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どうしておばあちゃんは食べきれないほど食べさせようとするのか問題

しばらくおばあちゃんと会えなかった間に、次男ハルキは目玉焼きを作れるようになりました。

なので、今回の義実家帰省中は、

「ハルキがおばあちゃんに目玉焼き作りたいそうなんで、ハルキと私が朝ご飯を作りますよー」

と、言っておきました。


表向きには孫の成長を一緒に楽しんでもらおうという趣向ですが、もう1つ裏の大事な狙いとしては、朝ご飯作りをおばあちゃんではなく自分たちで担うということです。

というのも、私の祖母もそうでしたが、どうしておばあちゃんという存在は、

「食べろ、食べろ、もっと食べろ」

と、食べさせたがるんでしょうね😅
まるでヘンゼルとグレーテルの魔女のように。

「ほーら、たくさんお食べ💕」
ヘンゼルとグレーテル(フレーベル館)


義母もそんな感じなので、いつも帰省した時はがんばって食べるのですが、毎回お腹がパンパンです。

でも、私もアラフィフになって食べる量が少なくなってきているので、以前のように「食べろ食べろ攻撃」を受け止める力がなくなっています。

ならば、今回は自分たちで作って量をコントロールしよう!という作戦で臨むことにしたのでした。



さて、ハルキが目玉焼きを作っていると、

「じゃあ、私は炒め物を作るわね」

と、義母。

え?

そして鶏もも肉2枚とズッキーニ2本を冷蔵庫から出してきました。


炒め物?


っていうか、その量!!!

長男アキラは朝ご飯食べないので、食べるのは80代の義母、50代まさり、小4ハルキの3人だけです。

ハルキが目玉焼き作ってる間、すでにお皿にはサラダ、ハム、笹かまぼこなどが義母によりセットされているというのに。

プラスこの炒め物の量は…絶対多いって💦


しかもハルキはズッキーニ食べないので、私と義母でズッキーニ1本ずつ食べる計算になるじゃないですか。…無理、無理。

目玉焼きはキレイに出来た!


幸いなことに、フライパンが小さかったので、

「おかあさん、ちょっと多すぎるみたいなので半分ぐらいの量で作りましょうかー?」

と、さりげなく提案してみたのですが(半分でも多いよと思いつつ)、

「大丈夫よー。残っても私が後で食べるしね。
これ全部使いましょう💕」


「…はい」

NOと言えない嫁😱

そんな嫁の心知らず、義母が小さなフライパンにギューギュー詰め込もうとするので、

「…こ、これだと、やっぱり火が通らないかも」

と、言うと、

「フタしましょ💕」


と、ぎゅーうっとフタで押さえつけて…もはや、炒め物というより煮物みたいになってきている気が…いや、もう、なんでもいいです。


そんな感じで、盛りだくさんの朝食が出来上がりました。

これ、食べきれるかな、無理だな、でも残ったら義母がお昼に食べるって言ってたし…と思っていたら、冷蔵庫から、

「トウモロコシもあるのよー💕」


4本の茹でトウモロコシ(1人1本の計算)が出てきました。


絶句…のち、めまいが😱
義母は私たちを馬かなんかだと思っているのでしょうか。

そんなにいっぱい無理ですよー。


結果、鶏とズッキーニの炒め物は3分の2ぐらい残りました…。
トウモロコシまでは誰も到達できませんでした…。スミマセン💦


そんなわけで、私の密かなミッションは義母の前に見事失敗し、朝ご飯の後はいつも通りお腹パンパンになったのでした。

ぐるじー。

これぐらいで十分なんですけど…。


さて翌日の朝ご飯。

この日は朝食後すぐに出発予定だったので、朝食作りに時間をかけられません。

4本のトウモロコシを誰も食べなかったのがご不満ぽかったので、前日に、

「明日の朝は、残ったトウモロコシでスープ作りますね。あとパンでも買ってきて簡単にすませようと思いますので、おかあさんはお気遣いなく〜!」(←暗に「トウモロコシはなんとか責任持って処理?しますので、他の食べ物は出さないでね」と言ったつもりだった)

と、伝えておいたのですが、パンを温めている間に…あれ?

お皿の上に、

ヒジキの煮物とキュウリの漬物が出てきてるぞ!!


しかも、前日に大量に残った鶏とズッキーニの炒め物もまた登場してるし、昨晩残った焼き鳥も出てきました。

「ほら、これも一緒にいただきましょう💕」

だ・か・らー。
食べきれないんですってー、そんなに!



で、私もハルキも持てる力は出し切りましたが…やはり出されたものを全部食べるのは到底無理です。

耳からズッキーニ出てきちゃうよ…と思いつつ、これ以上はもう食べれないというところでギブアップ。
申し訳ないけど、ここらでご馳走様にしようとしたら、

「デザートに桃があるのよ〜💕」


え?

いや。

桃は大好きですけど…さすがにもう別腹もいっぱいみたいな感じになってまして…ご、ご遠慮します。

すると、義母はアキラとハルキに向かって、

「ふふふ。
おばあちゃんもね、作戦があるのよー。
あなたたち、○○食べる?って聞くと、いらないって言うでしょ。
だからね、おばあちゃんも考えたのよー。
いるかいらないか聞かないで出しちゃうことにしたの💕」


…一体、どんな思考回路なんですか😱


そして、

「ほら、もう桃むいちゃったのよー。
アキラちゃん、桃食べなさい」


昨日から孫たち(主にアキラ)から「いらない」「食べない」攻撃を受けていた義母が反撃に出てきました。


ですが、義母はアキラのことがまだまだわかっていないようです。
アキラはそんな攻撃で、

「わかったよー。しょうがないなー、じゃあ食べるよ」

と、なるような子じゃないんですよっ!


「いらない」


…ほらね。

でも、義母も負けていません。

「アキラちゃん、そんなこと言わないで。
食べないと、もうねー、おばあちゃん皮剥いちゃったから
桃が黒くなっちゃうのよー」

そんな脅迫もアキラには通用しません。

「いらない」


全くブレないアキラ。


すると、今度は矛先をハルキへ。

「じゃあハルキちゃん、
せっかく剥いたんだから桃食べてちょうだい」


次男ハルキはアキラと違ってまわりに気を使います。
いつも空気を読むハルキなので、この時も義母の攻撃に屈してしまうかと思いきや、

「ぼく、桃キライだからいらない」


なんとーーー。

こんなところで「自分の気持ちを言う練習」の成果が出てしまいました!

すごいじゃん、ハルキー!
自分の意見をちゃんと言えてえらいぞー💕

いや、喜んでる場合じゃない😅



そうなると必然的にこう↓なりますよね…。

「じゃあ、まさりさんが食べてちょうだいね。
ほらあ〜、もうどんどん黒くなってきてるう〜〜!
急いで食べないと〜!」


だから、みんなが食べないって言ってるのに皮を剥くなっつーの…💦


なんてことは言えません。

…わ、わかりました。

死ぬ気で食べます😱



そして死ぬ気で桃を食べた後、プッチンプリンが出てきたところでさすがに私も気絶しそうになりました。


お義母さん。
ほんっとに、ほんっとにもう無理です。
無理なんです。

ごめんなさい。
許してください😱

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