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犬になりたい

突然で申し訳ないのだが、犬になりたい。本気である。 自己紹介をする。私は3歳だ。失礼、人間界の年齢で言うと、齢25歳"メス"、失礼、25歳女である。 大の"大人"の"女"が、開口一番「犬になりたい」というのはいかがなものか。そんなことはお構いなく私の話を続けよう。 最近ある映画を見た。仕事帰り、1人で映画館へ向かった。 行きのバスに揺られる間、私はさっき飲み干したアイスコーヒーの事で頭がいっぱいだった。 バスに乗る前に"袋"が欲しくて、コンビニで買い物をした。 何を隠

    • 友達がくれた夏のおわり

      9月になりました!!! どうですか。生きてますか。 こちら、2024年秋はじめました。 この写真を友達がLINEで送ってくれたのだけど、真っ先に文章が書きたくなった。 なんだろう。 だからと言って書きたいことは決まっていなくて。 夏って、キラキラしてるよね。 キラキラとは真逆で、暑いし湿ってるし暑いし。 でも、この夏も終わるんだね。 君島大空をよく聴いた夏だった。 彼のライブに行きたい。 それが私の今の生きがいだと思う。 別に好きでもないけど、 私のことをあなたの

      • 夏をアイス

        久しぶりのnote。 気づけば、2024年夏。 今日は祖母が住む街の、隣町の花火大会がある。 2歳の甥っ子は花火の音が怖いみたいで、もう少し大きくなったら花火を楽しめるかな。なんて思う。 話は変わるが、いつかやると思ってた机の上に水を溢すというのを先ほどやりました。 しくじり。 まあでも、さっきまで飲んでたオレンジジュースじゃなかっただけマシ。 友人と2年前に話してた、ゾロ目の時に結婚する企画。 ー令和7年7月7日入籍(仮)ー 何故そんなに数字に拘るのかは、自分でも

        • のびやかにしなやかに

          このnoteで、拙い文章を書き始めて3年が経つらしい。 自分のことは大人になりきれない"こどな"だと思っているが、どうやらそうも行かないらしく、次の春で30歳になる。 20代どんな10年だったか、別にまだ振り返る必要もないのだけれど、 激動も激動の10年間で、30くらい歳をとった気がするので、実質私は60歳なのでは… 冗談はさておき、 この3年の間、精神科への療養目的での入退院を繰り返している。今もである。 ここは私にとって実家のような場所だ。 元気がない時に取り繕

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        犬になりたい

          どうか歌を

          こんな時間に目が覚める。 音楽を聴き、ひとり、夜明けを待つ。 思えば、中学生の頃から音楽と共に生きてきた人生だった。 音楽は癒しであり、私の精神安定剤、睡眠導入剤でもあった。 入院生活をまたもやしているのだが、 ある高校生の男の子と音楽の話をした。 「私へ音楽をひとつ贈ってほしい」と言うと、 彼は考えた末、「羊文学」を教えてくれて、私は「羊文学いいよねー!!!」と意気投合した。 ほどなくして、彼は開放病棟へ移動した。 仲良くなっても、またそれぞれの道へ戻っていく。寂

          どうか歌を

          レースカーテンのない部屋で

          はい。窓が開けられません。 小窓から差し込む光だけで、日中を過ごしている。 いよいよだなあとも思う。 わりと冷えている頭で。初期の鬱っぽい頭で考えているが、この仕事向いてないなあと思う。 まあ世の中に向いてる仕事なんてあるのかな、とも思うが。 サカナクションのライブに行ってる時だけ、生きてる気がした。いい音を全身で浴びて。人のことも気にせず、踊り狂ったな。 毎日生きてる必要もないけど、死にたいと思いながら上の空で働いてるのは異常だよな。 物心ついた時から希死念慮あっ

          レースカーテンのない部屋で

          夢で逢えたら。

          祖母の家の近くのコンビニに行った。 そこで、元恋人に話しかけられて、びっくりして、「なんでこんな田舎のコンビニにいるんだ」と聞くと、 元恋人は「会いたくて。あと、あなたと別れた後に作った曲があって、それを聴かせたくて、ここで待ってた。」 そう言った。 そこで目が覚めた。 なんだ、夢だったのか。元恋人に会えて、私のために曲を聴かせてくれると言う展開で、曲を聴けずに、目が覚めてしまったのか。 もう2度と会えないだろう元恋人が作った曲。聴きたいに決まってる。 なんだろう

          夢で逢えたら。

          誰のためでもなく自分のために

          備忘録としてここに記す。 海の底を這いつくばってるような体調が続いていた。平日は休み休み仕事をして、土日はほとんど泥のように眠って。何とか、何とかやり過ごした。 そして、今。 何とか、水面が見えてきた。心からホッとした。 思えばこの2ヶ月弱の海底は深く、暗く、厄介だった。 健康診断に引っかかったこともあり、減薬を余儀なくされて1ヶ月。よくこの量の薬だけで、生き延びられたと思う。 今回の経験で気づいたことは、今暗くてしんどい場所にいたとしても、時間が、そう時間が解決し

