見出し画像

幸運な病のレシピ 2020年10月1日(2374)〜2020年10月10日(2392)


画像1

糠漬けは身体にいいとよく聞く。何世代も続いた糠漬けが美味しいと自慢する人も多い。昔やって酸っぱくなってどうやら才能がないと思っていた。ネットや本を見ると、まるで上手く出来ないのは「根性なしのスットコドッコイ」と扱っているではないか。作り方も、水や塩や糠の量、野菜の切り方、まるで「伝統芸能の師範」かのごときである。どうにも気に入らない。

そもそもは、どこの家でも当たり前にしていたものだ。料理を作らなくなったからあたかもその技術が「専門性」を持つかのごとく崇められる。これは、糠漬けだけの問題ではない。私達が苦しみながら人生の晩年を迎えるのは「商品化された食事」にあると僕は信じている。

消化器(粘膜)系の病気は、発酵食品が身近から消えたためだと思っている。粘膜に食事由来のマイクロバイオームが多くいることは重要なのだ。

_合成

ぬか漬けって、マイクロバイオーム(細菌や微生物)を食べるものなんじゃないかと考え始めた。僕らは「食物連鎖」の長い道のりの中でミネラルや多くの生物の代謝物を身体の内側に取り込んでいく。そこには生命の長い進化の道のりが刻まれている。もっと気軽にすればいいのだ。長くぬか床の上下を返さない時は冷蔵庫に入れろと言うが、冷蔵庫がない時代にもぬか漬けはあった(笑)。糠床が野菜を保存する冷蔵庫だったのだ。そしてそんな食物連鎖の中でマイクロバイオームと私達は生命の一環となっていたのだ。細胞のレベルで見ると生命は全く違って見える。 

画像27

続きはページの最後へー>

画像1

←9/21〜9/30  毎日素材から料理を作る  →10/11〜

画像4

10月10日 ---kg ★★ビール1000ml


画像76

画像75

今日は柿剥きと柿干しであった。

昼

_合成

鳥のもも肉をパリッと焼きで焼いた。落合さんのレシピ本の中で「悪魔風」と書かれていたのを「地獄風」と妻が勘違いしてそれ以来我が家では地獄焼きと呼ばれている。

朝

画像72

朝6時に腹減って食べた。

画像70

10月9日 ---kg ロールキャベツ、イワシパン粉焼き、★★★ワイン500ml


夜

_合成

ロールキャベツは10個巻いて5個冷凍、これのほうが良いかもしれない。
イワシはパン粉とパセリでガーリックオイル焼き。

昼

_合成

画像65


昼は煮しめ、魚(3種類)を焼いて、レンコンをバターで炒めた。糠床に米麹を入れた。茄子も大量に入れた。

朝

画像63

朝食は妻の作った味噌汁とトマトにモツ煮、芝海老唐揚げご飯はない。

画像56

10月8日 100.2kg モツ煮、手羽元カレー揚げ、モヤシ茶碗蒸し、イカ・芝海老天麩羅★★★★ワイン

モツ煮がすごかった。糠漬けって色々と効くものだ。モヤシ茶碗蒸しはこれから定番になる予定。タジン鍋を使うとよろしい。

夜

画像61

ぬか漬けしたもつを煮込んだ。柔らかく、臭みがなかった。ちょっと驚いた。3−4日漬け込んだ。厚揚げを揚げて、手羽元を揚げて、ブロック肉を炙った。160度で5分のインターバルで10分2回である。

朝

_合成

メバチマグロは半額になっていたのでアヒージョにした。80円で3つはいっているパセリをどかすか使った。芝海老とイカも安くなっていたので揚げた。カニカマとモヤシの茶碗蒸しを作った。タジン鍋でやったらうまい具合言った。

画像56

10月7日 99.4kg 

今日は柿もぎをした。くたびれたのである。相当に働いたので多めに体重が減っている。


夜

画像55


柿もぎで疲れて余り物であった。

朝

_合成

ワカサギの天麩羅作ってうどん食っちまった。スープは関西風のカニのだし入りであった。

画像41

10月6日 ---kg 

23時位に菓子パンとコロッケ食べた。腹減ったのだ。酒飲んでいない(笑)。


夜

_合成

昼に買ってきた魚をさばいて、夜には「あかかしらのズッペ」と鯛の天ぷらと骨せんべいを食べた、カニはあまり食べるところがなかった。合計300円の魚である、鯛が100円というのはとんでもない。昔ジローラモさんが作っているのを見たことがある。

