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復習しないと、新しいことを覚えられない

(引用はじめ)
ところが、多くの人はあまり復習をしません。そのことは、家庭教師をしていて強く感じます。たいていの人はどんどん先に行きたがるのです。前回、覚えたことがしっかりと記憶に定着していないまま、次のことを覚えようとするのです。その理由を生徒たちに聞いたところ、よく帰ってくる答えが、「新しいことを覚えた方が効率がいいから」。

しかし、ちょっと待ってください。それを確実に覚えていくためには、それまで習ったことがベースになります。それまでの知識の蓄積があるから、どんどんつなげやすくなり、新しい知識が入りやすくなるのです。それなのにきちんと復習せず、「せっかく覚えたのに忘れてしまったこと」が増えて行けば、知識がつながって行かなくなり、覚えられなくなってしまいます。

復習してこそ、「新しいこと」をずっと学び続けていくことができます。ネチネチこってりと、覚えるまで復習を続けてください。
(吉永賢一、東大家庭教師が教える頭が良くなる記憶法)

吉永さんは、直後の復習をたいせつにしています。その日勉強したことは、その晩には復習するのです。そして、勉強したことを忘れ始めた頃、復習をします。ノートをコーネル式で作って行くと、復習がとてもしやすいでしょう。

私も、復習は好きではありませんでした。勉強計画を達成するためにも、先に進みたい。でも、先に進みたいと思ったときこそ、復習に戻ろうと思います。朝の勉強の立ち上がりは、復習の方が速やかです。前の晩を復習で終えたら、次の朝も復習で立ち上げてみようかと思います。

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