          誰のためでもなく自分のために

          何も間違いではないと言うこと

          私の大事な友人が私に贈ってくれた言葉をここに。 辛かった。前回の退院から1年経つこともなく、また入院してしまった自分を無意識に責めていたことに。 でも、それも間違いじゃないってこと。 責めなくていい。自分が居心地がいいところが仮に閉鎖病棟だとしても、それでもいいじゃんって。 そんなこと言える友人はもしかして、仏様なのかなと思う。 私の人生は間違いじゃない。 ここを出る日が刻一刻と近づいていって、不安も募るけれど、自分が楽しい方へ楽しい方へと進んで行きたいと思う。 そ

          何も間違いではないと言うこと

          それでも生きてゆく

          好きな芸能人が亡くなった。 絶句した。 SNSで見かける、最近の彼は以前より表情が苦しいような、笑顔が少し疲れてるような気はしていた。 彼と言っていいのか彼女と言った方がいいのか分からないけれど、あなたのこと、好きでした。 あなたが紡いだ言葉に、そして生き方に、勇気づけられた人は沢山いて。そのみんなが今泣いています。この世界に戻ってきてくれないかな。辛いよ。 一番辛いのはあなただったはず。 ファンの私は携帯越しや、メディア越しでしか、あなたのこと知らなくて。何もできな

          それでも生きてゆく

          麦茶は私にやさしい

          謎のタイトルですが。 飲み物依存症の私は1日に4リットル近く 水分を摂る。 向精神薬で増した食欲や果糖が多く入ったジュースを飲みまくったせいで、この10年で20キロ近く体重が増えた。 仕事を休み、入院して療養生活をしていると、あれだけかぶがぶ飲んでいた「やさしい麦茶」の消費量が減った。 やさしい麦茶はとてもやさしい味がする。 私の血液はやさしい麦茶でできてるような気がするくらい飲んでいる。 そして、今日病院の売店で買った「アーモンド効果 3種のナッツ」が美味しくて、今

          麦茶は私にやさしい

          同じことの繰り返し

          起きて簡単な身支度をして仕事へ向かい疲れて帰ってきてシャワーとご飯をすぐに済ませて翌日のために早く眠るそしてまた起きて。 同じことの繰り返し。 そして、ストレスばかり溜めてお金は貯まらない。 明らかにおかしな衝動を抑えながら、10日過ごしたけど、おかしいと医者から言われて、また仕事を休むことになった。 「あなたのせいじゃない。あなたの細胞がストレスによって、異常をきたしてるだけ。あなたはよく頑張っている。」 休んでも仕事のことを考えてしまう。 みんなからどう思われてる

          同じことの繰り返し

          春風の便りが

          28回目の誕生日が来た。 この記事を書いて、丸一年経ったということだ。 今年もまた桜は咲いた。 私は春が嫌いだった。 嫌いな春の象徴である、"サクラ"も。 でも、奇しくも私の誕生日が「桜の日」だと知って、諦めがついたのが数年前。 それからは春も悪くないと思うようになった。 今年もまた桜は咲いた。 春風の便りが来た。別れと、出会いの季節、春。 春爛漫へのカウントダウンと共に、 28歳も、一歩ずつ進んで行こう。

          春風の便りが

          あの頃。

          小さな箱で、観ていたバンドが解散するという文字列を起き抜けのTwitterで知る。 あの頃、小さなライブハウスに入り浸っていた。 お金もないし仕事もないのに、ライブハウスに入り浸る生活。あの頃は私の遅れてきた青春だった。 解散ライブがあると言うが、迷ったけれど、行かないことにする。 あの頃のまま、私の青春に留めておきたいと思った。 あの頃、あの場所で出会った人達。 紛れもなくキラキラと光っていた。もう戻れなくても、消えない。キラキラひかる時間だったのだ。 ありがとう青

          あの頃。

          いのちについて考える

          精神科に入院して2ヶ月。今日が最後の夜だ。 この2ヶ月間色んなことがあった。 気分が上がって、壮大な未来の計画を立てたり、人に話したり。そして、気分が沈んで、なんでそんな計画を言って回ったりしたんだろうと、落ち込んだりした。 まあそんなこんなで色んなことがあったけれど、生きている。 今朝、芸能の仕事をしている若い男の子が事故死したというニュースが目に入った。 私は亡くなった男の子と違う点は、今生きている、という事だ。 いつ死ぬか分からない。それも、私の場合は自ら死ぬ

          いのちについて考える

          閉鎖病棟の朝

          精神科閉鎖病棟からお送りしております。 今日で入院して30日目。 この環境にも慣れて来ました。 入院への経緯は希死念慮が高まっていたから。あの時、電車で帰っていたら、フラッと電車に飛び込んで死んでいたかもしれない。 命が守られて良かったと思う。 思えば、私は私の命を大事にしてこなかった。 自分に厳しくて、自分を追い込む性格。 先生は命の恩人だ。 ありがとう、F先生。 30日が経ち、希死念慮も殆ど薄れてきて、前を向いて歩いている。 仕事には穴を開けたけれど、仕事中に躁

          閉鎖病棟の朝