ながいまさと

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マガジン

  • 早川瑛子編

    早川瑛子との対話を筆者の解釈も加えながら文字に起こしました。2人の共同作品のようで誰のものでもない世界が広がってます。不定期更新

最近の記事

世界の楽しみ方 #4

食べ物には消費期限と賞味期限がある。これは創造の世界にも当てはまると思う。 あなたが感じたこと、思ったことは出さなければなかったことになる。出すという営みが成されればそれは共有財産となる。 この消費期限の世界において、創造と自分のジャッジとの狭間で揺れることが多いだろう。出すことに意味はあるのか、出した時に周りはどう思うかなど。 「共有財産であるならばあなたは何をするのか」 出してしまえば共有財産になる。出さなければ消費期限が切れる。だからこそ、本心と裏腹に迷った時は

    • 天職は共鳴の中にある #3

      仕事とは互いの道で互いの波を起こし、それが重なっていくことである。 大切なのは乗りたい波を選ぶこと、互いの波の重なりであるが故の割合の調節だと思う。 この場合の波は想いの表れと言える。物事は性質や解釈に応じて多様な表現がされるように、人が内に秘めるものの性質や解釈の1つとしてここでは波という表現を用いた。 重なることで相手の波を知り、自分の波を認知できる。そしてその重なりで新たな枠組みが生まれる。共同創造の世界なのである。 天職など存在しないとも言える。だからこそ、無

      • 私の願いは #2

        「本物が見たい」これは私の中でずっと変わらないもの。そして、色んな意味が重なり合っていくもの。 どこまで行っても1人なんじゃないかと思ったこともあった。今も外の世界への怖さはいつも私につきまとう。「世界は私を受け入れてくれるのか、この世界で居場所はあるのか」と。 そんな私の願いは単純で、「みんなと自分の言葉で、本音で会話がしたい。」たったそれだけ。 何を本音とするかは人それぞれだと思う。そして、「本音・本物」に戻るために越えていく壁も、振り払う影も、進む道もその人その人

        • 私は、現実から覚めて夢に生きる #1

          ー焚火を囲んで起きたことを語り合う。そのうち起きたことだけでは物足りなくなって、ありもしないことをあったことのように語りだす。ー これが小説の起源という説がある。事実を話すうちに飽きてきて、面白さを競うようにありもしないことを語りだす構図だ。 夢とはきっとこういうことだ。大層に祭り上げる必要も過剰に重々しく扱う必要もない。今はありもしない面白いこと。人は夢を見ずにいられないのだろう。 今から未来を設計しても「起こったこと=過去」の延長線上ににすぎない。結果は大切でも、そ

        世界の楽しみ方 #4

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        • 早川瑛子編
          6本

        記事

          純度高く生きるということ

          「幸せとは光り輝いているあなたの人生そのものよ」的な言葉を小説で見かけたことがある。当事はあまり腑に落ちなかったが今はわりと腑に落ちる部分が多い。(この小説、名著でしかない) 自分の中で純度とか純粋とか欠けることなくとかはわりかし大事にしてる部分なのでその周辺になるのかなあという世界線をなぞっていく。 今朝、牡羊座は自分を探究しがち的なことを見かけた。誰でもするやろと思いつつもまあ人並み以上にそういうことに時間使ったなあという自覚はある。 いつまでもアップデートされてい

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          純度高く生きるということ

          いわゆる右脳(直感)と左脳(論理)について

          根拠なき自信って言葉、ネタっぽくとられがちだけどこれが全てでは。自信に根拠なんていらないでしょ、探すだけ大変。だって自分じゃないかと思ったりする。 何事もバランスという結論には勝てないものの、ちょっと自分の感性をぶつけたくなった。世の中は左脳偏重で疲れるよねというありきたりなアンチテーゼ以上の奥行きは保証します。そもそもアンチテーゼしたいわけでもない。 ※タイトルのような分け方はちょっと恣意的かもしれません。 と言いつつもありきたりなアンチテーゼにも他ならぬ価値はあるので

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          いわゆる右脳(直感)と左脳(論理)について

