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恐れに勝利して立ち上がる!     「必ず打ち勝つことができます」

恐れは人を縛りコントロールします。神の使命をさせないように働きます。サタンの主要な武器は今も同じです。サタンは、神が計画した人生の中に人々が入り、御心を地上で行い始めるのを止めたいのです。イエスも聖書のみことばも今日も同じで、永遠に変わりません。しかし、それらが地上で起き始めるには、信仰をもった神の器が必要です。神はご自分の民を通して世界を祝福することを決めたからです。

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家ではうまく話せたスピーチが、人前やカメラの前にくると全く話せなくなったことはないですか?またテレビなどですごく高い山の崖を登ったり、マウンテンバイクを走らせ、いっきに下るようなスポーツを見たときに、あたかもその場所にいるような感覚になり、足がすくむようなフィーリングを経験したことはないですか?恐れによってこの体でさえ反応し、うまく機能しないことがあります。そして現実には起きていないことが、まるでその現場にいたかのような感覚を経験します。そのように恐れは人が神の御心をすることを妨げ、私達のフルポテンシャルを発揮させないように働きます。

今世界はこの恐れとの戦いの中にあります。テロという言葉も「恐怖政治」を表すテロリズムから来ています。私達は恐れで支配されるのか?それとも信仰で立ち上がるのか今決めなければいけません。そしてこの恐れに圧倒的に勝利できるのは、恐れの真逆である信仰をもった神の子どもたちが立ち上がる時です。
起きよ光を放て!イザヤ60を天が宣言しているこの季節に、本当に主の光を放つためには、この恐れに勝利して、しっかりと立ち上がることがとても重要です。特にこの日本で、そのことをするためにはあらゆる恐れに立ち向かう必要があります。

ではこの恐れとは何なのでしょう?
いくつかのポイントを書きましたので、是非最後まで読んでみて下さい。

1、恐れの霊

[テモテへの手紙 第二 1:7]
神は私たちに、臆病の霊ではなく、力と愛と慎みの霊を与えてくださいました。

恐れは霊であることを認識しましょう。つまりこれをイエスの名で追い出すことができます。主は恐れの霊を私達に与えませんでした。恐れの霊に満たされないように気をつけましょう。力と愛と慎みの霊が与えられていることを宣言しましょう。完全な愛が恐れを締め出します。あなたは今日何で満たされていますか?恐れですか?愛ですか?

2、サタンは恐れている

[ピリピ人への手紙 1:28]
どんなことがあっても、反対者たちに脅かされることはない、と。そのことは、彼らにとっては滅びのしるし、あなたがたにとっては救いのしるしです。それは神によることです。

天には恐れの霊はありません。私達が受けたのは聖霊です。サタンはすでに敗北しています。そしてこの暗闇は信仰ではなく恐れのシステムで機能しています。彼らは恐れているので他の人々を恐れさせたいのです。そして周りを恐れさせることにより、自らの滅びを忘れ、あたかも勝利しているかのように振る舞いたいのです。
そしてサタンの別名は告発者です。この反対する者に脅かされてはいけないと聖書に書かれています。脅かされない信仰がある人がいると、それはしるしとなり、敵に敗北を思い起こさせ、彼らにとっては滅びのしるしとなります。私達が信仰で立ち上がる時、敵は自らの滅びを知るのです。

3、恐れは嘘を聞くことによって来る
信仰は真理を聞くことから始まります。真理は人を自由にしますが、恐れは偽りを信じる時に起こります。恐れは起きてほしくないことを信じるような流れです。そして恐れているがゆえに、暗闇の世界に扉を開いてしまい、恐れていたものをマグネットのように人生にひきつけてしまいます。恐れは信仰と同じように、サタンの偽りや脅かしを聞いたり見たりした時に、その事に同意することによって起こります。私達は神の言葉かサタンの嘘かどちらに同意するか決める必要があります。同意するものが地上で起こるからです。2−3人がイエスの名で集まり、一致し聖書を信じ、宣言し始めるだけでそれが地上にくる扉を開くことができます。主はご自分と一致して宣言する人を地上で探しています。