朝

スクリーンショット 2020-10-06 15.47.42

ぬか漬けにリンゴ入れてみた、モツや魚も別に漬けた。

画像48

美味しくやきそばが出来た。魚も焼いた。

画像41

10月5日 101.4kg ステーキ、カマス、バンバンジー


夜

画像43

_合成

飲んでいない、驚きである。実を言うと少し調子悪い。バンバンジーとステーキを焼いた。美味しく出来た。土曜日のカツと昨日のオカズの余り、ご飯は食べなかった。

昼

_合成

画像40

妻が大きなカマスを買ってきたので、焼いた。大きな茄子を焼いた。汁は昨日の載った汁、折角だったのでヌカ漬けを出した。お腹いっぱいだったのでご飯はなし。

朝

画像38

朝は土曜日に作ったカツ、ぬか漬け、昨日のなめこの味噌汁、少し前のエノキとニラの卵スープ、玄米ご飯に青紫蘇の醤油漬け、納豆は食べなかった。

画像37

10月4日 --kg なめこ汁、ザンパノのタマゴとじ★★★★白ワイン(シャトレーゼ樽出し)

_合成

豚の耳である。煮付けてあったのだが、切れていないのは恐ろしい。デパ地下から娘と妻が買ってきた。まあ、誰もが喜ぶ味であった。

朝

画像33

普通の朝食である。ぬか漬けを出してダイコン、を入れて、残っていたオカズをタマゴっで閉じた。なめこ汁である。

画像7

夜中に後片付けをした。飲む時はこれが大事である。

画像7

10月3日 --kg 熊肉入り焼きそば、揚げ物一式、★★痛飲

ここ数日寝る間もないくらい忙しかったが、食事の動画と写真は撮っていた。おかげで動画は用意中である(笑)。まとめてみると毎日の食事がどうつながっているかよく分かる。冷蔵庫は偉大な発明である。

夜

動画は準備中

夜

画像32

_合成

眉に御飯作った時に熊の肉も食べたら美味しかったので焼きそばに入れた。

昼

画像26

画像25


土曜日は、妻のパートなので揚げ物を作る。随分上手になった。揚げ物はなかなかコツが必要だ。何よりも手順が大事である。2手くらい先まで読んで用意を順にするのが大事だ。

朝

画像23

珍しく、ぶどう食べた。僕は果物をほぼ食べない。手羽を魚と照り焼きにして食べる。豚汁風の根菜煮である。

画像7

10月2日 102.0kg 熊の肉、ピザ、ズッキーニと牛肉のソース、★★★★★ビール、ホワイトリカーの梅酒割、シャトレーゼのワイン


夜

画像22

画像21


2200円のピザが1200円とのこと、買いにいった。美味しかった。スーパーのパン屋のピザなど比較にならないくらい素晴らしい。何よりも生地が薄くてトッピングが多い。嬉しいものである。汁とズッキーニの牛肉ソースは美味しく出来た。熊の肉があったのでグリルした。

朝


画像12

画像11

妻の味噌汁、糠漬けを出して、魚を焼いた。お代わりして青紫蘇の実の醤油付けを食べた。菊のおひたしは秋の物だがこの辺だけかもしれない。細々とした滋味あふれるオカズが嬉しい。

画像7

10月1日 --kg アスパラグラタン、ぬか漬け、鰻、うどん、痛飲★★★★★ビール、ホワイトリカーの梅酒割、シャトレーゼのワイン

よく飲んだ。仕事がうまく行っているのかいないのか、明日はどちらだ!

夜

画像19

画像18

画像17

昼は忙しくて食えなかったので、チマっと作って痛飲した。

朝

画像14

朝からうどん食った。大根おろしがめちゃ辛かった。ぬか漬けに煮しめである。あとの細々したものは数日前からのオカズ。朝は魚を焼くといい。

画像4

←9/21〜9/30  毎日素材から料理を作る  →10/11〜

画像1

僕は母にタクワンをならった。考えてみればあれもぬか漬けである。重しをして置いておくと水が上がってくる。ショッパすぎたらドブ漬け(干さないダイコン)を入れて糠を足す。春までに食べてしまう。

野菜を食べるわけではない。その野菜の内側に生きている生命を食べるのだ。生命だから、「腐る」そこが大事なのだ。この家の中で、僕らとともに生きているマイクロバイオーム(微生物)を食べて身体の内側に招き入れる。口から始まり粘膜の上をマイクロバイオームが通り過ぎながら様々な物を与えてくれる。

落語で「漬物が美味しい家の女将さんは床上手だ」という。あながち嘘ではない。女将さんの皮膚とマイクロバイオームがぬか床に滑落して味を変える。そのマイクロバイオームと食べる人の「身体の蟲」が共鳴するのだ(笑)。生命がこの壺の中には溢れている(少し気持ち悪い)。

僕の糠味噌も美味しいから食べに来て(笑)。

売られている糠漬けはまさに殺菌された糠の香りエキスが塩漬された野菜に振りかけられているのではないか?もし生きた菌がいたらすぐに腐るだろうさ。素材から生命を大事にした食事をしよう。

糠漬けのおかげで僕の人生はうーんと豊かになった。

画像6


厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。