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#ベートーヴェン

都会に疲れた心を癒やすベートーヴェン交響曲第6番「田園」

都会に疲れた心を癒やすベートーヴェン交響曲第6番「田園」

東京田町のタワーマンションに住んでいた頃、バルコニーに出て絶景の東京湾を見おろしながら、何か満たされない感情を持っていました。

その頃は、本が次々とヒットして、人を雇って事業を拡大して、休む間もなく全国を駆け巡っていました。仕事も充実していて、物質的にも恵まれていました。

でも、何かが足りないのです。

何が足りないのだろう?

そんなとき、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を聴いて、何を自

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天才鬼才指揮者テオドール・クルレンツィス、ベートーヴェン第5番「運命」は立って演奏する?

2年連続のレコード・アカデミー賞対象を受賞して天才鬼才指揮者テオドール・クルレンツィスが来日しています。聴きに行きたかったぁ〜この動画はベートーヴェンの5番「運命」を演奏してるんですが、聴き慣れたこの曲を、これほどまでエキサイティングに演奏できるものなのかと驚かせてくれました。なんでこんなにいきいきと演奏できるのかな、え?みんな立って演奏してるからなの?

死の直前!バーンスタイン渾身の指揮!ベルリンの壁崩壊直後の特別演奏会 ベートーヴェン第9!

死の直前!バーンスタイン渾身の指揮!ベルリンの壁崩壊直後の特別演奏会 ベートーヴェン第9!

今年は、レナード・バーンスタイン生誕100周年記念の年です。
バーンスタインは、作曲家、指揮者、ピアニストの顔を持つ20世紀を代表する音楽家です。

今年は、これまであまり演奏される機会の少なかったバーンスタインの自作曲が、世界中で演奏されたり、アルバムとして発売されたりと、作曲家としての評価も高まってきて嬉しくてしかたがない。

でも、今日紹介したいのは、1989年12月25日、ベルリンの壁が崩

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限界突破の時によく聴くベートーヴェン交響曲第7番

苦難困難を突破する時によく聴くベートーヴェンNo.7です。そして指揮者は推進力が半端でないカルロス・クライバーのキレッキレの指揮が最高!最終楽章をぜひ!4th movement: 28:08

ベートーヴェンはたぶん絶賛するであろう!パトリシア・コパチンスカヤのベト協奏曲!

裸足でステージに立ち、目を見開き、床を踏み鳴らして演奏するパトリシア・コパチンスカヤ。
クラシック音楽界からは賛否両論だけど、僕は好きだな。ベートーヴェンもこの野性的な演奏好きだろうな。そうはいっても演奏技術は抜群です。