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4.20 二度と戻る事のない青春、時間、生命。

赤チンの国内生産が2020年末で終わるというニュースがあり、思い出したのがこの歌。

「マーキュロ塗った後の しみる感じ そんな懐かしさに あふれた日々」という歌詞があるのですが、あの若い頃のどこかヒリヒリした感覚をこのアイテムで表現するあたりがすごいですし、メロディや歌声もせつなさや若さゆえのもろさが溢れています。

作詞作曲編曲ができるし声も魅力的な彼ですが、もう彼の新しい曲を聴く事はできません。2005年に41歳の若さで亡くなられたのです。

高橋ひろさんの訃報を聞いた時、その6年ほど前に46歳で旅立ってしまった村下孝蔵さんを思い出しました。彼も青春の迷いとか淋しさを描かせたら最高ですし歌声も大好きでした。嗚呼、好きな人たちは何故に足早にこの世界から消えてしまうのだろうと悲しくなったものです。

彼の情景の表現がとても好きで、歌詞をじっくり読みながら聴きたくなる歌手です。

みんなどうして急いで逝ってしまうんでしょうね。こればかりは誰にもわからないし止められないとわかっていても、そう思ってしまう時があります。

赤チンも作らなくなるのもそうですが、時の流れは誰にも止められません。好きな歌手がいたらぜひ精一杯応援してください。自分が夢中になれるものがあったらぜひ力を注いでください。

限りある時間、ひとつしかない命をどうぞ大切に、そしてひたむきに。

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