ダビデが巨人であるゴリアテを倒す前に、ゴリアテは毎日2回、同じ時間に前に出てきて、イスラエルを罵倒しました。それを40日間、聞き続けたイスラエルの軍隊はだれもゴリアテに立ち向かおうとするものは居ないほど非常に恐れていました。サウルを始めとするイスラエルの部隊は、もしかしたら、はじめはこの敵に立ち向かおうと、すごく勢いがあったかもしれません。しかし同じことを40日間聞かされ続けた結果、だれもこの巨人に立ち向かうどころか、完全に恐れに満たされ動けなくなっていました。偽り、恐れ、それらを何度も思いの中で繰り返すことで、人はコントロールされてしまいます。巨人は40日間、恐れを与え続け、戦う前に敵を意気消沈させることに成功していました。しかしそこにダビデが現れ、見事にゴリアテを倒します!ダビデについては次回話そうと思いますが。

40日は聖書では解放のサイクルの一つです。彼らは40日間恐れのニュースを聞きすぎて、恐れに満たされ、縛られ動けなくなっていました。もし今そのような状況にあるならば、その恐れから自由になるために逆に40日間、神のみことばを宣言し、熟考する時間が必要かもしれません。みことばを聞くと自由が人生に来ます。また約束の地に入るために、主がヨシュアに最初に与えた知恵の中に、絶えずみことばを熟考することで成功すると教えました。約束の地に入り、壁を打ち破り、地を所有するためには、このみことばの熟考はとても重要な鍵になります。それは戦いの時、地が揺り動く時に、私達が右にも左にもそれないよういさせます。いつもみことばを考え、みことばによってこの現実を見る時、必ずそこに勝利があることを私達は見出します。真理が一番レベルの高い現実です。この天のリアリティーを地上にもたらすために、毎日聖書を熟考し、それらを宣言する人が立ち上がる必要があります。

どのようなニュースをきくのか?映像を見るのか?私達は自分の中に何をいれるのか?何を考えるのか?何に同意するのか?現実は現実です、しかし真理は真理です。現実や問題を無視するわけではありません。しかしそれらに勝利するための天のリアリティーが存在することを忘れてはいけません。起こっている現実、暗闇を見た時に、それに対してどのように応答するのかを決めなければいけません。恐れに対して恐れで戦うべきでしょうか?暗闇には光、恐れには信仰。私達の今日の祈り、宣言、行動、それらは恐れから来ているのか?それとも信仰からなのか?私達の行動が信仰から出ているものなのかもう一度チェックする必要があります。信仰は不可能を可能にします。


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私達は今、約束の地、向こう側へ渡る時に来ています。そこに入るにあたってこの恐れを打ち破る必要があります。「向こう側へ渡る」ことに関しては「イエスは風を叱りつけた」の記事の中で少し語りましたので後で参照してみて下さい。

同じ敵、同じ壁、同じ神の約束
下の聖書箇所を読んで下さい。この箇所はモーセが約束の地であるカナンの地に偵察部隊を送ったときの聖書箇所です。この箇所を読みながら、偵察部隊がそれぞれどのようなニュースを持って帰ってくるのかに注目して下さい。

[民数記 13:25〜33]
 四十日の終わりに、彼らはその地の偵察から戻った。
彼らは、パランの荒野のカデシュにいるモーセとアロンおよびイスラエルの全会衆のところにやって来て、二人と全会衆に報告をし、その地の果物を見せた。
彼らはモーセに語った。「私たちは、あなたがお遣わしになった地に行きました。そこには確かに乳と蜜が流れています。そして、これがそこの果物です。
ただ、その地に住む民は力が強く、その町々は城壁があって非常に大きく、そのうえ、そこでアナクの子孫を見ました。
アマレク人がネゲブの地方に住んでいて、ヒッタイト人、エブス人、アモリ人が山地に、カナン人が海岸とヨルダンの川岸に住んでいます。」

 そのとき、カレブがモーセの前で、民を静めて言った。「私たちはぜひとも上って行って、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます。」
しかし、彼と一緒に上って行った者たちは言った。「あの民のところには攻め上れない。あの民は私たちより強い。」
彼らは偵察して来た地について、イスラエルの子らに悪く言いふらして言った。「私たちが行き巡って偵察した地は、そこに住む者を食い尽くす地で、そこで見た民はみな、背の高い者たちだ。
私たちは、そこでネフィリムを、ネフィリムの末裔アナク人を見た。私たちの目には自分たちがバッタのように見えたし、彼らの目にもそう見えただろう。」

