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バラのアーチを作る(1)材料調達

kさんは僕の友人の庭師さんだ。ご自宅に素晴らしいバラのアーチがある。

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何と、ビニールハウスの材料を使い、自分で作ったのだという。材料が余っているということであった。僕も作ってみたいと言っていたので、いただけることになった。

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すごくしっかりと作られている。ご自分で作ったという。横棒は長い棒をサンダーできるのだそうだ。さすがプロである。

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足場をしっかり組まないとヤバイ。これもプロの仕事である。ブロックを埋め込み、木のくさびを打ち込むかセメントを流すかして固定するという。木の楔の方が後で解体しやすいだろう。

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アーチと横棒は、固定するための留め具が有る。色々なサイズが合ったので、整理して探すことになった。見つかった留め具もいただけることになった。足りない分はホームセンターで買う。

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長くて軽トラに乗るかわからなかったが、何とか積んで固定した。この固定の縛りも素晴らしかった。やはり、長年この道で生きてきた方だけのことはある。一緒に仕事をするといろいろなことが学べる。嬉しいものである。餅は餅屋、庭は庭師である。

マニュアルの軽トラックをお借りした。家までは10分程度の距離である。

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家まで運んで頂いた部材や道具を下ろした。

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サンダーと金具。横に張る鉄の棒を切るための道具である。

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メインの材料。かなりでかいビニールハウス用の屋根のアーチを利用して作る。よく考えつくものである。バラのアーチは市販品も売ってはいるがやはり大量生産の規格物は面白くない。数年前に細い鉄パイプを買ってきて上に伸びるように簡単なものを作った。

明日から毎日少しずつ進めていく。5月には出来上がっていると、バラたちも喜ぶであろう。

どこに立てるかを決めて、足場のブロックを埋め、横の棒をサンダーで切断、部品を整備して、不足分を買う。地面で組み立てて立てて固定する。

最後の建てて固定するところは、Kさんに「一番高い松の枝が隣の家に張り出しているので落とし」に来てもらうのでその時にお願いすることにした。

もう背の高い松などはやらないから、切ってしまおうかとも思うが、父が大事にしていた。三作さん(母の父親)が税務署の庭に生えていた松を持って来てくれたのだという。どうも切り倒す気持ちにはなれない。

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Kさんには、庭の手入れを毎年お願いしていたので、彼は父と母のことをよく知っている。時折懐かしそうに逸話を話してくれる。父母を知っている人がいることがとても嬉しい。彼の父は農家の方で、母の父親の笹川三作さんのこともご存じである。一度話を聞いたことがある。

この時代はそんなに遠い時代ではない。何を失ったのか何時も考える。年取ったものである。

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僕は彼からパソコンのことで電話が来たら飛んでいくのだ。2年くらい前にお使いのパソコンが立ち上がらなくなってデータをサルベージしたことがある。運良くMACでは読めたのだ。

庭のことも、相談に乗ってくれる。

父と母が亡くなって、思わぬ友人ができたのだ。嬉しいものである。

庭いじりはテーマパークや海外旅行より楽しい。行けないからひがんでいるのでは無い。身近な人生に楽しみを見つける歳になったのだ。

外に出るのは疲れるし面倒だ。金もかかるがその金は「使用料」なのだ。どこかの誰かを金持ちにして、自分の手元には何も残らない。

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今日は庭木(梅とバラ)の消毒もした。アブラムシが僕の梅干しを横取りするのだ。生命の季節である。もう2回位散布すことになる。葉が茂り始めた頃と実が付き始めた頃である。

除草剤や殺虫剤は好まないが、こればっかりは仕方がない。何せ実がつかなくなる。父も毎年、母に言われて撒いていたものである。

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墓参りに行ってきた。タケノコ山も春である。庭木を摘んで墓に飾る。おや、咲いたかねという声が聞こえそうである。

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筍が生える山(斜面)から墓を見る。母の父の笹川三作さんがこっそりと母の名義にしてくれた山(斜面である。

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マユはなくなったらここに埋めてあげる予定である。市役所に処分を頼むと生ゴミと一緒に捨てられる。それは忍びない。毎年のタケノコに思い出が重なるだろう。

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「僕のお墓決まったの?」と言っておる。

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夜は、パスタを作った。ジェノベーゼ風ミートソースである。美味しく出来た。この話はまた今度。

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こんなに忙しいのに仕事までした。というかまだ終わっていないのでこれから頑張るのである。明日までの約束で大事な機能を作る。16日が月次更新で、旧のシステムなしで誤りが起こった時に検出しなければならない。まだしばらく終わらない。

もう8年お使いいただいているwebの会員管理である。僕が死んだらどうなるんだろうかと時折心配になる。国体の仕事とともに誰かに引き継ぎたいものでは有るが何事にも終りがある

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良い天気の一日であった。遠くに見えるのが二王子山、英語名でツインピークスである。

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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。