 地下鉄駅

          ほろ酔い気分で揺られるかえり道 地下鉄駅を数えていくつ あなたはどこへ 私はここで

          【一日一詩】 地下鉄駅

          【一日一詩】 夏休みの匂い

          夏の匂いが消えていく スイカのみずくささ 夕立あとのアスファルト 焼けた砂浜 夜中の生ぬるい風 セミの抜け殻 駄菓子屋のアイス 夜店のベビーカステラ 焼け残った炭 朝焼けに乾いていく霜 遠くから聞こえてくる歌声 夏の匂いが消えていく

          【一日一詩】 夏休みの匂い

          【一日一詩】 心のうんこ

          かたちにならないものが たくさんぼくのなかにうまれ なんとかそれをかたちにしようと けんめいにかんで のみこんで とかして かためて でてきたものが ことばという こころのうんこなのだ

          【一日一詩】 心のうんこ

          【一日一詩】 さきのまつり

          さきの祭り あとの祭りと悔やむなら さきに祭りをやってみろ 祭りを待つな 祭りを開け わっしょい ワッショイ さあ祭れ

          【一日一詩】 さきのまつり

          五月三十一日

          六月の風が夏の香りを運んでいます 明日になればもう 素敵な季節が待っています 今日という日の愛おしさ 何かに恋焦がれるような 六月の明日を待つ 五月三十一日の夕暮れです

          五月三十一日

          このクソ暑い夏の匂い

          このクソ暑い夏の谷間に目覚めた朝 破壊的な日差しが窓を割って 沸騰させる部屋の空気 外に出れば襲ってくる気だるい熱 目一杯の力で緑をたたえる夏の木は 命の匂いを放つ 生きるということは そういうことだと このクソ暑い夏の匂いが語る

          このクソ暑い夏の匂い

          【一日一詩】 さくらんぼのかくれんぼ

          さくらんぼがかくれんぼ はっぱのしたでかくれんぼ みつかったら真っ赤になって まあるい顔してうれしそう

          【一日一詩】 さくらんぼのかくれんぼ

          【一日一詩】 蛇足の約束

          約束なんて役立たず 口約束は口だけで 手を握って結んだつもり 目を見てわかったふりして 契りも誓いも役立たず 心と身体は分けられる 頭と気持ちは別のもの 嘘とほんとは裏表 靴下を裏返すように 手のひらを返すように

          【一日一詩】 蛇足の約束

          【一日一詩】 この世あの世かの世

          この世に生まれ あの世に召され かの世を思えば この世の未練 あの世の忘却 かの世の希望 この世を生きて あの世を生きて かの世を生きる

          【一日一詩】 この世あの世かの世

          【一日一詩】 私は誰かの探しもの

          ここにいるよ 見つけられるのを待っているよ それがだれかはわからないけど ここにいるよ 出会える日まで数えているよ それがいつかはわからないけど ここにいるよ 探しているのはわかっているよ それがどこかはわからないけど

          【一日一詩】 私は誰かの探しもの

          【一日一詩】 別れのハグ

          ハグしようよ 最後のハグ もう会えない もう会わない ほどよい力でそっとハグ ほどよい別れでちょっとだけ 出会ったことがバグ 何かの間違い 神様の気まぐれ 会うはずのない二人 バグってハグして ハグしてバズって ハグしようよ 最後のハグ もう会えない もう会わない ほどよい力でそっとハグ ほどよい別れでちょっとだけ

          【一日一詩】 別れのハグ

          【一日一詩】 夏風少女

          生ぬるい夕暮れの空気を 涼しい風が切り裂いていく 夏風少女が駆け抜けた ボクの心の真ん中を 追いかけても 振り向いても もうそこにはいない 残していったのは 乾いた夏の思い出だけで キミという実体は もうどこにもいない

          【一日一詩】 夏風少女