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ある偵察部隊は「確かに乳と蜜が流れている」と主が約束したことが事実であるという素晴らしい偵察結果を話しながら、そこに住む人々の強さ、壁の大きさ、ネフィリムの末裔アナク人(巨人の末裔)への恐れをもってしまい、それらの大きさに比べ自分自身をバッタに例えて表現しました。この40日間の偵察から帰ってきた偵察部隊はイスラエルの民に、この恐れのニュースをいいふらしていました。それはカレブがモーセの前で人々を静めないといけないほどでした。おそらく人々はその恐れのニュースを聞いてお互いに話し合い、また不信仰の言葉を出し始め「無理だ、エジプトに帰ろう」と言い出した人も多く居たのではないかと思います。多くの人はこのように、主の約束がわかっていながら問題の大きさ、敵の強さを分析し、その結果、無理だと思ってしまうだけではなく、それがどれほど難しいかを、まるで伝道のように人々に言いはじめてしまいます。もちろん神の約束を勝ち取るために、その約束の素晴らしさ、そして何に勝利しないといけないか、敵の詳細などしっかり分析して作戦をたてることはとても素晴らしいことです。敵の策略に対して愚かであってはいけません。しかし、約束を勝ち取るために偵察し分析した結果どのようなニュースを持って帰ってくるのか?これがポイントです。戦いはすでに始まっているのです。あなたはバッタですか?それとも神の子どもですか?

同じ現実、異なるニュース。この偵察部隊の中で、これとまったく違うニュースを持って帰ってきた部隊がいました。彼らはどのようなニュースを持って帰ってきたのか見てみましょう。

「私たちはぜひとも上って行って、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます。」

なんと信仰と勝利に満ちた大胆な宣言でしょう!気持ちいいほどにど真ん中のグッドニュースです。主がなぜヨシュアを選んだかこれだけでわかります。しかも「ぜひとも行って、そこを占領しましょう!」「必ず打ち勝つことができます!」と恐れに勝つために頑張って信仰で宣言しているというよりは、もう勝利を確信して攻め取ることしか考えていないほどアグレッシブです。彼らは別の偵察隊と同じように約束の地に入って偵察したにも関わらず、まったく違う勝利のニュースをイスラエルにもたらしました。
今必要なのはこの世代です。敵を打ち破り、神の御心を成し遂げる信仰に満ち溢れた大胆な新しい世代。エジプトの奴隷の考え方にやられていない世代。このヨシュアの世代が立ち上がる必要があります。

[ガラテヤ人への手紙 4:7]
ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人です。

なぜか主の計画は2019年と2020年の間になくなってしまったのでしょうか?主が日本や世界に語ってきた素晴らしい預言や大収穫の計画はキャンセルされたのでしょうか?不可能に思える戦い、恐れのニュース、コントロール、テロ、壁、問題、暗闇、病、そのような現実を見たり聞いたりする時に、主の約束を信じるのをやめてしまいますか?世界は揺り動いても、主の約束は一つも変わっていません。イエス様も変わっていません。今日もみことばは同じです。主の約束を信じる世代を主が探しています。現状維持で次の世代を待つか、この世代で勝ち取るのか、それを決めるのは自分です。

主は今も計画があります。モーセが約束の地に入るのが主の御心でした。この約束を見るか見ないかは、今一人ひとりが主のみことばを聞いて、ヨシュアとカレブのように信仰で大胆に立ち上がるかどうかです。霊的世界は言葉できまります。私達の行動が恐れからきているのか、本当に信仰からきているものなのかもう一度チェックするときです。恐れに打ち勝ち、大胆に信仰の宣言をしましょう!変わらない永遠的な主の約束、みことばを信じましょう!世界が揺り動く時、神の言葉の上に立つ人たちは揺り動くことがありません。それが暗闇にとっては滅びのしるしとなり、彼らはこの信仰をみて敗北していることを知るのです。エジプトで受けてしまった奴隷の考え方を捨て、恐れの霊を追い出しましょう。神の子どもとしてイエスとともに治めるときです。主は約束も権威も与えています。主は信じる人、そして私達の宣言を待っています。天使たちもみことばを待っているのです。神の子どもたちが全世界で立ち上がり、栄光を輝かせる時、暗闇は場所を失います。恐れに勝利して立ち上がる時です!

「私たちはぜひとも上って行って、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます。」民数記13:30

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