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仏教に学ぶ生き方、考え方「お子さんと話すということ」

 年回法要などで「お子さん」がみえるとよく話をします。

 「こんにちは。よく参ってくれたねぇ」から始まり、「歳や学年のこと」、「学校のこと」、「好きなゲームのこと」などなど。

 興味のあることや、好きなことを聞かれると、「堰を切ったように」話してくれるので、そういうときは「ただただ」聞いております。

 そして興味のあることに「夢中」になれるのは素晴らしいなと感じるのです。

 子どもはお経や作法のことはあまり気にかけていないようです。

 たぶん大きくなったらお寺に来たことも「忘れる」でしょう。

 でも「お坊さんがニコニコと笑顔で話を聞いてくれた」ということは、もしかしたら「ずっと覚えていてくれる」かもしれません。

 実際、お年を召した方が子どもだった頃に「お坊さんに言われたこと」や「かけてもらった言葉」は覚えていらっしゃる方が多いのです。

 まさに「無財の七施」の中の「和顔施」と「言辞施」を子どもの心に布施させていただけたら、きっと何かのときに思い出して人生を前向きに考えていただけるのではないかなと、一人で「ワクワク」しております。


☆今日の一句☆

 子どもには
     笑顔と言葉の
          布施しよう

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