          自分なりに"渦"や"循環"を作れることを強さと呼ぶのかもしれない

          思い立ったが吉日、それはそうと思いながら書いています。 前々から、「時間の流れと物事の流れは違うよなあ」なんてことを思ったりする。正解はないというか、どれも「それはそう、好みの問題だわ」ってなる話ではなる。 時間の流れは当然「過去→現在→未来」だ。ここをこねくり回すつもりはない。ただ物事の流れは「今→過去・未来」だと思う。過去(未来)は変えられるという綺麗事というかメッセージ性の強い言葉はよく聞くけど、どうにも違和感があった。 書いてしまえば当然のことなのだが「今そのも

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          自分なりに"渦"や"循環"を作れることを強さと呼ぶのかもし…

          "ありのまま"生きることが難しい時代で

          今回も読んでくださりありがとうございます。突然ですが、お知らせがあります。noteを始めてロケットスタート切りましたが、ここから不定期になります。そんなひと区切りのタイミングです。(めちゃくちゃ今回のやつ遅くなったのでもう既に不定期ですね笑) 今回は何でnoteを書いていたのか振り返りつつ、自分なりのひと区切りのメッセージを込めたいと思います。一応、連載終了ではありません。(この情報に需要はあるのか……?笑) では、つらつらと書こうと思います。 最初は「自分の内側」とい

          "ありのまま"生きることが難しい時代で

          ZaPASSコーチ養成講座を終えて①思考力の土台を築いた

          気がつけば第4回です。今回もこの文章を読んでくださりありがとうございます。実は1本だけ記念すべき初のお蔵入りをしました(笑)。内省の奥深くを取り扱ったのですが、何かを感じたごく一部の人の実存を揺るがすリスクを考慮して猛省してやめました。(またも訳のわからぬことを……) 今回はZaPASSコーチ養成講座3期生としてbasic編を終えてひと区切りなので、その思い出や得たもの、感謝なんかを連載したいと思います。かけがえのない人生のターニングポイントになりました。何か恩返ししたいけ

          ZaPASSコーチ養成講座を終えて①思考力の土台を築いた

          自分の内側に世界を創って、自分を守ってきた

          3日連続は出来なかったけど、第3回です。今回もこの文章を読んでくださりありがとうございます。タイトルも文章ももちろんのこと、毎度実は画像にも意味があるんです。そんな意味深なひと言を前置きとして残しておきます(笑)。 今回は本当にタイトルそのまんまなのですが、どうしてそうなったのかみたいなところから湧き上がってくる感情のままに綴ります。 タイトル的に何か壮絶な経験があると思われるかもしれませんが、そんなことはないです。普通だけどちょっと普通じゃなかった、その果てに今があるの

          自分の内側に世界を創って、自分を守ってきた

          「さんかく」じゃない何かを見つけたい

          反応あって嬉しい単純人間なので、また書きました。読んでくださりありがとうございます。ちょっと文体のテイストが変わりますが、今回もよろしくお願いします。 今回の内容は前回のnoteで綴った「素直に生きるには、この世界はちょっと窮屈」というフレーズに紐付くものになるかなと思うので、そんなイメージを持っていただきたい。 前置きはこのあたりにして、本題に入ろうと思う。僕にはこの世界が「さんかく」に溢れているように見える。何かが欠けているような、欠けてしまうような。 別の例えを用

          「さんかく」じゃない何かを見つけたい

          答えのない問いの中で、ずっと答えを探している

          まずは、この文章を見てくださりありがとうございます。超内向型人間が、共鳴してくれる誰かと他ならぬ自分に向けて書いている、そんなnoteです。自分の内側にある世界を初めて外に出しているので、拙い言葉になりますが等身大でありたいと思います。 まずは、簡単な自己紹介から。プロフィールに基本情報は載せてありますが、現在は"全てを手放して自分を空っぽにしようとしてる"人間です。そうしないと次に進めない自覚はありつつも、何もかも手放す怖さとの狭間で日々揺れています。 早速訳のわからぬ

          答えのない問いの中で、ずっと答えを探している