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感情のコントロール 3

前回は、感情がエゴ的であるのに対し、感覚はより本質的(魂的・本当の自分的)というところまででした。


前回の例をやってみた方はわかると思いますが、感情の中心は鳩尾です。

たまに「頭の中」という方もいらっしゃいますが、それは思考が強すぎるということで、感情を感じても思考に切り替わってしまっている場合です。

感情から誘発される受動思考に慣れてしまっているが故なのですが、こうなっていると「思考=自分」というのが強くなりすぎてしまっていて、そこから抜け出すのが結構大変になります。


僕もかなり強くどっぷりとそうなっていましたが、そんな僕でもそこから出られたので、誰でも必ずできると思いますので、受動思考(ダメに決まっている・できるわけない)に惑わされずに一歩一歩進んでいきましょう。


また、もう一つ大事なのが、

感情 : ベクトルは内向き
感覚 : ベクトルは外向き

です。


ここで、「ベクトルってなに? わかんない」と思われた方は、鳩尾(感情・思考)を自分だと信じている方です。


「ベクトルってなに?」というのは、ベクトルがすべて内向きになっていてそれが常態化しているので、それ以外に氣付けなくなっている状態ですから、まずは外向きのベクトルを思い出す練習が大事です。

これは、前にどこかに書いたと思いますし、ワークショップなどでもお伝えしている簡単な練習でできるようになります。


受動思考は全て内向きのベクトルですし、能動思考も一歩間違えば内向きになってしまいますので、この内向き外向きの感覚は確実にしておく必要があります。

ここら辺については、「ベクトルの向き」 も併せてお読みください。


このベクトル自体も、鳩尾(エゴ)が強い時点での事になりますので、感覚が主体になって行くにつれ無くなって行くものですが、それまではとても重要です。

例えていえばこれは「鍵」のようなもので、ドアを開けるまでは必要ですが、それを開けて通り過ぎてしまえば必要なくなります。


今まで出てきた鍵は3つありました。

第一の鍵 私は思考でもなく肉体でもない
第二の鍵 自分を許す
第三の鍵 感覚を使う

そういう意味でもこのベクトルというのが第四の鍵と言っても良いのかもしれません。


逆に言えば、3つ目までの鍵を開けられていないと、ベクトルがわからないとも言えます。


そして、ここまで来て感覚できるのは、ありていに言ってしまうと「鳩尾は私ではない」ということです。

鳩尾的な自我・感情・記憶というものは「私」ではなく、それを私だと思っていたことがそもそもの勘違いだったのです。


「感情がエゴ的であるのに対し、感覚はより本質的(魂的・本当の自分的)」という、この「エゴ(自我)」は「私ではない」ということです。


例えていえば、今の状態は、皆さんの使われているスマホ、スマホの中にはデータやアプリが入っていてとても便利なものですが、「その使っているスマホを自分だと思っている」ということだと思ってください。

スマホと同化している状態です。


スマホを使っていたはずが、いつの間にかスマホと同化してしまい、結果自分がどこかに行ってしまう(自分探しはここから生まれます)。


同じようにエゴ(自我)も便利で楽しいもの(アプリ)ではありますが、それを使っている「私」が本当の自分なのに、自我と同化してしまい、本当の自分が見えなくなってしまっているわけです。


肚がある程度以上あって、感覚のほうにシフトしていると、鳩尾(感情・過去・思考)というのは三次元的なものであり、ということは「本当の私ではない」ということに真に氣付く時が来ます。

これが肚落ちした瞬間、見ていた世界がぐるんとひっくり返りました。


今まで自分だと思っていた感情や思考(=鳩尾)は自分ではなかった。

自我(エゴ)を滅却して行けば大いなる自分になると思っていたのは幻想に過ぎなかった。

何しろ、根本の部分を勘違いしていたのですから。


どこで勘違いしたのかと言えば、感情と感覚を混同し、それを自分だと信じ込んでしまったというところです。

ですから、感情と感覚の切り分けが最重要になってくるのです。

詳しくは「感覚と感情の切り分け」も併せてお読みください。


ここで思考と完全に決別したなら、その先に進む道が開けます。


感覚を使う道です。



・・・続く





思考から卒業して、感覚~感覚を超えた感覚へ!
軽く明るく楽しく

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Breakaway Storiesは、ストーリーから脱するための個人セッションです。

スピリチュアルで最も大事なことは、ストーリーから離脱すること、そして、離脱し続けることです。

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