浜崎あゆみ「July 1st」

昨日流した涙の痛みは優しさへと...

この曲が出てからもう17年経つとか驚きで、ついこの間のような気がします。

この曲のタイトル「July 1st」その前日に何か彼女にとってとてもつらい出来事があって、このタイトルになったと聴いていますが、いまだに詳細はよく知りません。でもその本当の意味が分からなくても、発売当時の私にとってはかなりayuの楽曲には元気づけられていました。

発売された2002年の2月に当時付き合っていた人と死別をして、とてつもなく精神的なダメージを受け、自分の心が完全に潰れてしまいました。抑うつ状態だった中で過ごしていた日々を救ってくれたのが多くの本や音楽、芸術などでした。

明日晴れたら あの海へ行こう

明日晴れたら 君に会いに行こう

たくさんの命はいつか海に流れてひとつになるから、海に打ち寄せる波の音を聴いていると、何だか遠くに旅立った人と会話をしているような気になります。そんな気がするだけで、きっと人はそう思う事で死に別れた哀しみから自分を守っているのかもしれません。

日がな一日青い海と空を見たい。灰色が続く梅雨の東京で、そんな事を思いながら夏を待っています。夏が来たらそれはそれで暑いと嘆くのに。