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失われてしまう目黒区美術館にはDIC川村記念美術館に匹敵するような日本人にとって重要な現代絵画がコレクションにある?目黒に諏訪直樹の代表作の「無限連鎖する絵画」(全長57mの三部作のうちのパート2)がある事は素晴らしい事で、地元でももっと知られても良いと思う。

ところで目黒区美術館にはDIC川村記念美術館に匹敵するような日本人にとって重要な現代絵画がコレクションにあるのかどうか?疑問を感じている一般の方もあるだろう。

私はロスコもフランク・ステラも日本で見られる事は大変重要だと思うが個人的には目黒に諏訪直樹の代表作の「無限連鎖する絵画」(全長57mの三部作のうちの確かパート2)がある事は素晴らしい事で、地元でももっと知られても良いと思う。

10年に一度ほどの全室での展示では少な過ぎる。もっと多くの広報もあって良いはず。この作品が1989年〜1990年という時代に生み出された事も忘れてはならない。

作者は36歳でカヌー事故で亡くなり後に続く作家たちには膨大な仕事と「無限連鎖する絵画」という不思議な伝説だけが残された。1980年代とは一体なんだったのだろう?

現代絵画について考える時には必ず知っておかなくてはならない作品だ。





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